この記事ではドライバー用グリップの選び方とおすすめのドライバー用グリップ15選を紹介しています。
- ドライバー用グリップの選び方がわからない
- おすすめのドライバー用グリップを教えてほしい
今回はこんな悩みを解決しています。
「ゴルフグリップの選び方がわからない」「自分に合ったゴルフグリップでスコアアップしたい」そんな人はこの記事を最後まで読んでくださいね。
ドライバー用ゴルフグリップの役割と重要性
こちらではドライバー用グリップの役割と重要性について下記の2点を重点的に解説します。
- ドライバー用グリップとは
- パター用グリップやアイアン用グリップとの違いとは?
グリップが変わると握り心地やクラブの重さのバランスが変わるので、とても重要です。
ここからは「グリップにどのような違いがあるかわからない」という方に向けて詳しく解説していきます。
ドライバー用ゴルフグリップとは
グリップは体とドライバーの唯一の接点で、重要なパーツです。合わないものを使うとスイングが崩れてしまいます。
グリップを変えることでドライバー全体の重さのバランスを変えられますよ。
グリップを重くすればヘッドは軽くなり、手元がブレにくにいので操作性を求める方におすすめです。
逆に軽いグリップにすればヘッドが重くなり、遠心力が増すため飛距離を求める方に向いています。
パター用グリップやアイアン用グリップとの違いは?
グリップはドライバー用、アイアン用共に形状・太さ・重さが同じなので、好みによって変えるのがいいでしょう。
全て同じグリップの人もいれば、ドライバーとアイアンでグリップを変える人もいます。
大きく異なるのがパター用です。
パターのグリップはドライバー・アイアンよりも規則が緩く、様々な形状・太さ・材質のものが発売されています。
出典:JGA日本ゴルフ協会「用具規則」
ドライバー用 | アイアン用 | ||
---|---|---|---|
素材 | ラバー(柔らかい) コード(硬い) | ラバー(柔らかい) コード(硬い) | ラバー(柔らかい) コード(硬い) レザー(しっとり) |
太さ | 太め(安定性◎) 細め(飛距離◎) | 太め(安定性◎) 細め(飛距離◎) | 太め(安定性◎) 細め(操作性◎) |
重さ | 重いとヘッドが軽くなる 軽いとヘッドが重くなる | 重いとヘッドが軽くなる 軽いとヘッドが重くなる | 重いとヘッドが軽くなる 軽いとヘッドが重くなる |
形状 | バックライン有り バックライン無し | バックライン有り バックライン無し | テーパー ノンテーパー ピストル型 |
ドライバー用ゴルフグリップの正しい選び方
ここからはドライバー用グリップの正しい選び方を解説します。
選ぶ基準は以下の3つです。
- 太さ
- 重量
- 素材
グリップの正しい選び方を学ぶことでグリップのミスマッチを防げます。
サクッと読める長さですので、最後まで読んでくださいね。
太さで選ぶ
グリップの太さを変えるとクラブ全体の重心バランスも変わるので、飛距離や球筋に変化が出ます。
細いグリップはヘッドが返りやすくなるので、スライスに悩む方に向いています。
逆に太いグリップは手元と体に一体感が生まれるのでヘッドが返りにくく、フックに悩む人に向いていますよ。
実際にグリップの太さの種類を見てみましょう。
グリップの内径(内側の太さ)はM58、M60、M62の3種類があり、M58は内径が0.58インチであることを意味します。
同じ太さのシャフトに挿した時にM58が1番グリップが太くなります。
M58のMはメンズという意味でレディーズの場合はL58という表記です。
重量で選ぶ
グリップの重量を変えるとクラブ全体のバランスが変わるので、スイングに大きな影響が出ます。
グリップを重くすればヘッドが軽く感じるので、ダフリに悩む人は改善されるでしょう。
逆にグリップを軽くすればヘッドが重く感じるので、トップに悩む人におすすめ。
グリップの標準的な重さは50グラム前後で、女性の場合は20グラム台が平均的です。
重いものだと80グラム台のモデルがあります。
素材の種類で選ぶ
グリップの素材はラバーグリップとコードグリップの2種類です。
こちらではそれぞれがどんな触り心地なのか、どんな方に向いているグリップなのか解説しています。「自分にはどんなグリップが向いているのかわからない」という方は必見です。
ラバーグリップとコードグリップのメリット・デメリットを一覧表にしてますので参考にしてください。
ラバーグリップ | コードグリップ | |
---|---|---|
握り心地 | 柔らかい | 硬い |
メリット | ・手に吸い付く感触 ・シャフトのしなりを感じやすい | ・滑りにくい ・シャフトのしなりを抑えられる |
デメリット | ・滑りやすい ・耐久性がいまいち | ・人によって痛みを感じる ・握り心地がよくない |
ラバーグリップ
ラバーグリップはゴムで出来ていて、柔らかい触り心地が特徴です。
スイングしてみるとシャフトのしなりを感じやすいので、力がなくヘッドを返すのが苦手な女性に向いています。
注意点として雨や手汗で滑りやすいので、クラブがすっぽ抜けないようにしてくださいね。
コードグリップ
コードグリップはラバーの中に硬い系が縫い込まれていて、ラバーと比べて硬い感触が特徴です。
ヘッドのしなりを抑えられるので、フックに悩む人におすすめです。
糸が編み込まれているので、滑りにくいのがメリットですが、手の皮が薄い方が使うと痛みを感じるかもしれません。
バックラインで選ぶ
バックラインとはグリップの裏側にある突起のことで、目標に向かって真っ直ぐ構えやすいのが大きなメリットですね。
デメリットとしては、フェースを開いたり閉じたりして打ち分けるような人は突起が邪魔になってしまいます。
バックラインの有り無しで触り心地が全く異なるので、一度ゴルフショップで試してみてください。
ドライバー用ゴルフグリップのおすすめ15選
ここからはおすすめのドライバー用グリップ15選を紹介します。
商品の概要と、どんな人におすすめのグリップなのかを中心に解説していますので、あなたが欲しいグリップを探してみてください!
イオミック スティッキー 2.3 スタンダード
イオミック スティッキー 2.3 スタンダードは太めのグリップで手に吸い付くような感触が特徴です。カラフルな外観も人気があります。
カラフルなグリップでおしゃれをしたい人、しっかりとしたグリップ力を求める人におすすめの商品です。
コアサイズ | M60 |
---|---|
重量 | 50g±2g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | あり、なし選択可 |
イオミック X-グリップ タイプ-ダイヤ 2.3
表面のXパターン加工がヘッドスピードを高める効果があり、飛距離アップが望めます。
グリップは柔らかく握りやすいのが特徴、飛距離を伸ばしたい人におすすめです。
コアサイズ | M60 |
---|---|
重量 | 50g±2g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | あり、なし選択可 |
ゴルフプライド ツアーベルベット 360
シンプルなデザインで硬すぎず、柔らかすぎない感触が人気です。価格もリーズナブルなのでリピーターが多い商品です。
世界的に人気がある「ツアーベルベットラバー」の性能を残しつつ、可変式ドライバーやフェアウェイウッド、ハイブリッドクラブ向けに設計されました。
ポピュラーな見た目とスリップ防止加工が360度全体に施されているのが特徴です。
1,000円以下でグリップを探している方、可変式ドライバーに合うグリップをお探しの方におすすめです。
コアサイズ | M60R |
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重量 | 50g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | なし |
ゴルフプライド CP2 プロ
ゴルフプライド CP2 プロはグリップ力が強く、余計な力が入りにくいのが特徴です。
フィーリングはソフトで、少し太めに感じるので安定感があります。
グリップエンドに硬めの素材を使うことで軟さかさとねじれ防止を実現し、安定したスイングを目指せますよ。グリップの形状もストレートに近くすることで握りすぎを防止し、スムーズなスイングを実現します。
グリップを握りすぎて悩む方におすすめです。
コアサイズ | M60R |
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重量 | 50g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | なし |
ゴルフプライド CPX
ゴルフプライド CPXはゴルフプライドの中で最も柔らかいグリップで、フィーリングも吸い付くようなフィット感があります。
最新のキルティングパターンテクノロジーによってグリップ力が格段に進化しました。ソフトな握り心地と雨や汗の滑りを軽減した新世代のグリップです。
とにかく柔らかく、滑りにくいグリップをお探しの方におすすめです。
コアサイズ | M60R |
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重量 | 52g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | なし |
ゴルフプライド MCC
グローブを着ける左手側はコード素材、素手で握る右手側をラバー素材の2種類を掛け合わせたハイブリッドモデルです。
どんな天候でも滑りにくく、しっかりとしたホールド感が快適性とコントロール性を向上させてくれます。
コードグリップにしたいけど、手のひらが痛い方におすすめです!
コアサイズ | M60 |
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重量 | 47g、48g |
素材 | コード+ラバーのハイブリッド |
バックライン | あり、なし選択可 |
カデロ 2X2 ペンタゴン
思わず目に留まるデザインがおしゃれで、グリップ力もペンタゴン独自の溝加工により、強力です。
おしゃれなグリップをお探しの方にピッタリです!
コアサイズ | M60R |
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重量 | 48g±2g、50g±2g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | あり、なし選択可 |
ラムキン クロスライン フルコード
グリップにコットン製のコードが編み込まれていて、雨の日でも抜群のグリップ力をキープできます。
雨や手汗でグリップが滑る人におすすめしています。
コアサイズ | M60R |
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重量 | 48g |
素材 | コードグリップ |
バックライン | あり |
ラムキン ソナー ラップ キャリブレート
ジェネシス素材というラムキンが開発した素材を使用しているのが特徴で、従来のラバーグリップと比べ40〜50%耐久性がアップしました。
耐久性の高いグリップを求める方におすすめです。
コアサイズ | M60 |
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重量 | 53g±3g |
素材 | ジェネシス |
バックライン | あり |
パーフェクトプロ X ホールド ブラックラバー
パーフェクトプロは「純国産ゴムグリップ」にこだわり、熟練の技術者による「技」と徹底した「品質管理」のもと生産しています。数多くのツアープロが愛用しており、勝利へ導いています。
独自に開発したABR素材を使用することで従来と比べ、インパクト時の衝撃を25%抑えました。グリップ力もホールド感もレベルアップしています。
シンプルかつ高性能なグリップをお探しの方におすすめです!
コアサイズ | M60、M60R |
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重量 | 49g±2g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | なし |
STM GOLF STM M-series M-3
グリップの表と裏で作りを変えることで、粘り強いグリップ力を実現しています。2重構造を取り入れ、柔らかさと捻れ防止を実現しました。
滑りにくく、粘り強いグリップをお探しの方におすすめです!
コアサイズ | M60 |
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重量 | 50g±1g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | あり、なし選択可 |
ムジーク ドライ コンパウンドラバー レギュラリー
「ダイヤモンドカットエンボス」という独自のエンボス加工がタイヤの溝のような役割を果たし、ラバーグリップにありがちな水が染みたり、グリップが摩耗するのを大幅に改善しました。
ザラザラとした触り心地と速乾性&非透水性に優れた素材は雨の日でも抜群のグリップ力を発揮します。
夏の汗や雨の日にグリップで困っている人におすすめです!
コアサイズ | M60 |
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重量 | 50g±2g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | あり、なし選択可 |
ムジーク ドライ コンパウンド ネオハイブリッドラバー
柔らかめでモチモチとした感触が握り心地を良くしています。柔らかさの割に耐久性もしっかりしているモデル。雨にも強いので安心して使えます。
柔らかくても耐久性の強いグリップをお探しの方におすすめです!
コアサイズ | M60 |
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重量 | 51g±2g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | あり、なし選択可 |
NO.1 GRIP50 SERIES
3次元立体成型と独自の加工で、雨の日でも強力なグリップ力をキープできます。カラーも豊富でオシャレも楽しめます。
軽く握ってもしっかりホールドされるグリップをお探しの方におすすめです!
コアサイズ | 内径14mm(やや太め) |
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重量 | 50g±1g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | あり、なし選択可 |
エリート ツアードミネーター TD50soft
柔らかい感触の割に耐久性がしっかりしたグリップです。衝撃吸収の性能が高く、手を守ってくれます。1,000円以下で買えるのでリーズナブルな点も魅力的。
新開発のNK510特殊合成ゴム素材を使用しており、雨で気温が低い悪状況でも強力なグリップ力を保証してくれます。
コスパが良いグリップをお探しの方におすすめです!
コアサイズ | M58、M60、M62 |
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重量 | バックラインあり51.5g±1g バックラインなし50.5g±1g |
素材 | ラバーグリップ |
バックライン | あり、なし選択可 |
ドライバー用グリップの交換方法
ドライバー用グリップの交換手順を5ステップで解説します。グリップを自分で交換したことない人でもわかるように説明しますね。
主な流れは以下の通りです。
- 古いグリップを剥がす
- 両面テープを剥がす
- 両面テープを貼り付ける
- グリップを装着する
- グリップの位置を調整する
それぞれのステップを具体的に解説していきますね。
専用のカッターで古いグリップを切り取り、剥がしましょう。
一般的なカッターはシャフトを傷つける可能性があるのでおすすめしません。
グリップを剥がしたら内側に付いている両面テープを剥がします。
グリップ専用の交換液を使うと綺麗に剥がれますよ。
今度は新しい両面テープを貼り付けます。
螺旋階段のようにぐるぐると巻いていきます。
両面テープの台紙を剥がし、交換液を塗り付けたらグリップを装着します。
コツは一気に入れることです。グリップの内側にも交換液を入れると滑りが良くなります。
グリップが奥まで入っているか確認して位置を微調整します。
理想の位置になったら乾くまで3時間ほど放置して完成です!
まとめ
この記事ではおすすめのドライバー用グリップ15選を紹介しました。
グリップは体とクラブが唯一接してる部分なので、重要なパーツです。
シャフトやヘッドと比べるとグリップはローコストで変えられるのが魅力的ですよね。
ぜひこの記事をグリップ選びの参考にしてください。