世界三大ゴルフメーカーの一つであるテーラーメイド。
世界で先駆けてメタルウッドを発売したメーカーです。
技術革新への探求心は強く、フェースにねじりを加えるというツイストフェース。最近ではカーボンフェースを搭載したステルスシリーズも大変注目を集めました。
新しい革新的な技術はどんなものだろうかと興味を掻き立てるのではないでしょうか。
そこで今回、テーラーメイドのドライバーについて、技術面やシリーズの特徴を説明していきたいと思います。
そして最後にはテーラーメイド全シリーズの中からのおススメドライバーをご紹介したいと思います。
テーラーメイドとは?ブランドの特徴を解説
テーラーメイドは創業当時から革新的な機能を搭載したモデルを輩出し続けています。
これから画期的な技術とその内容をご紹介をしていきます。
テーラーメイドの歴史
アメリカ合衆国で1979年に創業を開始した老舗メーカーで、世界に先駆けて金属素材のメタルウッドを開発しました。
その革新的な技術は、言わずと知れたゴルフ界のスーパースターのタイガーウッズを始め、多数の世界のトッププロが契約を結んでいることからも、支持を得ていることが分かります。
また、プロのみならず一般ゴルファーにおいても、使いやすいクラブとして広く普及しており、新機種が出るとゴルフ雑誌に大きく取り上げられる程の注目度の高いメーカーです。
ゴルフクラブの技術的な特徴
これまで画期的な技術を搭載したクラブを発売してきましたが、最近特に注目されている「ツイストフェース」、「SIMドライバー」、「ハンマーヘッド」の3つの技術についてご説明していきたいと思います。
ツイストフェース
まっすぐに飛ばすために開発、リリースされたのが、フェースをねじった「ツイストフェース」。
一般的なフェースデザインに捕らわれず、膨大なデータ収集を経て効率的にフェースをねじることで、曲がり幅を大幅に軽減させることができるようになりました。
テーラーメイドがアマチュアゴルファーのショットデータを50万発分収集し、分析したところ、90%のゴルファーが「ハイトゥ」と「ローヒール」で打っている傾向にあることを突き止めました。
そこで打点傾向に合わせてフェースをねじることで、従来フェースでは約15ヤードの曲がり幅が、約5ヤードにまで軽減させることに成功しました。
イナーシャジェネレーター
ソールに特徴的なでっぱりを搭載することで、ヘッド軌道やフェース向きを安定させることで、打点のずれにくくなっています。
ダウンスイング中の空気の流れをスムーズにし、力強い加速を助ける技術。
低・深重心を実現するためにヘッド後方下部に装着したウエイト「イナーシャ ジェネレーター」がヘッドが最も加速していくハーフウェイダウンからインパクトで空気抵抗を発生することが、風洞実験の結果わかりました。
そこで、スイング軌道に合わせて斜めに「イナーシャジェネレーター」を搭載することで、加速時にスムーズに空気が流れ、空気抵抗を減らし、ヘッドスピードアップに成功しました。
ハンマーヘッド
ボールの初速アップ、スイートエリア拡大に貢献する技術です。
ソールのフェース寄りに配置された溝「ハンマースロット」内部にある2本の硬いリブが、インパクト時にトゥ側およびヒール側へのエネルギーロスを食い止めるため、フェースを従来よりも薄く、軽量化でき、それによりスイートエリアが拡大しました。
テーラーメイドのドライバーの選び方
テーラーメイド性のドライバーと言えど、過去の機種まで含めるとたくさんあります。
その中から自分に合った一本を探し出すのはとても大変なことです。
そこでここからはテーラーメイドの中から、求めているスペックのクラブを探す方法について説明したいと思います。
特に今回は下の項目に沿って説明していきたいと思います。
ドライバーの重量で選ぶ
ヘッドの大きさでドライバーを選ぶ
スピン性や操作性でドライバーを選
シリーズで選ぶ
ドライバーの総重量で選ぶ
テーラーメイド内でも総重量はさまざまです。
その中で一番大事なのは振りやすいことです。
重すぎると振り切れず、軽すぎると制御ができなくなってしまいます。
基本は振り切れる範囲で重めの方が、飛距離と安定性が出ます。
またしっかり振り切りたい方やコントロールしたい方、体力に自信がない方は軽めがお勧めです。
逆に体力に自信がある方、飛ばしたい方は重めがお勧めになります。
ヘッドの大きさでドライバーを選ぶ
ルール上限の460㏄が主流ではありますが、テーラーメイドにもミニドライバーがあり近年その性能から人気を集めています。
大きなヘッドはミートしやすく、かつ直進性が高い為、曲げずに飛ばすことに向いています。その一方で、ヘッドが返りにくいためつかまりにくくなります。
逆に小さなヘッドは操作性に優れていますが、その反面シビアな面が多く総体的に難しいクラブです。
その為、安定性を求める方は大きなヘッドを、狭いコースでもコントロールしたい方は小さなヘッドを使うと良いでしょう。
スピン性や操作性でドライバーを選ぶ
「スピン」とはバックスピン量のことです。
スピン量が多くても少なくても飛距離をロスするので、ヘッドスピード毎の適正範囲内になるようなクラブを選びましょう。
「操作性」とはフェース面の開閉やヘッド軌道の操作性のことをさします。
操作性が高いということは、狙った方向に打ち出したり曲げやすくなります。一方で操作しやすいがゆえに少しのミスがそのまま打ち出した球に反映され、ミスショットになりやすくなります。逆に操作性が低いものは、直進性がありスイングが疲れなどの原因で乱れたとしても、まっすぐ飛びやすくなります。
こういったことからも、操作性に関しては熟練度やスイングの完成度に大きく影響してくるので、ドライバーショットの着地点に求める精度によって操作性を選ぶと良いでしょう。
シリーズで選ぶ
テーラーメイドから数々のドライバーが販売されてきました。
そしてそれらは”ステルス○○”や、”SIM○○”といったように名称によって特徴が分かれています。これから下記したシリーズそれぞれの特徴をご説明いたします。
ステルスシリーズ
SIMシリーズ
Mシリーズ
GLOIRE(グローレ)シリーズ
パートナーシリーズ
ステルスシリーズ
何と言ってもステルスシリーズの特徴はカーボン素材のフェースです。
フェースをカーボン素材にすることで、主流であるチタンフェースに比べ格段に軽量化されました。
また、余剰重量分をフェース面積の拡大に当てることで、寛容性と共にボール初速が向上し飛距離をだすことができます。
SIMシリーズ
Mシリーズで培った技術をベースに、新たにスイング中に生まれる空気抵抗を減らしたのがSIMシリーズです。
この空気の流れをスムーズにして、加速を助ける機能が「イネーシャ ジェネレーター」です。スイング中の空気抵抗をスムーズかつ空気抵抗を減らすことで、ヘッドスピードアップが向上します。
直進性が高くスピン量を抑えた弾道、つまり飛距離がでやすくなっており、それでいて扱いやすいシリーズです。
Mシリーズ
Mシリーズの特徴はその”M”の由来になっているチタンやカーボンなどの複数の素材を組み合わせたマルチマテリアルということです。
これもまたテーラーメイドが新たに開拓した技術です。
複数の素材を組み合わせることにより反発係数を伸ばし、スイートスポットを拡大させました。つまり飛距離と安定性をもたらしました。
GLOIRE(グローレ)シリーズ
日本オリジナルブランドで、日本人向けのシリーズ。
大きなスイートスポットにより、とにかくやさしくて高弾道を打てるシリーズです。
当初はヘッドスピードが遅い人やアベレージ向けでしたが、新機種を出していく過程で徐々にアスリート、競技志向の方等にも使いやすくなってきています。
バーナーシリーズ
2010年前後に数機種出たダイナミックにパワフルに最大飛距離を実現したいというゴルファー向けのシリーズ。
2023年にはバーナーシリーズからミニドラーバーとして、再登場。
現在多くのドライバーは上限いっぱいの460㏄の大きさのものですが、それゆえに他のクラブとの振り心地の差が大きくなってしまいます。
それに比べミニドライバーはヘッド体積が小さいので、他のクラブとの差が小さくなり同じ感覚で振れるようになります。
振り切れない普通のドライバーより、振りやすいミニドライバーの方が扱いやすい上に飛距離が出やすくなります。
こういった理由が好まれているようで、限定販売ということも手伝って販売から2週間で品薄状態という注目の高さです。
テーラーメイドのおすすめドライバー22選
これからテーラーメイドのお勧めのクラブをご紹介いたします。
最新モデルに関しては、当然最新技術が搭載されているわけなのですが、それが必ずしも飛距離が伸びたり、安定性が上がったりするわけではありません。
ですので、同シリーズの過去のものも含めて自分に合ったものを探していただけたらと思います。
今回は大型ヘッドのシリーズごとのお勧めの数本と最後にはミニドライバーといった順番でご紹介します。
SIM
SIMモデルの中で最もアスリートに向けた仕様。可変式のウエイトにより、つかまり具合の調整が可能。他の二つに比べて操作性が高く、狙ったところに打ちやすくなっています。再現性の高いスイングのできる方や、ボールを操作したい方にお勧めです。
製品名 | SIM |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5° |
長さ | TENSEI SILVER TM50 45.75インチ Tour AD XC-6、Speeder661 EVOLUTION Ⅳ、Diamana ZF 60 45.25インチ |
重さ | TENSEI SILVER TM50 フレックスS:307g フレックスSR:305g フレックスR:303g XC-6フレックスS:312g 660 EVO ⅥフレックスS:314g ZF 60フレックスS:312g |
SIM MAX
より重いバックウェイトと大型フェース搭載により、SIMよりも直進性と許容性に優れています。
少しの打のミスでも、曲がり幅が少なく飛距離を出してくれるクラブです。
つかまり過ぎないようになっているため、フッカー等、左のミスをしたくない方が、ミスを恐れず振っていきたいという方にお勧めです。
製品名 | SIM MAX |
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ロフト角/ライ角 | 9°、10.5°、12.0° |
長さ | TENSEI BLUE TM50 45.75インチ TOUR AD XC-6、Speeder 661、EVOLUTION Ⅵ、Diamana ZF 60 42.25インチ |
重さ | TENSEI BLUE TM50 フレックスS:298g フレックスSR:296g フレックスR:294g |
SIM MAX-D
ヒール部分にドローバイアスウエイトを搭載することでスライスを抑制し、加えてワイドスイートエリア設計によりスイートエリアも拡大しました。
SIM MAXドライバー性能をそのままに、さらに寛容性が高まり、つかまりが良くなりました。右のミスが多い方にお勧めです。
製品名 | SIM MAX-D |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5°、12.0° |
長さ | 45.75インチ |
重さ | フレックスS:298g フレックスSR:296g フレックスR:294g |
SIM2
前シリーズで唯一あった可変ウエイトによるつかまり具合の調整がなくなりました。
球筋の操作はできなくなったものの、その他の操作性は高いまま。
その他、打感が前作よりも柔らかく、寛容性も高くなっており操作性を求める上級者にお勧めです。
製品名 | SIM2 |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5° |
長さ | TENSEI SILVER TM50 45.75インチ TOUR AD HD-6、Speeder661 EVOLUTION Ⅶ、Diamana TB 60 45.25インチ |
重さ | TENSEI SILBER TM50 フレックスS:310g フレックスSR:308g フレックスR:306g Tour AD HD-6 フレックスS:315g Speeder661 EVOLUTIONⅦ フレックスS:315g Diamana TB60 フレックスS:314g |
SIM2 MAX
SIM2ドライバーより大型のフェイス採用。「フルカーボンソール」と融合した「インナージェネレーター」によりダウンスイングがスピードアップ。
ヘッド前方に搭載されたスプリットマスウエイトが、ヒールよりに配置されることで、重心が深くなり、ミスヒットに強く、寛容性が高くなっています。
適度なつかまりで、前作同様左のミスをしたくないけど、しっかり振っていきたい方にお勧めです。
製品名 | SIM2 MAX |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5°、12.0° |
長さ | TENSEI BLUE TM50 45.75インチ Tour AD HD-6、Speeder661EVOLUTIONⅦ、Diamana TB60 45.25インチ |
重さ | TENSEI BLUE TM50 フレックスS:300g フレックスSR:297g フレックスR:295g HD-6 フレックスS:313g 661 EVOⅦ フレックスS:313g TB60 フレックスS:312g |
SIM2 MAX-D
ドローバイアス設計を搭載によるスライス抑制機能。
さらにSIM MAX-Dでは弾道が低くなってしまう傾向があったが、バッグウエイトを重くすることで高弾道が打ちやすくなりました。
また、ヒールに近い位置にスプリットマスウエイトを搭載することにより、低重心化。
それによりSIM2シリーズで最も高い寛容性になっています。
SIM MAX-D同様に右のミスが多い方にお勧めです。
製品名 | SIM2 MAX-D |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5°、12.0° |
長さ | 45.75インチ |
重さ | フレックスS:299g フレックスSR:296g フレックスR:294g |
ステルス
新たに開発された「60層のカーボンフェース」により、チタンフェースと比べて40%の軽量化に成功。それに加えSIMドライバーよりもフェース面積を20%拡大し、寛容性が高まりました。
フェース前面にナノレベルの精巧なポリマーコーティング(PU)を施すことで、どのような条件下でも最適なスピン量を可能にし、飛距離を生み出しやすくなっています。
またツイストフェースも搭載されており、直進性が優れたクラブとなっています。
同ステルスシリーズのうち、スタンダードなモデルで、適度なつかまりと球の高さを打てるクラブで、左のミスを出したくない方にお勧めです。
製品名 | ステルス |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5°、12.0° |
長さ | TENSEI RED TM50 45.75インチ Tour AD UB-6 、SPEEDER NX60、Diamana PD60 45.25インチ |
重さ | TENSEI RED TM50 フレックスS:302g フレックスSR:300g フレックスR:297g UB-6 フレックスS:314g NX60 フレックスS:312g PD60 フレックスS:314g |
ステルス HD
60層のカーボンフェースを採用したことによりヘッドが軽量化されました。
その余剰重量を活かして、イナーシャジェネレーターを含む重量設計をヒール側に設置するハイドローバイアス設計を採用しています。
それによりフェースをスクエアに戻してインパクトしやすく、つかまりやすい球を打ちやすくなります。また、そのウエイト重量により高い弾道が打ちやすくなっています。
スライス抑制機能を搭載しているため、右のミスをなくしたい方にお勧めです。
製品名 | ステルス HD |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5°、12.0° |
長さ | TENSEI SILVER TM50 45.75インチ |
重さ | TENSEI SILVER TM50 フレックスS:300g フレックスSR:298g フレックスR:295g |
ステルス プラス
スピン量が低めで、弾道の高さも低めになりやすいクラブ。
つかまりはそれほど良くないが、操作性は高くなっています。
スピン量と弾道の高さの特徴から、ヘッドスピードが速めでヘッドを操作したい方にお勧めです。
製品名 | ステルス プラス |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5° |
長さ | TENSEI SILVER TM50 45.75インチ Tour AD UB-6 、SPEEDER NX60 45.25インチ |
重さ | TENSEI SILVER TM50 フレックスS:312g フレックスSR:310g フレックスR:308g UB-6 フレックスS:316g NX60 フレックスS:315g PD60 フレックスS:315g |
ステルス2
新構造カーボンフェースにより、ボールスピードの高初速化。
さらに「インバーテッド・コーン・テクノロジー」と「ツイストフェース」の組み合わせにより、ミスヒット時のボール初速の低下を抑え、安定性能と再現性能が向上した。
ヘッド後方にタングステンバックウエイトを搭載したことで高慣性モーメント化に成功。
「イナーシャジェネレーター」との相乗効果で、高い飛距離性能を保ちながら寛容性が進化しました。
ツイストフェースの効果により、直進性が高いながらも適度なつかまりのため、左のミスを出したくない方にお勧めです。
製品名 | ステルス2 |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5°、12.0° |
長さ | TENSEI RED TM5045.75インチ Tour AD CQ-6 、SPEEDER NX GREEN60、Diamana GT6045.25インチ |
重さ | TENSEI RED TM50 フレックスS:302g フレックスSR:300g フレックスR:298g CQ-6 フレックスS:311g NX GREEN60 フレックスS:313g GT60 フレックスS:311g |
ステルス2 HD
SIM2ドライバー性能をそのままに、ハイドリーバイアス設計を採用。
「タングステンウエイト」が搭載された「イナーシャジェネレーター」をヒール寄りに配置することで、高弾道でつかまりやすく寛容性が進化しました。
ステルス2シリーズの中で最も安定性が高く、大きく飛ばせる「カーボンウッド」です。
右のミスを出したくない方にお勧めです。
製品名 | ステルス2 HD |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5°、12.0° |
長さ | 45.5インチ |
重さ | フレックスS:303g フレックスSR:301g フレックスR:299g |
ステルス2 プラス
ステルス2ドライバーの性能に、弾同調性機能が搭載。
ヘッド後方に15gのスチールバックウエイトを搭載したことで高モーメント化に成功しました。さらにヘッド左右方向の重心位置を調整できる「15gスライディングウエイトシステム」によって、個々のプレイヤーへの調整が可能となりました。
さらに「FCTロフトスリーブ」により最適な打ち出し角や弾道に調整することも可能となりました。
ヘッドスピードが速い方向けで、ヘッド重量も感じるのでフィジカルの強さも求められます。
製品名 | ステルス2 プラス |
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ロフト角/ライ角 | 8.0°、9.0°、10.5° |
長さ | TENSEI RED TM50 45.75インチ Tour AD CQ-6 、SPEEDER NX GREEN60、Diamana GT60 45.25インチ |
重さ | TENSEI RED TM50 フレックスS:312g フレックスSR:310g フレックスR:307g CQ-6 フレックスS:314g NX GREEN60 フレックスS:316g GT60 フレックスS:314g |
Mグローレ
「M」との融合モデル。
グローレシリーズの特徴通り、ミスヒットでもしっかり安定して飛ばしてくれます。
ヘッドスピードが速い方でも打ちやすくなっていますが、スピン量が出やすい為ヘッドスピードが40m/s前後で右のミスが多い方にお勧めです。
製品名 | Mグローレ |
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ロフト角/ライ角 | 9.5°、10.5°、11.5° |
長さ | 46.0インチ |
重さ | フレックスS:281g フレックスSR:278g フレックスR:273g |
SIMグローレ
「SIM」との融合モデル。
Mグローレよりつかまりを抑えて飛距離性をアップしたクラブです。
前作同様スピン量が出やすい為、ヘッドスピードがそれほどなくてSIMシリーズが重かったりつかまりにくいという方にお勧めです。
製品名 | SIMグローレ |
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ロフト角/ライ角 | 9.5℃、10.5°、11.5° |
長さ | 46.0インチ |
重さ | フレックスS:278g フレックスSR:275g フレックスR:272g |
ステルスグローレ
「ステルス」との融合モデル。
ステルスの特徴であるカーボンフェース搭載のグローレです。カーボンフェースによる軽量化によりフェース面が拡大し、寛容性が増しています。
前作に比べてスピン量が抑えられてきているので、ヘッドスピードが速い方でも打ちやすくなってきています。
前作とは違いヘッドスピードは気にせず、右へのミスを減らしたい方にお勧めです。
製品名 | ステルスグローレ |
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ロフト角/ライ角 | 9.5°、10.5°、11.5° |
長さ | 46.0インチ |
重さ | フレックスS:278g フレックスSR:275g フレックスR:272g |
ステルスグローレ プラス
ステルスグローレにカチャカチャ機能を搭載したモデル。
カスタムシャフト等を使用する際に容易に交換・調整できるため、ヘッドスピードが速い方や細かく調整したい方にはお勧めです。
製品名 | ステルスグローレ プラス |
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ロフト角/ライ角 | 9.5°、10.5° |
長さ | FUJIKURA SPEEDER NX 45.75インチ Tour AD CQ-5、SPEEDER NX GR50、Diamana GT50 45.25インチ |
重さ | FUJIKURA SPEEDER NX フレックスS:281g フレックスSR:278g フレックスR:275g Tour AD CQ-5 フレックスS:301g NX GR50 フレックスS :303g Diamana GT50 フレックスS:303g |
M4 2018
現在でも使用されている「ツイストフェース」が初搭載されたモデル。
直進性が高く、ボールも上がりやすく、さらにミスヒットでも飛ばしてくれるやさしいクラブです。
つかまりを抑えたクラブなので、フッカーの方にお勧めです。
製品名 | M4 2018 |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.0° |
長さ | KUROKAGE TM5 45.5インチ Tour AD IZ-6、Speeder661 EVOLUTIONⅦ、Diamana RF60 45.25インチ |
重さ | KUROKAGE TM5 309g IZ-6 314g EVOⅦ 316g RF60 315g |
M4 2021
2018年に大ヒットしたM4がリニューアルされて再登場。
シャフトの変更等もありミートしやすくなっており、2018年発売のものよりヘッドスピードが速い方が振っても、打ちやすいクラブとなりました。
製品名 | M4 2021 |
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ロフト角/ライ角 | 10.5° |
長さ | 45.75インチ |
重さ | 299g |
M5ツアー
ヘッド体積435㏄、以前松山英樹が使用していたクラブ。
つかまりをおさえているので、左へのミスがでにくく、中弾道の強めの球筋が出やすくなります。
操作性が高いのがミニドライバーの特徴ですが、M5ツアーは直進性が高く左へのミスを怖がらず打てるという方に特化しています。
飛距離性能も高いですが、ヘッドスピードが速い人にお勧めのクラブです。
製品名 | M5 ツアー |
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ロフト角/ライ角 | 9.0°、10.5° |
長さ | 45.25インチ |
重さ | 324g |
オリジナル ワン ミニ
ヘッド体積275 ㏄とミニドライバーの中でもかなり小型なクラブ。
スピン量は大型ドライバーに比べると多めですが、その分曲がりにくく安定性が高くなっています。
直進性が高く、曲げてもその幅は小さい。操作性よりも安定性の高いクラブです。
3Wとドライバーの中間的な感覚で、ヘッドスピードはアベレージでドライバーが苦手な人にお勧めです。
製品名 | オリジナル ワン ミニ |
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ロフト角/ライ角 | 11.5°、13.5° |
長さ | 43.75インチ |
重さ | 321g |
300 ミニドライバー
ヘッド体積307㏄。
大型ドライバーにも引けを取らないほどの飛距離性能をもったドライバーです。
どちらかというと右のミスへ強くなっています。
操作性も高く直ドラもしやすく、飛距離の出るフェアウェイウッドの感覚で打てるドライバーです。
製品名 | 300 ミニドライバー |
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ロフト角/ライ角 | 11.5° |
長さ | 43.75インチ |
重さ | フレックスS:318g フレックスSR:315g |
バーナー ミニドライバー
ヘッド体積304㏄。2023年に発売された最新ミニドライバー。
ミニドライバーとしては初の重心の位置を調整できるクラブです。
寛容性と安定性が高いクラブで、ヘッドスピードが速い方で操作したいという方にお勧めです。
製品名 | バーナー ミニドライバー |
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ロフト角/ライ角 | 11.5°、13.5° |
長さ | 43.5インチ |
重さ | フレックスS:327g フレックスSR:325g |
まとめ
ここまでテーラーメイドの創業時から技術革新への探求心から生まれた技術のほんの一部と、クラブの魅力について説明してきました。
これからもテーラーメイドから、画期的な技術が発表されていくことでしょう。
しかし最新ドライバーは万人向けのモデルは多いものの、やはり合う合わないが必ずあります。ですので、選ぶ際には最新だからという概念は抜いて選ぶと良いでしょう。
また、新しいものが出ると型落ちになり過去の機種は価格が下がるので、そのタイミングで過去の名機を購入するのも良いでしょう。
この記事を参考にお気に入りの一本が見つかると幸いです。