プロアマ問わず多くのゴルファーから人気のテーラーメイドのパター。
ゴルフを始めた人なら、まずは憧れるパターの一つですよね。
そんなテーラーメイドのパターは、トラスやスパイダー、TPなどといった様々なシリーズが展開されており、それぞれでヘッドやネックの形状などに特徴があります。
そのため、どのパターを選べばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
- シリーズ
- ヘッドの形状
- ネックの形状
- フェース素材
以上の4点に着目した選び方で「テーラーメイドのパターおすすめ14選」を紹介しています。
本記事を読むことによって自分にはどのテーラーメイドのパターを選べばいいのかがはっきりするだけでなく、他のブランドのパターを選ぶ際にも参考になります。
本記事を読んで自分にあったテーラーメイドのパターを見つけ、スコアアップを目指しましょう!
テーラーメイドとは?ブランドの特徴を解説
パターを紹介するにあたってまずはテーラーメイドの歴史とゴルフクラブの特徴について説明していきます。
テーラーメイドのクラブの革新性と機能性について知ることができ、テーラーメイドのパターでのプレーが更に待ち遠しくなるでしょう。
テーラーメイドの歴史
テーラーメイドは1979年に創業されたアメリカのゴルフ用品メーカーです。
創業者のゲーリー・アダムスはメタルウッド(金属製ヘッドのドライバー)の発明者で、創業当初もメタルウッドを主力商品として展開していきました。
それまでゴルフクラブのヘッドは木製のパーシモンが使われていたため、革新的であり、ゴルフ用品のレベルを大幅に引き上げる大革新でした。
2004年には重心を変えることのできる「R7」
2009年にはロフト角などを変えることができる「R9]
といったクラブを世に生み出しており、常にゴルフクラブの新しい常識を生み出し続けています。
2022年にはカーボンウッドが特徴の「ステルス」が発売され、驚異的な売り上げを記録し、過去10年で一番売れたドライバーとされています。
テーラーメイドの革新的なクラブは世界の名だたるトッププロをも魅了し、タイガー・ウッズやローリー・マキロイなどと契約を結んでいます。
日本でも利用ユーザーが一番多く、知名度、機能性ともに安心して使うことのできるゴルフ用品メーカーの一つです。
ゴルフクラブの技術的な特徴
テーラーメイドのパターにはシリーズごとにいくつかの技術的な特徴が搭載されていますが、中でも代表的なのが「トラスホーゼル」です。
「トラス」というのは橋桁などに使われる、建築物の強度や安定性を高めるトラス構造が由来となっています。
パターのネックの形状を三角形にすることで、安定性を高めパッティング時のブレを軽減し、ボールの転がりや方向性のブレを軽減してくれる効果があります。
フェースだけを見ると違和感を感じる形状ですが、構えると通常のネックと同じように見えるので、安定性が増したうえで通常通りにパッティングをすることができます。
また「ホワイト PUREROLL 」もテーラーメイド独自のテクノロジーで、合成樹脂とアルミニウムを掛け合わせたインサートが特徴です。
インサートに45°の角度をつけた溝を掘ることで、やわらかいながらもしっかりとした重みを感じることができる構造となっており操作性の高いパターを生み出しています。
テーラーメイドのパターの選び方
それでは、以下の4点を基準にパターの選び方について紹介していきます。
- シリーズ
- ヘッドの形状
- ネックの形状
- フェース素材
テーラーメイドのパターの選び方はもちろん、他ブランドのパターの選び方の参考にもなりますので、是非しっかりと読んでみてください。
シリーズで選ぶ
ここではテーラーメイドのパターのシリーズについて紹介していきます。
パターを選ぶ際は、まずはシリーズを基準に選ぶことが大切です。
テーラーメイドのパターはシリーズごとに全く特徴が異なるので、自分の特徴にあったシリーズを使うことで効果的にパッティング上達に近づきます。
SPIDER TOURシリーズ(スパイダー ツアーシリーズ)
「スパイダーツアーシリーズ」の大きな特徴としては、ヘッドの左右後方にウエイトを設置した「ネオマレット型」といわれるヘッドの形です。
ウエイトをフェースから最も遠い場所に配置することで、慣性モーメントが高くなり打点のブレを軽減しています。
そのためミスに強く、安定したパッティングを実現できるのが「スパイダー ツアーシリーズ」の最大の強みです。
またネオマレット特有の大きなヘッドの面積を生かし、ヘッドの色のコントラストやサイトラインの入れ方などにもテーラーメイドのテクノロジーが詰め込まれており、ターゲットに対し正確に構えることができるように設計されています。
ミスに強いだけでなく細かいタッチも生み出しやすい構造になっているので、パッティングが苦手な人、パターに安定性だけでなく操作性も求める人におすすめのシリーズです。
〈スパイダーツアーシリーズに搭載されているテクノロジー〉
・アンダーカット構造/スチールワイヤーフレーム
・HYBRAR ECHO®ダンパー
・ホワイトTPU Pure Roll(ピュアロー)
・True Path(トゥルーパス) アライメントデザイン
スパイダー GTシリーズ
「スパイダーツアーGTシリーズ」の大きな特徴としては、スパイダーシリーズの特徴でもある、大きなマレット「ネオマレット型」であることです。フェース後方にウエイトを置くことで打点のブレを少なくし、ミスに強いパターとなっています。
しかし「スパイダーGTシリーズ」に関してはツアーシリーズとは少し違い、マレットはウイングが角張った形ではなく、ウイング構造が採用されています。
ウイング構造にすることにより、クラブの重量の約80%がヘッドの周辺に配置されることとなり、パッティングの安定性を更に高めています。
さらに「スパイダーGTシリーズ」には「トラスホールド」が採用されています。これにより、シャフトとヘッドの安定性が向上し、パッティングのブレを大幅に軽減しています。
「スパイダーGTシリーズ」はこれまでのスパイダーシリーズよりもさらにパッティングの安定性を向上させたパターとなっています。
そのため、とにかくボールをライン通りに転がしたい人、パッティングを安定させたい人に向いているパターです。
〈スパイダーGT シリーズに搭載されているテクノロジー〉
・ウイング構造/タングステンウエイト
・トラスホーゼル
・PUREROLL2(ピュアロール)
・True Path(トゥルーパス) アライメントデザイン
TPリザーブパター シリーズ
「TPリザーブパターシリーズ」は「303ステンレススチール」を精密に削り出し作られたシリーズです。
「303ステンレススチール」は一般的に高級なパターに使われる金属で、柔らかい打感と響きの良い音が特徴です。スコッティキャメロンなどにも使われている金属なので、機能性はもちろん、所有感もしっかりと満たしてくれるでしょう。
ヘッドの形状は、ピン型とマレット型があり、操作性を求める人はピン型、安定性を求める人はマレット型を選ぶといいでしょう。
ピン型には「トラスホーゼル」が採用されており、操作性だけでなく、打点のブレを軽減する安定性も実現しています。
機能性はもちろん、全体的にも高級感のある洗練されたパターとなっているのでクラブに所有感を求める人、全体的なバランスを求める人におすすめのパターです。
〈TPリザーブパターシリーズに搭載されているテクノロジー〉
・303ステンレススチール
・PURE ROLL(ピュアロール)
・トラスホーゼル
TPトラス パター シリーズ
「TPトラスパターシリーズ」は「トラスホーゼル」を搭載したモデルのみで構成されているシリーズです。
「トラスホーゼル」とは橋桁などに利用される「トラス構造」を由来とするテクノロジーで、ヘッドとシャフトを安定させ、パッティングのブレを軽減させる効果があります。
また「TPトラスパターシリーズ」は「トラスホーゼル」の内部に衝撃吸収材を挟んだカーボン素材が組み込まれており、重心位置の安定と柔らかい打感を実現しています。
ピン型、マレット型、角型マレットの3種類の形状があり、それぞれに合った形状を選ぶことができます。
「TPトラスパターシリーズ」は「トラスホーゼル」の搭載により、ミスに強く、芯を外してもボールの転がりの差が少ない構造となっています。そのためパッティングが苦手な人、初心者の人、安定性を求める人などにおすすめです。
また比較的シンプルで洗練されたデザインとなっているので、かちっとしたパターが好きな人にもおすすめのパターです。
〈TPトラスパターシリーズに搭載されているテクノロジー〉
・トラスホーゼル
・カーボンコンポジットトラスホーゼル
・PURE ROLL(ピュアロー)
ヘッドの形状で選ぶ
この見出しではヘッドの形状について、打感や性能の特徴などを紹介していきます。
パターはヘッドの形状により特徴が全く異なります。
そのためこの見出しを読むことで、どのヘッドが自分に合っているかが分かるようになり、最適なパターを選ぶことができるようになります。
ピン型パター
ピン型パターの特徴は、ヘッドが小型であるということです。
ヘッドが小型であることにより、操作性がよくなり自分の感覚でボールを転がすイメージが強くなります。自分で打つ感覚が強いので打感もダイレクトに手に伝わります。
ヘッドの重量を使ったパッティングが難しいと感じる人、パッティングの打感がしっくりこない人などは、ピン型を使うことをおすすめします。
またヘッドの重量バランスも全体的にバランスよく配置されているので、芯が広くミスに強い構造となっています。さらに、ピン型は面長の形状をしているのでターゲットに対して構えやすいのも特徴の一つです。
ピン型は自分の感覚でパッティングをしたい人やパターに操作性を求める人、ゴルフを始めたての人にもおすすめです。
マレット型パター
マレット型パターの特徴はヘッドの重量で距離感をコントロールする点です。
マレット型パターのヘッドはかまぼこのように大きくなっており、重心がフェイス後方の離れた場所に配置されています。そのため、慣性モーメントが高まり直進的なストロークがしやすくなります。
そのためパターの中でも一番まっすぐ打ち出しやすい形状であると言えます。
パッティングが曲がりやすい、自分の感覚で距離感を合わせることが難しいといった悩みはパレット型パターを使えば解決できるかもしれません。
マレット型パターは比較的万人に受けるパターです。
とにかくまっすぐ転がしたい人、パッティングが苦手な人、安定したパッティングを求める人におすすめのパターです。
ネオマレット型パター
ネオマレット型パターは近年多くのツアープロが使用し、主流になりつつあるパターです。
マレット型のようにヘッドが重く、ヘッドの重みを使ってパッティングすることが特徴です。マレット型と同様に慣性モーメントが高くまっすぐ打ち出しやすい構造となっています。
マレット型との違いとしては、形状が少しスクエア(長方形)に近いところです。
スクエア(長方形)であることによりピン型のように目標に対して構えやすく、方向性が出しやすくなっています。
まっすぐ打ち出すことはできるけど、方向性が安定しないという悩みはネオマレット型パターを使うことで解決できるかもしれません。
ネオマレット型パターは慣性モーメントが高いため、まっすぐ打ち出しやすくミスに強いです。
そのため、パッティングが苦手な人やまっすぐ打ち出したい人、マレット型で方向性が安定しない人におすすめのパターです。
L字型パター
L字型パターはアイアンのようにL字型の形状をしたパターです。
パターとしては一番古くからある形状で、アイアンのようにヘッドのヒール側にシャフトが付いた構造になっています。
そのため、パッティングをまっすぐ引いて打ち出す人よりも、アイアンのようにインサイドインの軌道で打ち出す人に向いているパターになります。
ヘッドも小型でアイアンのような形状をしているため、フェースの開閉でボールの打ち出しを調整するため、操作性が高くフェース面を感じやすい特徴があります。
通常のパターでは操作性が物足りない人、パッティングがインサイドアウトの人にはおすすめのパターです。
ネックの形状で選ぶ
この見出しではネックの形状ごとの選び方について紹介していきます。
打感や特徴、おすすめの人などをもとに紹介していきますので、自分のパッティングスタイルや悩み事などにあったパターを見つけることに近づきます。
クランクネック
クランクネックはもっともスタンダードなネック形状になります。
一般的にはピン型パターに採用されることが多く、オフセットが大きい見た目が特徴です。
オフセットとはシャフトの延長線上に対し、ヘッドのフェースががどの位置にあるかということです。オフセットが大きいパターは、オフセットがないパターよりもフェースを返して打つ必要があるため、ボールを捕まえやすくなります。
そのため、しっかりとした打感を感じることができ、自分でボールの転がりを操作する感覚が強くなります。またつかまりやすくなっているため、プッシュ(右への打ち出し)のミスも軽減できます。
クランクネックはどんなパッティングに対応してくれる、バランスの取れたネック形状なので、安定感あるパッティングをしたい人、ゴルフを始めたばかりの人などにおすすめです。
ショートスラントネック
ショートスラントネックはオフセットが小さく、さらにシャフトとヘッドの接合部分がとても短くなっていることが特徴です。
ショートスラントネックは重心が深く、アイアンに近い形状になっています。
そのため操作性が高く、フェースの開閉を感じながらパッティングをすることができます。
パッティングが苦手な人に共通するのは打ち出しが弱いことです。
打ち出しを強くするには、フェースの開閉を感じながらボールをつかまえるようなパッティングが必要になります。しっかりとした打ち出しをすることによって、距離感や方向性も安定させることができます。
ショートスラントネックはパッティングに操作性を求める人、パッティング技術を向上させたい人におすすめです。
ベントネック
ベントネックはヘッドに対して湾曲して入っていることが特徴です。
ベントネックはグリップからシャフトを通した延長線上にフェースの芯がくるように設計されており、ダイレクトに手でパッティングする感覚を持つことができます。
また湾曲が1回のシングル、湾曲が2回のダブルがあり、ダブルはクランクネックに似た特徴を持っています。
直接、手で打っていくような感覚があるため距離感が合わせやすいネック形状になっています。
そのため距離感を合わせることに自信が無い人におすすめです。
センターシャフト
センターシャフトはシャフトがヘッドの真ん中にまっすぐ刺さっていることが特徴です。
シャフトの延長線上にヘッドの芯があるため、打感がしっかりしており自分の感覚でパッティングをすることができます。
また、シャフトとヘッドが一体化しているので構えやすく方向性のブレも軽減されます。
センターシャフトは操作性を求め方向性を安定させたい人におすすめとなっています。
またセンターシャフトはオフセットがないことが多いので、ひっかけやすい人にもおすすめです。
フェース素材で選ぶ
パターは距離感を合わせるために繊細な感覚が必要になるので、フェースの素材がパッティングに大きく影響してきます。
フェース素材を選ぶときに基準となる項目は硬さ(打感)と重量です。
一般的に硬いフェースは打感が硬く、打ち出しの勢いが良くなり、柔らかいフェースは柔らかい打感で打ち出しが弱く、打ちすぎることが少なくなります。
重量に関しては芝生との相性が関係してきます。
日本のゴルフ場のグリーンではほとんどが高麗芝とベント芝を利用しています。
高麗芝は芝目が粗く、距離感を合わせることが難しいので軽いパターで繊細なコントロールをする方が向いています。ベント芝は芝目が弱いので重いパターでしっかりと転がして距離感を合わせる方が向いています。
パッティングスタイルや感覚、プレーするグリーンの芝の状況によって自分にあうフェース素材は変わってくるので、フェース素材も吟味したうえでパターを選んでいく必要があります。
金属
金属製のフェース素材は基本的に硬く重たいことが特徴です。
フェース素材の中でも一番硬い素材になります。
硬く重たい素材のため、打感を感じながらしっかりとした打ち出し転がすことができるのでショートしやすい人におすすめです。
また芝目の弱いベントグリーンにも向いているフェース素材です。
アルミニウムインサート
アルミニウムは金属の中でも軽量の素材です。
しかし金属ではあるため打感も硬くしっかりと手に感じることができます。
フェースにアルミニウムインサートを使うことでヘッドの後方や下方といった違う場所にウエイトを配置することができるため、パターの重量バランスをコントロールできるようになります。
アルミニウムインサートが使われているパターはフェースを軽くし他の部分に重量を持たせていることが多いので、重量のあるパターが多くしっかりと打ち出し距離を合わせていくパッティングになります。
金属製と同様にショートしやすい人におすすめで、重量もあるためベントグリーンにも向いています。
樹脂インサート
樹脂インサートの特徴は一度吸い付くような柔らかい打感です。
フェース素材としては一番柔らかく軽いものになります。
柔らかいフェースのため転がりすぎることはなく、オーバーしてしまいがちな人におすすめになります。
柔らかく繊細な打感から距離感を合わせていくパッティングを求めている人は樹脂インサートを使ってみるといいでしょう。
また比較的軽い素材のため、芝目の粗い高麗芝のグリーンにも向いています。
テーラーメイドのおすすめパター14選
ここではテーラーメイドのパターのおすすめ14選を紹介していきます。
パターのシリーズや、性能の特徴、ヘッド・ネックの形状、フェース素材、向いている人の特徴などに基づいて紹介しています。この見出しを読むことで自分に最適なテーラーメイドのパターを見つけることができ、パッティング技術向上に繋がります。
TPコレクション ハイドロブラスト デルモンテTB1 トラスヒール
すっきりとした形状で高級感のあるスタンダードなパターです。
ヘッドには303SSスチールが採用されており、心地よい打感を実現しています。
また「トラスホーゼル」が装着されているのでパッティング時のブレを少なくし安定感のあるパターとなっています。
ネック形状はスタンダードなクランクネックが採用されています
パッティングに安定感を求める人、完成されたパターを使いたい人におすすめです。
製品名 | TPコレクション ハイドロブラスト デルモンテ TB1 トラスヒール |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | ソフトステンレススチール(303ss) |
価格 | 24,200円 |
TPコレクション ジュノ TB1 ツアートラスヒール
「トラスホーゼル」を搭載した、パッティング時のブレを軽減する安定性の高いパターです。
303SSスチールをハイドロブラスト製法で削り出されたヘッドは洗練されておりとても高級感のあるデザインになっています。
フェースには「ホワイトPUREROLL」が採用されており、ソフトな打感と綺麗な順回転をサポートします。
ネック形状はスタンダードなクランクネックが採用されていることにより、パターの操作性をさらに高めています。
パッティングに操作性と安定感をもとめる人におすすめです。
製品名 | TPコレクション ジュノ TB1 ツアートラスヒール |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | ソフトステンレススチール(303SS) |
価格 | 22,200円 |
TPコレクション ハイドロブラスト デュページュ
303SSステンレススチールを使った光沢のある高級感が特徴のTPコレクションのマレット型パターです。
フェースにはPUREROLL を搭載しているため、柔らかな打感でつかまりやすくミスに強い構造となっています。
ネック形状はベントネックが採用されており、より手でパッティングする感覚を強めています。
マレット型にしてはシンプルなデザインで構えやすく、方向性も安定させやすいため、方向性が安定しない事で悩んでいる人におすすめのパターです。
製品名 | TPコレクション ハイドロブラスト デュページュ |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | ソフトステンレススチール(303SS) |
スパイダーGT シルバー スモールスラント
多くのトッププロに愛されてきた「スパイダーシリーズ」の最新作でミスに強いとされてきた従来のモデルよりもさらに、安定性が増しているパターになります。
ウイング形状のウエイト90gをヘッド後方両サイドに配置する事で、慣性モーメントを格段に高めミスに強く安定したパッティングを可能にしています。
フェースにはPUREROLL 2が採用されており、柔らかな打感と綺麗な順回転をサポートしています。
ネック形状はベントネックが採用されており、ダイレクトな打感から安定したパッティングを実現しています。
安定感のあるパッティングを実現しているので、パッティングが苦手な人、方向性が安定しない人におすすめです。
製品名 | スパイダーGT シルバー スモールスラント |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | 軽量アルミニウムボディ+ステンレススチール&ホーゼル+タングステンウエイト |
スパイダーGT レッド スモールスラント
従来のスパイダーシリーズよりもさらにミスに強く安定感が増している「スパイダーGTシリーズ」のレッドです。
パターではあまり見ない鮮やかな赤色のヘッドが特徴で、その鮮やかな赤色は所有感を十分に満たしてくれます。
性能としても、「オープンフレーム マルチマテリアルデザイン」と「PUREROLL 2」が採用されているので、慣性モーメントが高く、まっすぐなストロークをサポートしミスに強い安定したパッティングを実現できます。
ネック形状にはショートスラントネックが採用されており、慣性モーメントをさらに高めることに繋がっています。
性能だけでなく、人と違うクラブを持ちたい、所有感を満たしたいと思っている人におすすめのパターです。
製品名 | スパイダーGT レッド スモールスラント |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | 軽量アルミニウムボディ+ステンレススチールダブルウイング&ホーゼル+タングステンウエイト |
スパイダーGT スプリットバック スモールスラント
大容量のタングステンウエイトがヘッドの後方・下方に配置されており、慣性モーメントが非常に高く設計されていることが特徴です。
大容量のウエイトを搭載しながら、パター内部は中空構造になっており、操作性と安定感の両立を実現しています。
さらにヘッド内部にウレタンフォームが内蔵されており、パッティング時には心地よい打音を響かせます。
採用されているショートスラントネックにより、操作性がより高められています。
パターの安定感は欲しいが自分の感覚も大事にしたパッティングをしたいという人におすすめです。
製品名 | スパイダーGT スプリットバック スモールスラント |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | 軽量アルミニウムボディ+ステンレススチールホーゼル+タングステンウエイト |
スパイダーGT ブラック TM2 トラスセンター
テーラーメイドのパターの中でも人気の「トラスシリーズ」と「スパイダーシリーズ」が融合したパターです。
ウイング構造でヘッド後方に重量を配置した設計で、慣性モーメントを高めブレが少ない構造になっている上に、「トラスホーゼル」を採用しているため、「スパイダーシリーズ」よりもさらにブレが少なく、ミスに強いパターになっています。
また「スパイダーGT」の特徴の一つでもあるアルミニウムボディが採用されているので、ヘッドが引き締まって見え、ターゲットに対し構えやすくなっています。
ネック形状にはセンターシャフトが採用されているので、デザインと相まってさらにターゲットへの方向性を高めています。
打ち出しのミスが多い、とにかくぶれないパッティングをしたいというような人におすすめです。
製品名 | スパイダーGT ブラック TM2 トラスセンター |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | 軽量アルミニウムボディ+ステンレススチールダブルウイング+軽量アルミニウムホーゼル+タングステンウエイト |
スパイダーGT ロールバック
スパイダーGTのウイング構造をラウンド形状に溶け込ませたことが特徴のパターです。
ヘッド後方に80gのタングステンリングをパターの外周に沿って搭載することで、どんなミスにも幅広く対応してくれる寛容性を備えています。
さらにフェースには「PUREROLL 2」が採用されており、順回転でつかまった打ち出しが出やすくなっているのでミスショットへの寛容性をさらに高めています。
美しさを追求したシンプルなデザインになっているので、ターゲットにだけ集中して構えることができます。
ネック形状にはベントネックが採用されているので、ひっかけてしまうようなミスも軽減させてくれます。
とにかくミスが多い、パッティングが安定しないという人におすすめのパターです。
製品名 | スパイダーGT ロールバック |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | 軽量アルミニウムボディ+ステンレススチールホーゼル+タングステンウエイト |
スパイダーGT X レッド トラスヒール
「スパイダーシリーズ」の特徴の高い慣性モーメントと操作性との両立を実現していることが特徴のクラブです。
ヘッド内部は中空構造になっており、ウエイト部分はヘッドの外周部分に設置されています。ヘッドの後方に配置されているスチールウエイトは154gもあり、ヘッドサイズは大きくないものの、重心が深くなっています。
そのためボールの直進性が増し、ミスに対する寛容性が非常に高くなっています。
またデザインには「トゥルーパスアライメント」が施されており、ターゲットまでのラインのイメージが、しやすくまっすぐなストロークをサポートしてくれます。
プッシュのミスが多い人、ヘッドを使ったパッティングが得意な人におすすめのパターです。
製品名 | スパイダーGT X レッド トラスヒール |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | 軽量アルミニウムボディ&トラスホーゼル+ステンレススチールウェイトリング |
TRUSS TB1
「TRUSS TB1」の特徴としてはやはり「トラスホーゼル」が採用されていることです。
「トラスホーゼル」によりヘッドの剛性を強め、パッティング時の安定感を高めています。
ピン型のパターのため操作性がよく、自分で直接パッティングする感覚が強いパターです。
そのため打ち出しのミスが出やすいですが、「トラスホーゼル」により剛性が増しているため芯が広くミスにも強い構造となっています。
ネック形状もクランクネックになっているので、フェースの開閉を感じることができる操作性の高いパターになっています。
パッティングが苦手な人、自分の感覚を大切にしたい人におすすめです。
製品名 | TRUSS TB1 |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | ソフトステンレススチール+アイオノマー+アルミニウム |
TRUSS TM2 トラスセンターパター
「トラスホーゼル」を採用しながらセンターシャフトであることがこのパターの最大の特徴です。
「トラスホーゼル」があることによりクラブの剛性が高められているため、センターシャフトを採用することにより、自分の手の感覚がダイレクトにヘッドに伝わります。
そのためパターの操作性自体は凄く高くなっています。
しっかりとした打感と打ち出しが実現されることにより、パッティングの方向性のブレも軽減されています。
ショートパットが苦手な人、方向性をしっかりと安定させたい人におすすめのパターです。
製品名 | TRUSS TM2 |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | ソフトステンレススチール+アイオノマー+アルミニウム |
スパイダーEX
「スパイダーシリーズ」の中では小ぶりなヘッドで操作しやすいことが特徴のパターです。
フェース面には「PUREROLL 2」が搭載されており、柔らかな打感でつかまりやすく綺麗な回転をサポートしてくれます。
また重心も深くミスに対しても寛容性が高く安定したパッティングができることも特徴の一つです。
ネックの形状はシングルベント、ショートスラント、フロー、センターシャフトの4種類があり、自分の特徴にあったネック形状を選ぶことができます。
ゴルフを始めたての人、自分に合ったクラブを確実に使いたい人におすすめのパターです。
製品名 | スパイダーEX |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 2.5度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | アルミニウムボディ+ステンレススチール+スチールウエイト+タングステンウエイト |
スパイダーFCG スモールスラント
ピン型パターの良さとマレット型パターの良さを掛け合わせた特徴を持つのが「スパイダーFCG スモールスラントです。
ソールのトゥとヒールに重心が配置されており、ピン型パターのように芯が広く自分の感覚で打つようにパッティングすることができます。
またヘッドには「トゥルーパスアライメント」がデザインされているため、ターゲットに対して構えやすく方向性のブレを軽減させてくれます。
ネック形状にはショートスラントネックが採用されているので、しっかりとした打感を感じながらパッティングに臨むことができます。
ピン型パターが好きだけど方向性が安定しない人におすすめのパターです。
製品名 | スパイダーFCG スモールスラント |
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長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 3度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | アルミニウム+ステンレススチール+タングステンウエイト |
スパイダーS
削り出しのアルミニウムボディの中央がスクエアに空いていることが特徴です。
空いた部分の余剰重量をタングステンウエイトとしてトゥとヒールにそれぞれ48g、後方に33インチは80g、34インチは65g配置することで慣性モーメントが高まり、高い直進性と安定性を実現しています。
フェイスには「PUREROLL 」が採用されており、安定性に加えた柔らかな打感で無理なくパッティングをすることができます。
ネック形状にはベントネックが採用されており、安定性の中にも操作性を生み出しています。
ヘッドの重みを使い、力感無くパッティングをしていきたい人におすすめのパターです。
製品名 | スパイダーS |
---|---|
長さ | 33インチ、34インチ |
ロフト角 | 2.5度 |
ライ角 | 70度 |
ヘッド素材 | アルミニウムボディ+タングステン+アイオノマー+アルミニウム |
まとめ
これまでテーラーメイドのパターおすすめ14選を、シリーズやヘッド、ネック形状、性能などに基づいて紹介してきましたがいかがでしたか。
本記事でも紹介した通り、パターにはシリーズや形状の違いによって数多くの種類が存在しています。
そこから自分に合ったパターを探すことは難しいですが、見つけることができればパッティングが苦手な人はもちろん、パッティングが得意だと思っている人も必ずパッティング技術の向上が見込めます。
本記事を読んでいただいた方が、自分に合った最適なパターを見つけ、少しでもゴルフの上達の手助けになれば幸いです。