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スライスしないドライバーおすすめ20選!選び方や特徴についても!

ドライバーのティーショットで自分が飛ばしたいターゲットからはるか右に飛んでいってしまった。アイアンやウェッジでは割とまっすぐ飛ぶのに『ドライバーだけなぜかスライスが出てしまう』そんなスライサーの方はいらっしゃらないでしょうか。

ゴルフをやり始めた初心者からアマチュアゴルファーまで数多くのゴルファーがスライスに悩まされています。

  • そもそもスライスが出ない打ち方が正しく理解できていない。
  • 正しい打ち方が解っていたとしてもどうしても打ち方の悪いクセが抜けきれない。
  • “まっすぐ飛ぶ or スライスしづらい”ドライバーが欲しい。でも選び方がわからない。

今回はそんなスライサーを助ける『スライスしないドライバー』を紹介していきます。

  • スライスの原因
  • スライスしないドライバーの選び方
  • スライサー向けドライバーのおすすめ20選

この記事をしっかり読んでもらえたら、スライスをそもそも出さない打ち方が理解でき、さらに自分に最適なドライバー選びが可能になります。

大事な一打目を飾るドライバーで、スライスなしで飛ばしたい方向にまっすぐ遠くまで飛ばしていきましょう。

目次

ドライバーショットでスライスする原因

スライスが発生する直接の原因は「強烈な横回転がボールにかかる」ことです。打ち出されたゴルフボールが激しく右回転して風の抵抗を受けて右へ右へと飛んで行くのです。では、なぜボールに強烈な右回転がかかるのでしょうか。ボールに激しい右回転がかかる原因は以下のどちらかとなります。

  • アウト・インのスイング軌道でインパクトしている。(深刻度高め)
  • フェースが開いた状態である。(深刻度低め)

まっすぐ飛んでくれるドライバーをさっさと買って、スライスを極力出さないようにしていくことも大切かもしれません。ただ、どんなに高くて高性能なゴルフクラブを買ってもスライスがゼロになることはありません。

スライサー向けドライバーの力を借りてスライスを少しずつ減らしていき、さらにスライスをそもそも出さない打ち方をマスターしていくのが重要です。そのためにも、まずはスライスがなぜ起きてしまうのか押さえておきましょう。

スライスの種類は大きく分けて、”ヒッカケ系スライス”と”プッシュ系スライス”の2つがあります。この2種類のスライスをちゃんと区別して考えるのがとても大事なので1つ1つ丁寧に解説していきますので、まず自分のミスを正確に把握することを意識しましょう。

ヒッカケ系スライスの場合

ドライバーショットでスライスしてしまう原因は、言い出すと数えきれないくらい沢山あります。まずはヒッカケ系スライスの原因に迫っていきます。

ヒッカケ系スライスとは、ボールが目標よりも左に飛び出して、途中から右に曲がる球筋のことをいいます。 これは、カンタンにいうとスイングのヘッド軌道が外からボールを切るような”カット軌道”になっていることが原因となります。

今回は打つ動作そのものである”スイング”時、打つ前の準備にかかわる”アドレス”時、そしてインパクトした際の”ゴルフクラブの特性”に着目し、原因を追究していきます。
ヒッカケスライスは腕力に頼って打っている初心者の男性ゴルファーによく見られる弾道となります。

スイング

ボールに強烈な横回転がかかってしまうことでスライスが発生してしまうとお伝えしましたが、その要因になり得るのがスイングです。ここからはヒッカケスライスを引き起こすスイングの特徴を説明させていただきます。

ヒッカケスライスの原因❶:アウトサイドインの軌道

頭上からスイングヘッドの軌道をみてみましょう。その際、アウトサイドインの軌道(スイングのヘッド軌道が外からボールを切るような軌道のこと)になっていませんか。それがヒッカケスライスの第一の原因です。

これはバックスイングでクラブがインサイドに低く上がりすぎて、ダウンスイングではアウトサイドから下りてしまうのが原因で起こります。アウトサイドインでは、いくらフェース面をスクエアに戻しても右にしか飛びません。

ヒッカケスライス対策❶:クラブヘッドをVゾーンに通して、インサイドイン軌道を出す
基本の理想とされるスイング『インサイドイン(飛球線の内側から内側の軌道)』を意識することが大切です。このようにすれば、右に曲がったり、飛距離が出なかったりすることはありません。

インサイドインのスイングにするためにはゴルフで引っ掛けしないカギ”Vゾーン”内でスイングを意識しましょう。Vゾーンとは「アドレスを構えた時の球から首筋を結ぶライン」と「ゴルフクラブのシャフトの延長線を結ぶライン」の内側のゾーンのことを言います。

Vゾーンの中で振るとゴルフスイングが安定します。逆に外れるとフックやスライスなどのミスショットが出やすくなります。このVゾーンの中にクラブヘッドを通す方法については詳しく触れませんが、腕と体を同調させること、前傾角度をキープすること、トップからの切り返しで右肘を真下に下ろすことなどを意識するといいでしょう。

ヒッカケスライスの原因❷:下半身がサボって、手打ちになる
「飛ばしたい!」と思うときほど上体に力が入り、下半身の回転よりもクラブヘッドが先に球に当たってしまうので、引っ掛けを起こしてしまいます。下半身が止まると手打ちになってしまい、手首が返り過ぎることにもなります。

ヒッカケスライス対策❷:いかに脱力できるか、いかにリズムよくスイングできるか
脱力・リズムよくを意識するための最適なドリルを3つ紹介します。

①上半身の力を抜き、重力を利用する
テイクバックした姿勢をし、上から重いメディシンボールのようなものを投げてもらいキャッチする動きをしましょう。重いものを脱力した状態でキャッチする感じがつかめると、実際のスウィングでもクラブが自然にいい位置から入ってきます。要するに理想的なインサイド軌道になるということ。

②腰から動き出すイメージを持つ
上半身の力を抜くことで、下半身主導でクラブを振ることができる。トップでクラブを置いてくるイメージで腰を思い切り回す。クラブが遅れてくる感覚を身につけましょう。

③ステップ打ち
右足の位置に左足を寄せて構え、左足を踏み込みながらテークバックして打つ。下半身と上半身の動きに時間差をつける練習です。上半身に余計な力があると、ステップを踏みながら打つことはできない。上の力に頼らなくなるため、アウトサイド軌道が修正できる。

参考サイト:【スライス解決】プッシュスライスはお尻をドン。引っかけスライスはステップ打ち。「この練習で直ります」by目崎秀憲プロ(後編)

https://golfdigest-play.jp/_ct/17278193

アドレス

正しいスイングに入るために、正しいスイングを習得するために重要な”アドレス”。ゴルフでいうアドレスとは「ボールを打つ際の構え」のことを指します。つまり、クラブを持って構えるゴルフスイングの基本動作であり、スイングする前の準備だとご理解ください。

正しいアドレスができてはじめて正しいスイングができます。逆をいえば正しいアドレスができなければミスショットの発生に繋がります。それだけアドレスはそのあとのスイング・インパクト全体に関わる重要なものとなります。

では、今回はヒッカケスライスが出てしまうアドレスの原因とそれを出さない正しいアドレスの方法をお伝えしていきます。
ヒッカケスライスの原因❸:ボールに対しての立ち位置のズレ
右利きゴルファーがドライバーを打つ場合は、左足かかかとの位置にボールが来るようにアドレスすると良いのですが、それよりもボールが外側になるとインパクトでヒッカケになる可能性が高まります。(右利きの場合、やや右にズレてアドレスしてしまっているケース)

ヒッカケスライス対策❸:正しい位置(かかとの位置)にボールを置きましょう
ここはシンプルに基本に従いましょう。

ヒッカケスライスの原因➍:右肩が前に出た状態での構え
右肩が前に出た状態で構えている(右肩が前に出てしまうと、振り上げるスペースがなくなってしまうのでアウトサイド軌道でしかスイングできなくなります。
原因はいくつかあり、右手が下になっている(右打ちの場合)、目標方向を見ようとして上体が正面を向いてしまう、などが考えられます。ゴルフ初心者にもっとも多いアドレスのミスの一つです。

ヒッカケスライス対策➍:肩・腰・膝がターゲットラインと平行にし、スペースを生む
アドレスでは必ず肩・腰・膝がターゲットラインと平行、もしくは少しクローズ(右肩を後ろに引いた状態)でスイングしましょう。右側にスペースを作ることで正しい位置へ振り上げてインサイド軌道で振ることができます。

スライスが出てしまった時などは無意識で右肩が前に出ている可能性があるので、アドレスで必ず肩のラインをチェックしてみてください。

さらに、アドレスで構えた後は顔を上げてターゲットを見ないようにしましょう。顔を上げて目標を見ると体が起き上ってしまうので自動的に右肩が前に出てしまいます。アドレスが完成したら、顔を軽く横に向けて目だけでターゲットを最終チェックしましょう。

ゴルフクラブ

ここまでアドレス・スイングについてお伝えしてきましたが、どんなに姿勢を良くしても綺麗なスイングを意識してもスライスが出てしまう時があります。それは、「ゴルフクラブの握り方が悪い」ことが原因となります。

では、ここからはヒッカケスライスが出てしまうクラブの握り方(グリップ)の原因とそれを出さない正しいグリップ方法をお伝えしていきます。

ヒッカケスライスの原因➎:ウィークグリップ
ストロンググリップと逆の握り方の浅いウィークグリップだと構えた時からフェースが空いた状態になりますので、ボールが右に飛んでいきやすくなります。

ウィークグリップかどうかのチェックは、自分から見て左手の拳(ナックル部分)が1〜2個見えている形になっていればウィークグリップと判断しましょう。ウィークグリップになればなるほどフェースが開きやすく、ボールは右に飛びやすくなります。

2個半〜3個程度見えていればスクウェアグリップ。3〜3個半くらい見えればストロンググリップと呼びます。ストロンググリップになればなるほどボールは左に飛びやすくなります。

ヒッカケスライス対策➎:ストロンググリップを意識しましょう
グリップがウィークになっていれば、拳の見える度合いを大きくしてストロンググリップの要素を強くしましょう。インパクトにかけてフェースも開きにくくなり、ボールをつかまえやすくなるのでスライスも止まります。力も入りやすくなるので当たり負けでグリップがブレてしまうことも防げるでしょう。

また、親指と人差し指はしっかりくっつけて握ってください。親指・人差し指を離して握ってしまうとグリップが手の中でグラついてしまうので、打点が安定しません。必ず親指・人差し指を着けて握ってください。

【ストロンググリップを意識する際の注意点】

手首の返しすぎにも注意しましょう!スライスしたくないためにストロンググリップを意識し、さらにリストを返しすぎると、今度はフェース面が閉じてしまうので、ゴルフボールが左方向に飛んでいってしまいます。

フック回転がかかっていますのでさらに曲がってしまいます。グリップした状態で両手を前にスッと伸ばしゴルフクラブのヘッドが顔の真正面くらいまでくるように構えてみましょう。その際、ちゃんとフェース面が地面に対して垂直に上を向いていればOKです。

プッシュ系スライスの場合

つづいて、プッシュスライスの原因を解説します。

プッシュスライスとはインパクト直後からターゲットより右方向へ打球が飛び出し、そこからさらにスライスしながら右方向へ着弾する球筋のことをいいます。いわゆる”ドスライス”です。コースの軌道をみて狙って打ったならいいですが、ミスショットだと右へのOBも出やすくなるためとても厄介です。

プッシュスライスは振り遅れがちな方によく見られるミスとなります。
ここも先ほど同様、”スイング”、”アドレス”、”ゴルフクラブ” 3つの項目ごとに解説していきます。

スイング

ここからはヒッカケスライスを引き起こすスイングの特徴を説明させていただきます。

プッシュスライスの原因❶:インサイドアウト軌道
インサイドアウト軌道(ヘッドが内側から外に出るような軌道のこと)になっている方はプッシュ系スライスになりがちです。この軌道になってしまうと、インパクトでフェースが右を向き、開いた状態で当たるため、自然とスライスが起こる横スピンがかかってしまうわけです。

プッシュスライス対策❶:お尻でドンと押すイメージで打つ
プッシュの人の特徴としてお尻が前に出てしまうと前回お話しました。お尻が出ないためにキャディバッグを背中側に置いて、ダウンでお尻をバッグに当てるように動かします。

お尻を後ろ側に下げるようにダウンスウィングすると前傾角度がキープしやすくなり、身体の回転がスムーズになるので、身体の正面に腕が通るスペースができ、手元が浮くのを防げられます。

プッシュスライス対策❶´:両つま先を少しだけ開いて構える
両つま先を開いておくと、体の回転がスムーズになります。プッシュ防止の条件はボールをつかまえることが大事です。体が回り続けると、ナチュラルなインサイドイン軌道になり、プッシュスライスを防ぐことができます。

プッシュスライス対策❶":フォローでクラブを体の正面に持ってきましょう
軌道が正しくインサイドインになっていればフォローでクラブは体の正面に収まっています。フォローでバランスを崩さずに身体の正面から手が外れないように意識してフィニッシュの姿勢を美しく保ちましょう。

※番外編:アドレスチェック棒を使ったスイングチェック
正面のベルトの穴2つに棒を挟んで軌道をチェック(スタンス棒をベルトの穴に通して、棒の前を腕が通るか確認。棒の内側にクラブが下りればクラブが寝ている証拠。体の回転を止めずに、回転に同調させながらつねに棒の前にクラブがある状態をキープさせられます。)

参考サイト:【スライス解決】プッシュスライスはお尻をドン。引っかけスライスはステップ打ち。「この練習で直ります」by目崎秀憲プロ(後編)

https://golfdigest-play.jp/_ct/17278193

アドレス

プッシュスライスの原因❷:猫背になりすぎていること
アドレスした際の姿勢が猫背になりすぎていることにより、身体の捻転不足・手打ちを引き起こします。

プッシュスライス対策❷:背筋をピンと伸ばして、そのままアドレスに入りましょう
堂々とした背筋が伸びている姿勢を意識してスイングするとしっかり捻転できますので、手打ちが防げてスイングの軌道も安定しますので、バックスイングでクラブをインに引き過ぎることもなくなります。

ゴルフクラブ

プッシュスライスの原因❸:ウィークグリップ
ヒッカケスライス同様、ウィークグリップが原因となりプッシュスライスも起こります。ウィークグリップかどうかのチェック方法を再度お伝えします。

  • 左手の拳(ナックル部分)が1〜2個見えている形:ウィークグリップ
  • 2個半〜3個程度見えている形:スクウェアグリップ
  • 3〜3個半くらい見えている形:ストロンググリップ

プッシュスライス対策❸:より強めなストロンググリップを意識しましょう
「ヒッカケスライスの場合は、ストロンググリップを意識しましょう」とお伝えしてきましたが、プッシュスライスが起こりがちなプレーヤーは拳の見える度合いをさらに大きくしてストロンググリップの要素を強くしましょう。

それはなぜかというと、プッシュスライスのミスショットの軌道は、”インパクト直後からターゲットより右方向へ打球が飛び出し、そこからさらにスライス”するといいました。そして、プッシュスライスを引き起こす原因はアドレス・スイングにもあると伝えました。

つまり、多少手首を返しかぶせ気味で打ったとしてもインサイドアウト軌道になるため、結果的にはちょうどターゲット方面に飛んでくれます。ただし、やりすぎはフックを引き起こしたり、飛距離も伸びなくなりますので注意しましょう。

スライスしないドライバーの選び方とは?

ここまでスライスする原因と改善策について触れてきましたが、アドレスやグリップならまだしも、スイングについては一度ついた癖を直すのは至難の業でしょう。ここからは日本のゴルフ界が誇るブランド各社の最先端のAI技術、革新的かつ独自のテクノロジーに迫ります。

スライスしづらいドライバーもたくさん出てますが、ブランド各社がいろいろなメリットを打ち出しているため「どのような機能やテクノロジーに着目すればいいのかわからない」という声を聞くことも多いです。そのため、ここからはどんな機能・テクノロジーに着目しドライバーを選んでいけばよいか順番に説明していきます。

ドローバイアスで選ぶ

ドローバイアスとは、クラブのフェース角や重心角をドローが出やすいように調整したものをいいます。これは通常よりもボールがつかまりやすくなり、スライスを防止する効果があります。ただし、ドローバイアスにはメリット・デメリットも両方あります。

メリットとしては、普通に打つことができれば例外なくドロー回転のかかったボールが打てるという点です。その一方デメリットとしては、スイング中にフェースが開く動きには敏感で、開きが大きくなってしまうことが挙げられます。

スイング中に大きなエラーが起きないようにして、クラブの特性を活かすのがドローバイアス設計のヘッドを活用するコツです。

【使いこなせる正しい振り方】

  • フェースの向きやスクエアグリップをキープする意識をもってスイングしましょう。
  • バックスイングではフェースをやや下に向けましょう。

重心角度の大きさ

重心角度の大きさ選びは、引っかけスライスとプッシュスライスで真逆の特徴がありますので気をつけて選ぶ必要があります。

●引っかけスライスには重心角度が大きいモデルを選びましょう
クラブ選びでは、ヘッドのターンが穏やかになる重心角度が大きいモデルが最適です。引っかけスライスではインパクト時にフェースが左を向いている(ヘッドが返り過ぎている)状態だから発生するミスとなります。

だからこそヘッドのターンを抑えることができる『高慣性モーメント・重心距離の長いクラブ』を選びましょう。
それだけでなく少し重めのクラブにすると、腕力がある人にありがちな”腕の力だけで振る”ことを抑え、引っかけスライス特有のインサイドアウトのスイング軌道も軽減しやすくなります。

●プッシュスライスには重心が短くてつかまるモデルを選びましょう
インパクトでフェースをターンさせやすい重心角度が狭いモデルがオススメです。こちらは引っかけスライスの逆で、ボールがまず右に飛んでしまう(ヘッドを返しきれずにフェースが開いたままの)状態だから発生するミスとなります。また、シンプルですがフックフェースのモデルも効果を期待できます。

ここまでお伝えしてきたように、重心角度の大きいタイプと狭いタイプのクラブとで効果は真逆となります。本当は引っかけスライスを抑えたいのに選んだクラブ特性によってはプッシュスライスが止まらなくなってしまう…なんてこともあるのでご注意ください。

重心距離が短いヘッド


重心距離とは、シャフトの中心線から、フェース面上の重心までの距離のことです。

スライスに関わる部分をお伝えすると、重心距離が短いほどつかまりが良くスライス軽減に役立ち、長いほどつかまり難いです。重心距離40mm以下のドライバーは、フェースが返りやすく、インパクトの瞬間にフェースが開きにくくなるため、つかまりが良くスライス軽減が期待できます。

ここ数年発売されたドライバーの重心距離の平均は38ミリ前後といわれていますので、それよりも重心距離が短いドライバーをチョイスするといいでしょう。

ウェイト調節機能

スライスしないドライバー選びでもう一つ欠かせないのが、ウェイト調節機能となります。ドライバーのヘッドに搭載されたウェイトを前後左右に細かく移動させたり、トゥ側やヒール側など好きなところにつけたり外したりさせることで、重心位置を可変させるという仕組みです。

弾道を調整するために、重心位置・重心距離を調整するというチューニングのひとつとして生み出された機能でしたが、ツアープロの愛用するゴルフクラブにも多く搭載された機能となります。

キャロウェイシリーズを例にしてみますと、グレート ビッグバーサ、GBB EPIC、EPIC FLASH STARなどにも搭載されている調節機能であり、松山英樹が使い始めたことにより、注目度が高まりました。

●ウェイトを真ん中に配置した場合:ドローが出やすくなる
”スライスしない”、”まっすぐ飛ぶ”を売りにしているドライバーであれば、もともとつかまりの良さを追求しているため、ウェイトを真ん中に配置していても、ドローボールが打ちやすいでしょう。

●ウェイトをヒール側に移動した場合:さらにドローが出やすくなる
さらに、ドローボールが打ちやすくしたい方にはおすすめです。重心距離が短くなりドライバーヘッドを返しやすくなり、つかまりが良くなるのが特長です。抑えておきたいのは、スイートエリアはヒール側に集中するところと、注意しないとチーピンが出る可能性があるところです。

●ウェイトをトゥ側に移動した場合:フェードが出やすくなる
ヒール側に対して、トゥ側にウェイトを置くことで、フェードボールが打ちやすくなります。重心距離が長くなった分、ドライバーヘッドは返りづらくなり、つかまりを抑えられる効果があります。抑えておきたいのは、スイートエリアはトゥ側に集中するところと、プッシュスライスが出る可能性が高まるところです。

ロフト角の大きさで選ぶ

ロフト角の大きさもスライスさせないためには大事な要素となります。ロフト角が大きいクラブであるほど、スライスはしにくくなります。ショートアイアンはつかまりやすく上手に打てるけど、ドライバーだとスライスなどのミスが多いというゴルファーは多いのではないでしょうか。

その理由はシンプルで、番手が下がるにつれてロフト角が大きくなるため。つまり、ショートアイアンの方がドライバーよりもロフト角が大きいからです。上記の理由からドライバーもロフト角が大きいと球がつかまりやすくなります。

弾道が高すぎるなど別の悩みがなければ、ロフト角が大きめのドライバーにしてスライスを軽減するのも一案でしょう。ヘッドスピードやスイングタイプ、持ち球などにもよりますが、スライサーの人にはロフト角10度以上がおすすめです。

フェースターンしやすいヘッド形状で選ぶ

フェースターンのしやすさを意識することでもスライスは減らせます。選ぶポイントを見ていきましょう。

●プッシュスライスを抑えたい方:フェースターンのしやすいドライバーを選びましょう!
フェースターンのしやすいドライバーなら、フェースが十分に返らないことが原因のプッシュ系スライスを防止できます。

ヘッド形状に工夫を凝らし、スライサー向けにフェースターンがしやすいように開発されたドライバーも多くなってきています。そうしたドライバーなら、普通に打てば自然とヘッドが返るので、一般のドライバーに比べてスライスが出にくくなります。

機能面だけでなく、ヘッドの小さく重量も軽めのドライバーを選んでも良いでしょう。小ぶりのヘッドであれば、ヘッドの返りがスムーズでボールはつかまりやすくなります。

シャフトの硬さで選ぶ

初心者ゴルファーの多くは”シャフトまで気にしていない”、よくわからないから”標準シャフトのままでいいや”という方が多いのではないでしょうか。スライスになる原因として意外と大事な『シャフトの硬さ』についても触れていきます。

スライスになる原因の一つとしてシャフトの硬さとヘッドスピードの速さがマッチしていないことが挙げられるのはご存じでしたでしょうか。ヘッドスピードにシャフトがついていけていないためにスライスが発生します。

瞬発的な力なので体格に関係なくスピードを出せてしまいます。そのため、ドライバー選びの際はしっかりとヘッドスピードも測定してみることをおすすめします。ヘッドスピードに対して最適なシャフトの硬さは以下を目安としてください。

シャフトの硬さヘッドスピード
Rシャフト40m/s 前後
SRシャフト43m/s 前後
Sシャフト46m/s 前後
※シャフトの硬さを選ぶ場合、ヘッドスピードが基準になります。

ヒッカケスライサー向け スライスしないおすすめドライバー10選

ここまでスライスの種類や原因、スライス防止のためのさまざまな機能やドライバー選びのコツを説明してきました。
ここからは、国内外問わず有名なゴルフメーカーによるスライスをしない機能や最新テクノロジーが満載のイチオシドライバーを紹介していきます。

ヒッカケスライサー向けドライバー、プッシュスライサー向けドライバーをそれぞれ順番に紹介していきます
ので、ご自身のお悩みに合わせて最適なドライバー選びに役立ててください。

PING 2019 G410 PLUS ドライバー

弾道調整機能搭載の高弾道でブレずに飛ぶ『G410 PLUS』は、スライサーであれば可変式弾道調整ウェイトをドローポジション(ヒール側)に持ってくればさらにブレず、求める直進性のある弾道に近づけることが可能になるドライバーです。

その直進性に「まっすぐに飛びます。今までスライスに悩まされていたのがウソみたい」という購入者の声もあがっているほどです。初心者からパワーのある中級者まで幅広く重宝できます。

メーカーPING
製品名PING 2019 G410 PLUS ドライバー (Fujikura Speeder 569 Evolution6装着) 日本正規品
ロフト角/ライ角(9°/59.5°)
(10.5°/59.5°)
(12°/59.5°)
長さ45.75インチ
重さ約293g
10.5°(R)/約298g 9°(S)/約302g
10.5°(S)/約302g 10.5°(SR)/約300g
ヘッド体積460cc
シャフトFujikura Speeder 569 Evolution6

PING(ピン) G425 MAX ゴルフ ドライバー

PING史上最もブレないとうたわれている飛びのG425 MAX 2020年モデルは、3つのウェイト・ポジションが搭載された弾道調整機能が更に進化してます。また、極薄クラウン設計により、究極の深低重心を実現してます。

PING独自の熱処理で生まれた高強度・極薄のFORGED T9S+チタンフェースが、最大初速を生み出し、新たな飛びを可能にします。

スライスを抑えたい、フェード軌道を打てるようになりたいと感じる初心者~中級者にはおすすめのモデルとなります。

メーカーPING
製品名PING(ピン) G425 MAX ゴルフ ドライバー PING TOUR173-65 2020年モデル メンズ
ロフト角/ライ角(9°/59.5°)
(10.5°/59.5°)
(12°/59.5°)
長さ45.25インチ
重さ9°(S)/約313g
10.5°(S)/約313g
ヘッド体積460cc
シャフトPING TOUR173-65

TAYLOR MADE(テーラーメイド) ドライバー M2 ドライバー 2017年モデル

高い打音が独特のテーラーメイドM2モデルは、2017年発売の古いタイプですが、飛距離性能に加え、方向性の調整もきく安定感抜群のドライバーとなります。

カーボンシャフト(S)、ロフト角 9.5°なので、中級者~上級者でヘッドスピードの速い方には最適な商品となります。たまに出るスライスで距離を落ちる方や、直進性を求めるパワーヒッターにはおすすめです。

メーカーテーラーメイド
製品名TAYLOR MADE(テーラーメイド) ドライバー M2 ドライバー 2017年モデル TM1-217 メンズ B1880609 右利き用 ロフト角:9.5度 番手:W#1 フレックス:S
ロフト角/ライ角(9°/58°)
(10.5°/58°)
(12°/58°)
長さ45.75インチ
重さ約298g
ヘッド体積460cc
シャフト‎TM1-217

テーラーメイド(TAYLOR MADE) ドライバー M6 ドライバー

テーラーメイド人気のMシリーズ6代目のモデルは、ヘッドの反発係数をルール上最大限にチューニングする新技術「スピードインジェクション」がボール初速を上げ、飛距離性能向上を実現します。

また、ゴルファーの打点傾向から生み出された「ツイストフェース」で弾道のバラつきを低減し、「飛距離」と「直進性」を高いレベルで生み出せますので、スライサーにはおすすめモデルとなります。

ソールにグラファイト・コンポジットを採用したことで46gの大きなウェイトを配置することができ、慣性モーメントが高まる低・深重心の設計を実現している点から見ても、ヒッカケスライスを出したくない方におすすめのギアとなります。

メーカーテーラーメイド
製品名テーラーメイド(TAYLOR MADE) ドライバー M6 ドライバー
ロフト角/ライ角(10.5°/58°)
長さ45.75インチ
重さ約297g
ヘッド体積460cc
シャフトFUBUKI TM5 2019

テーラーメイド(TAYLOR MADE) ドライバー M GLOIRE ドライバー 2018年モデル

テーラーメイドのテクノロジー「ツイストフェース」&「ハンマーヘッド」を搭載したグローレは、スライサーには評判高いモデルです。

ゴルファーの打点傾向から生み出された「ツイストフェース」で弾道のバラつきを低減し、「飛距離」と「直進性」を実現しています。また、適切に配置されたドローバイアスウェイトとバックウェイト、大きな重心角を持つドライバーのため、ボールの掴まりが良く、低重心で高弾道が打てて、MOIが大きくミスに強くなってます。

簡単にボールをつかまえたい、スライスを抑えて飛距離を出したい方にはおすすめです。新機種に比べて値段も抑えられているので初心者の方からも購入が多いモデルとなってます。

メーカーテーラーメイド
製品名テーラーメイド(TAYLOR MADE) ドライバー M GLOIRE ドライバー 2018年モデル カーボン メンズ
ロフト角/ライ角(11.5°/59°)
長さ46インチ
重さ約273g
ヘッド体積460cc
シャフトSpeeder EVOLUTION TM/シャフトトルク:5.2/キックポイント:先中調子/バランス:D4

TaylorMade(テーラーメイド) ステルス STEALTH HD DR TM50

2022年モデルのテーラーメイド「ステルスHDドライバー」の特徴は、ヘッド部分の素材に軽量の60層のカーボンを採用しており、さらに±2°のロフト角調整も可能なロフトスリーブを搭載しているため、スライスを抑えボール初速も実現できるところです。

また、スライサーには嬉しいハイドローバイアス設計により、軽くしたフェースの余剰の重量をヘッドのヒール部分に設置しているため、普通のドライバーならばミスショットになってしまうようなフェース下部でのインパクトでも、無駄なスピンを抑えて、ボール初速も維持できる点が素晴らしいところです。

「今までスライスしていたのがウソのようにストレートボールに変わって驚いている」というユーザーからの好評もあるテーラーメイドの傑作品で、初級者から上級者まで幅広く重宝できます。

メーカーテーラーメイド
製品名TaylorMade(テーラーメイド) ステルス STEALTH HD DR TM50 ゴルフ ドライバー TENSEI RED TM50 2022年モデル メンズ
ロフト角/ライ角(9.0°/56°)
(10.5°/56°)
長さ45.75インチ
重さR:295.9g/ S:300g/ SR:298g
ヘッド体積460cc
シャフトTENSEI RED TM50 (22)

キャロウェイ (Callaway) ドライバー GREAT BIG BERTHA EPIC SUB ZERO

異次元の飛びを生み出すジェイルブレイクテクノロジー(クラウンとソールをつなぐ2本のチタン柱をフェースの内側近くに配置した)を採用したGREAT BIG BERTHA EPIC SUB ZEROシリーズは、インパクト時におけるクラウンとソールの上下方向へのたわみを抑制することでエネルギーロスを軽減させることが可能なバランスの良いモデルです。

また、ソール部にはアジャスタブルウエイトシステムを搭載しており、2つのウエイトを入れ替えることでスピン量・打ち出し角・慣性モーメントの調整ができます。

加えて、ネック部分にはアジャスタブルホーゼルも搭載しており、ロフト角(-1度、スタンダード、+1度、+2度、の4通り)とライ角(D:球が捕まる、N:球の捕まり過ぎを抑える、の2通り)調整も可能になっています。
ライ角の調整により、ヒッカケスライスの方もプッシュスライスの方も直進性を増すことができます。

自分のスライスの原因がなんだかよくわかっていない方でも安心できるモデルとなっております。

メーカーキャロウェイ
製品名キャロウェイ (Callaway) ドライバー GREAT BIG BERTHA EPIC SUB ZERO ドライバー Speeder EVOLUTION for GBB メンズ 42229064A337 右利き用 ロフト角:9.0度 番手:W#1 フレックス:S
ロフト角/ライ角(9.0°/56.5°)
長さ45インチ
重さ約306g
ヘッド体積460cc
シャフト‎Speeder EVOLUTION for GBB

キャロウェイ(Callaway) ドライバー MAVRIK MAX 2020年モデル

AIの進化で、飛びもやさしさも型破りな領域になり、幅広いゴルファーに安定した飛びをもたらすMAVRIK ドライバーは、AIが生み出したFLASH フェースで驚きのボール初速を実現します。MAVERICKの「型破りな」という意味の通り、驚愕な飛びとやさしさを兼ね備えた、型破りなドライバーです。

スライサーにとって嬉しいところは、余剰重量を生み出し、適切な重量配分をしてくれるトライアクシャル・カーボンクラウン、ソール後方にウェイトスクリューを搭載して慣性モーメントを増大してくれるところです。ネックには球筋を調整できるアジャスタブルホーゼルも装備しているため、自身の癖に合わせて、スライス克服を助けてくれます。

メーカーキャロウェイ
製品名キャロウェイ(Callaway) ドライバー MAVRIK MAX 2020年モデル メンズ 【カタログ純正シャフト装着モデル】
ロフト角/ライ角(9.0°/59°)
長さ45.75インチ
重さ約306g
ヘッド体積460cc
シャフトDiamana 40 for callaway/カーボン /シャフトトルク6.3/中元調子

ヤマハ inpres UD+2 2019

2019年モデルの ヤマハ 19インプレス UD+2は、包み込むような爽やかな見た目が特徴で、ミスにも強くスライサーに安心感を持たせてくれるモデルとなってます。

飛距離を求めるアベレージゴルファーに向けて、明らかに体感できる飛びに加え、構えやすさや振りやすさ、当たりやすさ、爽快な打音などの“安心感”をコンセプトとしてます。テクノロジーの3要素である「ルール限界に迫る反発性能」「スーパー重心設計」「高初速ロフト設計」などの搭載が安心感を実現してくれます。

高い直進性とヘッドスピードに自信のない方でも格段に飛距離が伸びるドライバーとなってます。

メーカーヤマハ
製品名キャロウェイ(Callaway) ドライバー MAVRIK MAX 2020年モデル メンズ 【カタログ純正シャフト装着モデル】
ロフト角/ライ角(9.0°/61°)
(10.5°/61°)
長さ45.75インチ
重さR:279g/ S:286g/ SR:281g
ヘッド体積460cc
シャフトTMX-419D

YAMAHA(ヤマハ) 22 RMX VD59ドライバー

2021年発売のYAMAHA(ヤマハ) 22 RMX VD59ドライバーは、ルール上限の慣性モーメントを有するドライバーとなっており、「圧倒的な直進安定性を全てのゴルファーに」を謳い文句に、とにかく曲がりに強い高直進性のドライバーを実現させています。

特徴として重心距離が長く球も高めに打ちあがり、さらに慣性モーメントが変わらない調整機能搭載しているため、安定した飛距離が欲しい方にはおすすめのモデルとなってます。

メーカーヤマハ
製品名YAMAHA(ヤマハ) 22 RMX VD59ドライバーオリジナルシャフト ゴルフ ドライバー Diamana YR 2022年モデル
ロフト角/ライ角(9.0°/59°)
(10.5°/59°)
長さ45.5インチ
重さR:295g / S:299g / SR:297g
ヘッド体積460cc
シャフトDiamana YR

プッシュスライサー向け スライスしないおすすめドライバー10選

ここまでヒッカケスライサー向けドライバーについて触れてきました。ここからはプッシュスライサー向けのスライスしないおすすめしないドライバーを10種類厳選してお伝えしていきます。

ピン G425 SFT

つかまえて飛ばすことが可能な G425 SFT(ストレート・フライト・テクノロジー)ドライバーは、重心設計がヒール寄りになっているため、ボールがつかまりやすく右へのミスを軽減するために開発されたドロー設計ヘッドになっています。

また、ダウンスイング中に発生するヘッド後方部の空気抵抗を抑制し、余分な振動を抑えてインパクトゾーンでヘッドが安定するヘッドが走るVORTEC(ボーテック)テクノロジーを採用してます。

SFT史上最も安定して叩けるヘッドへと進化してますので、プッシュスライスを減らすことができます。さらに、ヘッド後方部に高比重ウェイトを搭載することで、前作を約5%上回るSFT史上最大MOIを実現することもできますので、細かくカスタマイズして自然なスイングで限りなくスライスを減らしていきたいプレーヤーには最適です。

メーカーPING
製品名PING(ピン) G425 SFT(エスエフティ) ドライバー PING TOUR 175-75 カーボンシャフト 10.5度 メンズゴルフクラブ 右利き用 FLEX-R
ロフト角/ライ角(10.5°/59.5°)
長さ45.75インチ
重さR:約289g
ヘッド体積460cc
シャフトD0(ALTA J CB SLATE

タイトリスト TS1

TS1 ドライバーは、極限までスピードシャーシを軽量化し、クラブ全体でスピードアップを追求したシニア向けではない軽量クラブです。

スライサー向けに、Ultra-Thinチタンクラウンと超精密高初速フェースの採用によって、さらに最適な重心設計が可能になってます。究極のボールスピードに加え、打ち出し角とバックスピンを最適化させることで、プレーヤーが求めるビッグ・ドライブを実現することが可能です。

ヘッドスピードに自信のないプッシュスライサーの方でも適度なシャフトの硬さとヘッドバランスによって真っすぐ前に打ち出しやすくなります。270g台のスペックからは予想出来ない振り心地と弾道を実現します。1球打てば良さが分かるドライバーなのでぜひ一度試してみてください。

メーカーTITLEIST
製品名TITLEIST(タイトリスト)ドライバー【カタログ純正シャフト装着モデル】TS1ドライバーT-DIAMANA50S10.5カーボンメンズ644RTD5S10右ロフト角:10.5ヘッド体積(製法):460cc(鋳造)フレックス:S
ロフト角/ライ角(10.5°/59°)
長さ45.75インチ
重さS:約275g
ヘッド体積460cc
シャフトT-DIAMANA50S

キャロウェイ ローグ ST MAX-D

キャロウェイ ローグシリーズのなかでも『ST MAX-D』は、右へのミスを徹底的に減らしたい人へおすすめのドライバーです。AI設計のFLASHフェースSS22やNew JAILBREAK AIスピードフレームなどの最先端の技術でオフセンターヒット時のスピン量と打ち出し角を補正し、安定した方向性と飛びが実現できます。

元々つかまりの良いローグのつかまりを重視したDタイプとなってます。つかまりすぎによるひっかけに注意が必要だが、プッシュスライスによるOBに困っている人にとっては頼れるクラブとなります。

メーカーキャロウェイ
製品名キャロウェイ(Callaway) ドライバー ROGUE ST MAX D DRIVER メンズ
ロフト角/ライ角(9.0°/60°)
(10.5°/60°)
(12.0°/60°)
長さ46.0インチ
重さS:約307-310g/SR:約305g/R:約304g/
ヘッド体積460cc
シャフト‎VENTUS 5 for Callaway/中調子

ブリヂストン B2

プッシュアウトとドロップに効くブリヂストンのB2ドライバーは、進化したテクノロジーを搭載していて、B2独自設計 D.B.D ドローバイアスデザインや重心アングルとヨコ慣性モーメントをさらに大きくしてオートマッチクなつかまりと、ブレないヘッドでまっすぐ遠くへ飛ばすことができます。

重心アングルを意識して作られたドライバーだけあって真っすぐなインパクトをしやすくつかまりが良いです。さらにバックスピンも適度に入るのでドロップで距離をロスしている人は距離を大幅に伸ばせる可能性もあります。

メーカーBRIDGESTONE
製品名BRIDGESTONE(ブリヂストン) 21年 B2 ドライバー 【カタログ掲載シャフト装着モデル】 2021年モデル
ロフト角/ライ角(9.5°/59°)
長さ45.25インチ
重さS:約298g
ヘッド体積460cc
シャフトDiamana BS50

ダンロップ XXIO 11

自然なスイングでミート率もアップすると定評のあるダンロップ XXIO 11モデルは、ヘッド、シャフト、グリップ全体で重量バランスを設計するため、理想的なスイングを創り出してくれます。

正しい向きでインパクトしやすくつかまりが良いので、ドローボールが打ちやすいのが特徴で、実際に購入した人の声として「振りやすくて使いやすい上に飛距離アップした」という意見も多く、中にはリピート購入する方もいるくらい非常に打ちやすいスライサー向けドライバーとなります。

メーカーDUNLOP
製品名DUNLOP(ダンロップ) ゴルフ ドライバー XXIO11 ゼクシオ イレブン 【カタログ純正シャフト装着モデル】 MP1100 シャフト カーボン メンズ 右 ネイビー ゴルフクラブ
ロフト角/ライ角(10.5°/59°)
長さ45.75インチ
重さR:280g
ヘッド体積460cc
シャフトMP1100カーボン

テーラーメイド 2023 BRNR ミニドライバー

USA直輸入モデルで、数量限定のBRNR MINI ドライバーが2023年発売されました。

テーラーメイドのミニドライバーとしては初の可変式ウェイトを搭載したモデルで、高さやスピン量など弾道調整が可能になります。フェースは「ZAチタン ツイストフェース」を採用しており、寛容性が高くフェアウェイウッド感覚で打つことができるドライバーです。あまり経験したことのない感覚を味わえます。

ヘッドが小さい為、どこに当たっても飛ぶというモデルでは無いです。しかしながら、短いシャフト・振りやすいヘッドでフェースの芯付近に当てやすく、フェースの角度も操作しやすいのでプッシュスライスが出ても修正がしやすいところが特徴です。

コントロール性を重視しつつ、飛距離も出したいアスリートゴルファーを中心に、今までヘッドが大きめのドライバーしか経験したことがない中級者から上級者、ツアープロまでおすすめしたいクラブです。数量限定発売となりますので、見つけたらGETしておきたい一品となります。

メーカーテーラーメイド
製品名テーラーメイド 2023 BRNR ミニドライバー メンズ 右用 304cc 43.75inch ProForce65装着 USA直輸入品 TAYLORMADE バーナー MINI DRIVER 11.5/R
ロフト角/ライ角(11.5°/57-61°)
(13.5°/57-61°)
長さ43.5インチ
重さS:約327g/SR:約325g
ヘッド体積304cc
シャフトUST Mamiya PROFORCE 65 M40X JP SPEC

ホンマゴルフ ビジール535

飛距離よりも安定性を求める方向けの『Be ZEAL535ドライバー』は、性能を五感で感じることができる「トータルバランス設計」をコンセプトにしています。

スライサー向けの機能として嬉しいところは、ヘッドのつかまりを重視した設計です。ソールのヒール寄りに7gのウエイトビスを装着することにより、重心アングルを大きくすることにより、見た目がよいストレートフェースでもしっかりと球をつかまえられるようになります。

安定した100切りをしたい初心者から中級者のゴルファーには最適で、飛距離性能よりも扱いやすさや安定性を重視している設計となりますので、ミスを大きく減らしスコアを伸ばしたい方は購入を検討してみてください。

メーカー本間ゴルフ
製品名本間ゴルフ Be ZEAL ビジール 535 ドライバー VIZARD for Be ZEAL 2006013751
ロフト角/ライ角(9.5°/59.5°)
(10.5°/59.5°)
長さ45.75インチ
重さS:約296g/SR:約295g/R:約292g
ヘッド体積460cc
シャフトVIZARD for Be ZEAL

プロギア RS 5

反発力で有名だが重心設計も優れたメーカーのプロギアが誇る『RS 5』シリーズは広さと強さを兼ね揃えたWコアヘッドで、無敵の飛距離を叩き出すを謳い文句に人気とコスパの高いモデルとなってます。

日本のメーカーらしく日本人が使いやすいようにつかまりが良い重心アングルで作られていて、実際に打ってすぐに体感できる程つかまりが良いです。状態の良い中古品も多く販売されているモデルとなってますので、初心者でスライスが出始めた方向けには最適なモデルといえます。

メーカープロギア
製品名プロギア RS RS5 ドライバー Diamana FOR PRGR SILVER 2006228013
ロフト角/ライ角(9.0°/60°)
(10.5°/60°)
(12.0°/60°)
長さ46.0インチ
重さS:約307-310g/SR:約298g/R:約304g/
ヘッド体積460cc
シャフトDiamana FOR PRGR SILVER

ブリヂストン「TOUR B JGR ドライバー」

ブリヂストンが提供する革新的なテクノロジーを結集させた『TOUR B JGRドライバー』は、プッシュスライサーにとってもおすすめのギアとなってます。

機能面でいうと、ブーストパワーテクノロジーでクラウンのたわみを生み出し、高初速・高弾道を実現します。それだけでなく、従来モデルからより洗練されたパワーミーリングというフェース構造で、低スピン効果がはたらき、直進性も生み出すことが可能になります。

ユーザーからの声として「やわらかくて吸い付く感じ、ミスになりにくいクラブ、高い弾道で飛ばせる」などの声があるため、ミスを減らしていくなかでも飛距離や安定した高弾道を出したいゴルファーには最適なモデルとなります。

メーカーブリヂストン
製品名ブリヂストン TOUR B JGR ドライバー Speeder 569 EVOLUTION Ⅳシャフト
ロフト角/ライ角(9.5°/59°)
(10.5°/59°)
長さ46.0インチ
重さS:約296g
ヘッド体積460cc
シャフトSpeeder 569 EVOLUTION Ⅳシャフト

ONOFF DRIVER AKA(MP-522D)

2022年発売モデルの『ONOFF DRIVER AKA 522D』は、最速ボールスピードでまっすぐ飛ばせるところが強みのドライバーです。また、そのほかロフト角/ライ角についても割と広めの作りになっているため、初心者のプッシュスライサーにもぴったりの一品となります。

スライスを徹底的になくしていきたい方には、別売のウエイトスクリューを購入し、ポジション調整を行うことで、ヘッド重心をチューニングすることができます。ソール側にウェイト比重を置き、スライスを抑えて直進性を高めていきましょう。

また、グローブライド社ならではの特徴として、釣り竿のDAIWAのカーボンテクノロジーから生まれたオリジナルシャフト「SMOOTH KICK MP-522D」も必見です。ヘッド側の剛性を高め、インパクト時の衝撃によるあたり負けや打点ブレによるフェース面のブレを抑え、まっすぐ飛ばすドライバーを実現します。

シャフトにこだわりたい方や釣りでDAIWAにお世話になってる方はぜひ購入を検討してみてください。

メーカーオノフ(ONOFF)
製品名ONOFF(オノフ) ONOFF DRIVER AKA 522D ゴルフ ドライバー MP-522D 2022年モデル メンズ
ロフト角/ライ角(10.5°/61°)
(11.5°/61°)
長さ45.5インチ
重さS:約299g/SR:約296g/R:約293g/R:約290g
ヘッド体積460cc
シャフトSMOOTH KICK MP-522D

まとめ

今回、スライスしないドライバーのおすすめギアを紹介してきました。
クラブを変えるだけでスライスが一切なくなるわけではございませんが、ボールのつかまりやすさやフェイスの向きは矯正されます。いままでOBになっていたボールがエリア内に残ったり、これまでスライスロスしていた分が直進方向に飛ぶことで飛距離が伸びる可能性も高まります。それだけでもスコアに大きく影響は出るものです。

また、スライスしないドライバーを選ぶ際には、実際にスライスしないドライバーを使用しているゴルファーの評価や評判も参考にしてみましょう。使用者によるレビューを確認することで、自分の求める性能や特徴が備わった製品であるかを知ることができます。

今回の記事がスライスに悩む方のドライバー選びの参考になったり、購入後のスライス対策・練習にも役立てば幸いです。スライスをしないドライバー購入の際にはぜひ参考にしてみてください。

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