オノフはフィッシング業界において世界で活躍するグローブライド(旧:ダイワ精工)を親会社に持つブランドです。
売り上げの落ちていたグローブライドのゴルフ事業の再建を託される形で、2002年に立ち上がったのがオノフです。
グローブライドのフィッシング業界で培ったカーボンテクノロジーなど、確固たる技術も持っています。
ただし、ブランドのコンセプトとしては、技術からもたらされる機能に焦点をあてるのではなく、ルール・マナーに焦点を当て、上質な大人のゴルフを提案しています。
これからオノフの持っている技術と、アイアンの紹介をしていきますが、機能だけでなく上質なゴルフを提案しているデザイン性も含めて参考にしてみてください。
オノフ(ONOFF)とは?ブランドの特徴を解説
ブランド名の由来となっているのが、ON(仕事)とOFF(遊び)の切り替えをバランスよく行える「大人のためのゴルフブランド」という意味が込められています。
その新しいブランド思想はスタート時の広告でも現れています。
よく目にする広告では「飛ぶ」「曲がらない」といったキャッチコピーを使っていますが、オノフではそれらを使用せず目土袋を前面に出したものでした。
「究めて、オノフである。究めて、上質である。」と銘打っているように、スペックを追い求めるのではなく、ルール・マナーに焦点を当てて提案していることもブランドの特徴でしょう。
オノフ(ONOFF)の歴史
親会社であるダグローブライドのゴルフ事業は1990年のピーク時150億円の売り上げが、2000年には1/6の25億円までに下降してしまいます。そこでゴルフ事業の再建プロジェクトで誕生したのがオノフでした。
2002年に販売をスタートしたオノフは初年度で2倍を超える65億円の売り上げを記録。
2009年には同年に契約した片山晋呉プロがマスターズで4位となり、オノフの注目を集めました。
オノフ(ONOFF)の技術的な特徴
オノフの親会社はフィッシング業界でトップメーカーです。釣り具の中でも特に竿に関してはカーボンで作られているおり、そのカーボンテクノロジーは存分にシャフトに活かされているのです。
カーボンテクノロジー以外においても、他メーカーにはない独自の技術を開発しています。
これから、オノフの技術とその特徴について説明していきます。
クロスバランステクノロジー(Cross Balance Technology)
重みのあるヘッドとは逆のグリップにウエイトを配置することで、ヘッドの重量を減らすことなく振りやすくなるカウンターバランスをさらに進化させたテクノロジー。
グリップに装着しているウエイトとヘッドのウエイトを変えてクロスすることで最適なバランスが実現します。
ヘッド側に3 箇所、グリップエンド1箇所あるウエイトを組み替えることでスイングバランスを調整することができます。スイングバランスはアルファベットと数字の組み合わせで表され、オノフの場合はD1~D6までの範囲で調整が可能です。クラブ重量が同じでも数字が大きくなるほど、持ったときに重く感じます。
ダイレクトリパルジョンフェース
飛び系アイアンを追求するオノフ独自のアイアン専用フェイス構造。
フェイスを2段階の肉厚構造にして、フェイス下部のたわみをアップするパワートレンチと、Lカップフェイス構造を採用しています。
その構造により反発力を大幅にアップさせ、ボールを強く押し出し、飛距離アップを実現させてくれます。
また、トゥ・ヒール部に3本の溝(フルコアグループ)を施し、高初速エリアの拡大を可能にしました。これによりミスヒットでも飛ぶアイアンを実現しました。
SMOOTH KICK MP-247
オリジナルカーボンシャフトはヘッド側のシャフト先端に比重の大きなタングステンを含有させています。
タングステンを使用することで、方向性を乱すトゥダウンを抑制し、方向性を高めることに成功しました。
また、フィッシング業界のトップメーカーとして、磨き続けられた”DAIWAのカーボンテクノロジー”を背景に開発・設計されたオリジナルシャフトを採用することで、ヘッドの性能を極限まで引き出し、さらなる飛びとやさしさを提供しています。
オノフ(ONOFF)のアイアンの選び方
アイアンは番手違いを考えなければ、ラウンドで一番使用頻度が多いクラブです。
また、セット価格を考えると買い替えに一番お金のかかるクラブとも言えます。
それだけにクラブ選びには慎重になることでしょう。
そこでこれから以下の項目に沿って、アイアン選びのポイントを説明していきます。
- シリーズやモデルで選ぶ
- ロフト角・ライ角の関係
- ヘッドサイズの意識
- 重さの意識リスト
シリーズやモデルで選ぶ
オノフではエンジョイゴルファー向けのAKA、そしてAKAの中でもさらに飛距離を求めるゴルファー向けのAKAFF、アスリート志向ゴルファー向けのKURO、女性ゴルファー向けのLADYと、対象者をはっきりと分けてシリーズ化しているため選定しやすいのが特徴です。
これから各シリーズ、モデルの特徴を説明していきます。
AKA
エンジョイゴルファー向けとして販売されているAKA。その特徴は初心者でも球をつかまえやすいオートマティックな扱いやすさです。
AKAシリーズにはスタンダードの”AKA”と、”AKA FF”のモデルがあります。
飛び系アイアンとして楽に飛距離がでる”AKA”、その”AKA”よりもさらにロフトが立っており、さらなる飛距離アップができるのが”AKA FF“です。
ロフトが立つと飛距離は出しやすくなります。しかし、スピン量が減ってランが出やすくなるため、直接グリーンにキャリーオンしてしまうと、こぼれてしまう可能性が高くなります。
そのためショットの精度よりも飛距離を求めるプレイヤーにお勧めです。
エンジョイゴルファー向けというのもあり、ミスへの寛容性が高いため初心者、さらに飛距離を求める中級者におすすめです。
KURO
アスリート向けとして販売しているKUROは、高い操作性と打感の良さが特徴です。
ロフト角が7番で32°と一般的な角度であるため、飛距離性能はロフト角に対しては高めの数値です。
操作性に優れていながらも、ミスヒットをしっかりカバーし飛距離がでる傾向にあります。また、高精度なレーザーミーリング加工されたフェイス面によって、どんな状況からでも安定したスピンで打つことができます。
飛距離よりも精度を重視し、アイアンでのグリーンオンを狙っていきたい方向けです。
中級者以上でスライス側のミスをしたくない方にもお勧めです。
LADY
女性向けとして販売しているLADY、パワーがなくても飛距離UPを目指せるアイアンです。
ボールが楽に上がって、飛距離がアップしやすいようにクラブを軽量化しています。
ソール部に高比重であるタングステンを集中配置することにより、低重心化を実現しました。その低重心化により芯に当てやすく球の上がりやすさも向上します。
オノフ独自の全周パワートレンチ搭載により、フェイス全体の反発力がアップし、キャリーを伸ばしトータル距離も伸ばすことが可能になります。
ロフト角・ライ角の関係
基本的にロフト角は距離、ライ角は方向性に影響します。
この二つを知ることでさらにクラブ選びにも幅が出てくるため、これからそれぞれの内容を説明していきたいと思います。
ロフト角
フェイス面の傾斜角の事ですが、傾斜角が大きいほど球は上がりやすくバックスピンもかかりやすくなります。
傾斜角はメーカーやモデルによって同じ番手でも1~2°違うこともありますが、近年では飛び系アイアンと呼ばれる、同様の番手でも傾斜角が従来の物より1~2番手少ない傾斜角のアイアンが登場してきました。
飛び系アイアンの飛距離は10~20ヤード伸びますが、スピン量が減って曲げにくくなったり、止まりにくくなったりと、ボールの操作性は悪くなります。
飛距離が欲しい方やまっすぐ飛ばしたいと言う方はAKAシリーズがおすすめです。
逆に操作してグリーンでもピタッと止めたいと言う方にはKUROシリーズがおすすめです。
ライ角
ライ角とはソールを地面に平行になるように置いたときのシャフトの角度の事です。
構えた時にトゥ側が浮いた状態をアップライトと言いつかまりやすく、ヒール側が浮いた状態をフラットと言いフェイド気味になりやすくなります。
ヘッドサイズの意識
一般的にヘッドサイズが大きくとも芯に当たらなければ飛ばない為、ヘッドサイズが大きいから優しいとはいえません。しかしオノフのAKAシリーズの場合はヘッドサイズが大きいのにもかかわらず、ミスヒットでも距離を出してくれます。
ヘッドサイズが大きいものは重心を低くしているため、球が上がりやすく曲がりにくいのが特徴です。
逆に言えば、ボールを曲げたりなどの上級者が好む操作をしたい方にとっては、曲げやすい小さなヘッドの方が向いています。
重さの意識
クラブの重さは軽いと手打ちになりやすいため、トップが出やすくなります。
逆に重すぎるとクラブに振られてしまい、ダフりやすくなります。
自分に合った適正な重さを選びましょう。
また、アイアンに関してはスチールとカーボンで大きく重さが異なります。
加齢により切り替えようと思うタイミングが来るかと思いますが、変えた当初は身体で振れていたとしても、軽い物に身体が慣れてくると手打ちになってくる可能性があります。
軽い物に変えるとヘッドスピードが上がり、それに伴い飛距離も出ますがスイングを壊す可能性もあるため、飛距離だけにとらわれず慎重に選びましょう。
初心者向け!オノフ(ONOFF)おすすめアイアン4選
初心者において重視したいのが、やさしく飛距離が出せて曲がらない寛容性があるものでしょう。
そこで今回はミスヒットでもしっかりと曲がらずに距離を出しやすいアイアンを紹介していきたいと思います。
AKA 2022
前モデルのAKA 2020に引き続きダイレクトリパルジョンフェイス搭載により、反発効率が向上し飛距離アップを実現しました。
また、タングステンウエイトをソール全体に配置することにより、深・低重心化。
よくつかまって飛んでくれます。
前AKA 2020に比べてさらに寛容性がアップされました。全芯主義と売り出しているだけあって、フェイス面のどこにあたっても飛距離ロスが少なくまっすぐ飛んでくれるなど、とても寛容性の高いクラブとなっています。
製品名 | AKA 2022 |
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ロフト角/ライ角 | #5(22°/61.5°) #6(25°/62°) #7(28°/62.5°) #8(32°/63°) #9(37°/63.25°) PW(43°/63.5°) W1(49°/63.5°) W2(56°/63.5°) |
長さ | MP-522Ⅰ(Flex) R2 #5(37.75インチ) #6(37.25インチ) #7(36.75インチ) #8(36.25インチ) #9(35.75インチ) PW(35.25インチ) W1(34.75インチ) W2(34.75インチ) MP-522Ⅰ (Flex)R、SRKBS TOUR LITE 100 (Flex)S #5(38.25インチ) #6(37.75インチ) #7(37.25インチ) #8(36.75インチ) #9(36.25インチ) PW(35.75インチ) W1(35.25インチ) W2(35.25インチ) |
重さ | MP-522Ⅰ (Flex)R2 #7(約357g) MP-522Ⅰ (Flex)R #7(約367g) MP-522Ⅰ (Flex)SR #7(約376g) KBS TOUR LITE 100 (Flex)S #7(約410g) |
AKA2020
ダイレクトリパルジョンフェイス搭載により、反発力が大幅にアップし飛距離アップを実現。
タングステンウエイトをソール全体に配置することで、深・低重心化となり、ミスヒットでも飛距離ロスが少なくなりました。高い打ち出しでつかまりやすく、やさしく飛ばせるアイアンです。
製品名 | AKA 2020 |
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ロフト角/ライ角 | #5(22°/61°) #6(25°/61.5°) #7(28°/62°) #8(32°/62.5°) #9(37°/63°) PW(43°/63.5°) W1(49°/64°) W2(56°/64°) |
長さ | MP-520Ⅰ(Flex) R2 #5(37.75インチ) #6(37.25インチ) #7(36.75インチ) #8(36.25インチ) #9(35.75インチ) PW(35.25インチ) W1(34.75インチ) W2(34.75インチ) MP-520Ⅰ (Flex)R、SR N.S PRO ZELOS 8(Flex)R 950GH neo (Flex)S #5(38.25インチ) #6(37.75インチ) #7(37.25インチ) #8(36.75インチ) #9(36.25インチ) PW(35.75インチ) W1(35.25インチ) W2(35.25インチ) |
重さ | MP-520Ⅰ (Flex)R2 #7(約355g) MP-520Ⅰ (Flex)R #7(約366g) MP-520Ⅰ (Flex)SR #7(約375g) N.S PRO ZELOS 8(Flex)R #7(約395g) 950GH neo (Flex)S #7(約410g) |
AKA 2018
フェイスの肉厚を2段階かつ、Lカップフェイス構造にすることで反発力をアップ。それにより飛距離性能がアップしました。
このフェイス構造によりトップ目に当たってしまっても、高弾道な球を打ち出してくれます。そのほかのミスヒットもしっかりひろい上げ、飛距離ロスを軽減してくれます。
製品名 | AKA 2018 |
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ロフト角/ライ角 | #4(20°/60.5°) #5(23°/61°) #6(26°/61.5°) #7(29°/62°) #8(33°/62.5°) #9(38°/63°) PW(44°/63.5°) W1(50°/64°) W2(56°/64°) |
長さ | MP-518Ⅰ(Flex) R2 #5(37.75インチ) #6(37.25インチ) #7(36.75インチ) #8(36.25インチ) #9(35.75インチ) PW(35.25インチ) W1(34.75インチ) W2(34.75インチ) MP-518Ⅰ (Flex)R、SR N.S PRO ZELOS 8(Flex)R、N.S PRO 950GH HT (Flex)S #4(38.75インチ) #5(38.25インチ) #6(37.75インチ) #7(37.25インチ) #8(36.75インチ) #9(36.25インチ) PW(35.75インチ) W1(35.25インチ) W2(35.25インチ) |
重さ | MP-518Ⅰ (Flex)R2 #7(約355g) MP-518Ⅰ (Flex)R #7(約366g) MP-518Ⅰ (Flex)SR #7(約375g) N.S PRO ZELOS 8(Flex)R #7(約395g) N.S PRO 950GH HT (Flex)S #7(約410g) |
AKA FF
他のAKAに比べて同じ番手でもロフト角が少なく、いわゆる立っているロフトが最大の特徴です。それでいてソール部分全体に配置されたタングステンウエイトによる深・低重心化により、高い弾道を実現しています。
ダイレクトリパルジョンフェイス搭載モデルで、効率的な高反発により飛距離を出してくれます。
製品名 | AKA FF |
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ロフト角/ライ角 | #6(23°/61°) #7(25°/61.5°) #8(28°/62°) #9(32°/62.5°) PW(37°/63°) W1(43°/63.5°) W2(49°/64°) W3(56°/64°) |
長さ | #6(38.25インチ) #7(37.75インチ) #8(37.25インチ) #9(36.75インチ) PW(36.25インチ) W1(35.75インチ) W2(35.25インチ) W3(35.25インチ) |
重さ | #7(約359g) |
中級者向け!オノフ(ONOFF)おすすめアイアン4選
中級者にもなるとミート率も上がり安定して打てるようになっていると思います。
良いスコアを出すためには、アイアンの方向性と安定した距離をきちんと打てることが前提です。
そこでここからは主に方向性が出しやすいものを2つ、そしてもっと距離を出したいという人向けのアイアンを2つ紹介したいと思います。
KURO2024
ほど良いつかまりで、ロフト角以上の飛距離、さらにミスヒットでも飛んでくれる寛容性を持ったアイアン。
それでいて安心したスピン量、高弾道、ぶれない方向性により、やさしくピンを狙えます。
完成されたクラブとなっていますが、別売りの「CBTグリップ」を装着することで、ウエイトの入れ替えによるスイングバランスの変更を行う、クロスバランステクノロジーが可能となります。
製品名 | KURO 2024 |
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ロフト角/ライ角 | #4(22°/60°) #5(25°/60.5°) #6(28°/61°) #7(32°/61.5°) #8(36°/62°) #9(40°/62.5°) PW(44°/63°) |
長さ | #4(38.25インチ) #5(37.75インチ) #6(37.25インチ) #7(36.75インチ) #8(36.25インチ) #9(35.75インチ) PW(35.25インチ) |
重さ | CBT:624Ⅰ (Flex)S #7(約391g) N.S PRO MODUS3 TOUR105 (Flex)S #7(約421g) N.S PRO MODUS3 TOUR115 (Flex)S #7(約430g) |
KURO2022
前作のKURO2019のキャビティバックから今作より中空構造へモデルチェンジ。
ヘッドの慣性モーメントを大きくすることで、飛距離のアップと方向性のブレをすくなくしています。
また、Lカップフェイス搭載による飛距離ロスの軽減、六角型のレザーミーリングにより安定したスピン量を可能としました。
別売りの「CBTグリップ」を装着することで、ウエイトの入れ替えによるスイングバランスの変更を行う、クロスバランステクノロジーが可能となります。
製品名 | KURO 2022 |
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ロフト角/ライ角 | #4(22°/60°) #5(25°/60.5°) #6(28°/61°) #7(32°/61.5°) #8(36°/62°) #9(40°/62.5°) PW(44°/63°) |
長さ | #4(38.25インチ) #5(37.75インチ) #6(37.25インチ) #7(36.75インチ) #8(36.25インチ) #9(35.75インチ) PW(35.25インチ) |
重さ | CBT:622Ⅰ (Flex)S #7(約390g) N.S PRO MODUS3 TOUR105 (Flex)S #7(約421g) N.S PRO MODUS3 TOUR115 (Flex)S #7(約430g) |
LABOSPEC RB-247K
寛容性と飛距離性の高いAKAと、操作性の高いKUROを融合させたアイアンです。
オノフ独自の重心フロー設計で、ミドル番手( 5番~7番)はヒール側重心でつかまえやすく、ショート番手(8番~ PW)はトゥ側重心により左のミスを軽減する設計となっています。
レザーミーリング加工により安定したスピン性能を実現しています。
製品名 | LABOSPEC RB-247K |
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ロフト角/ライ角 | #5(24°/60.5°) #6(27°/61°) #7(30°/61.5°) #8(34°/62°) #9(39°/62.5°) PW(44°/63°) |
長さ | #5(38インチ) #6(37.5インチ) #7(37インチ) #8(36.5インチ) #9(36インチ) PW(35.5インチ) |
重さ | MP-247Ⅰ (Flex)R #7(約373g) N.S PRO 950GH neo (Flex)S #7(約416g) |
LABOSPEC FF-247 Ⅲ
”遠くへ飛ぶ”を飛ぶをコンセプトに設計されたアイアンです。
ダイレクトリパルジョンフェイス搭載により、反発効率が向上し飛距離アップを実現しました。さらにFFアイアイン専用のパワートレンチとLカップフェイス構造により、オノフアイアン上最大の実打球点反発力を実現しました。
また、タングステンウエイトをソール全体に配置することにより、深・低重心化により高弾道で、飛んでくれます。
製品名 | LABOSPEC FF-247 Ⅲ |
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ロフト角/ライ角 | #5(21°/60.5°) #6(23°/61°) #7(25°/61.5°) #8(28°/62°) #9(32°/62.5°) PW(37°/63°) W1(43°/63.5°) W2(49°/64°) W3(56°/64°) |
長さ | #5(38.75インチ) #6(38.25インチ) #7(37.75インチ) #8(37.25インチ) #9(36.75インチ) PW(36.25インチ) W1(35.75インチ) W2(35.25インチ) W3(35.25インチ) |
重さ | FF-247 (Flex)R #7(約359g) |
上級者向け!オノフ(ONOFF)おすすめアイアン4選
オノフのアイアンはアスリート向けのKUROも、とても扱いやすいクラブとなっています。
中級者向けで紹介したクラブもつかまりすぎないようになっているため、上級者においても使いやすいアイアンです。
そのためここでは、ツアープロが実際に使っているクラブ、監修しているクラブを中心に紹介していきます。
KURO 2019
中空構造で、従来のロフト角より少しロフト角が少なく、ロフト角が立っているアイアンです。
フェイスのどこに当たってもよく拾って、よくつかまえてくれて飛距離ロスも少ないのが特徴です。
浅地洋祐プロが初優勝の際に使用していたアイアンですが、とても扱いやすいクラブといえます。
製品名 | KURO 2019 |
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ロフト角/ライ角 | #4(22°/60°) #5(25°/60.5°) #6(28°/61°) #7(32°/61.5°) #8(36°/62°) #9(40°/62.5°) PW(44°/63°) |
長さ | (36.75インチ) |
重さ | SHINARI:i65 (Flex)S #7(約388g) N.S PRO MODUS3 TOUR105 (Flex)R #7(約415g) N.S PRO MODUS3 TOUR105 (Flex)S #7(約418g) N.S PRO MODUS3 TOUR125 (Flex)S #7(約438g) |
KURO 2017
片山晋呉プロ監修のハーフキャビティのアイアンです。
飛び系アイアンが増えてきた中での7番のロフト角はノーマルロフトの34°で、各クラブも正確な距離を打てるように4°ピッチに設定しています。
操作性もすぐれており、フェイドとドローや高低の打ち分けもしやすいクラブとなっています。
飛距離よりも正確性を重視したアイアンです。
製品名 | KURO 2017 |
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ロフト角/ライ角 | #4(22°/60°) #5(26°/60.5°) #6(30°/61°) #7(34°/61.5°) #8(38°/62°) #9(42°/62.5°) W1(46°/63°) W2(52°/63.5°) W3(58°/63.5°) |
長さ | #4(38.25インチ) #5(37.75インチ) #6(37.25インチ) #7(36.75インチ) #8(36.25インチ) #9(35.75インチ) W1(35.25インチ) W2(35インチ) W3(35インチ) |
重さ | MP-717Ⅰ (Flex)SR #7(約392g) MP-717Ⅰ (Flex)S #7(約401g) N.S PRO MODUS3 TOUR105 (Flex)R #7(約420g) N.S PRO MODUS3 TOUR105 (Flex)S #7(約425g) N.S PRO MODUS3 TOUR125 (Flex)S #7(約446g) |
FORGED IRON
直進性と操作性のバランス性がすぐれており、つかまり具合は少しつかまるかどうか程度の程よいつまり具合で、ひっかけの心配はありません。
直進性はあるものの操作性もすぐれており、若干ドローの方が打ちやすいものの、フェイドもしっかり打てます。
操作性が高くアスリート向けモデルながら、比較的やさしい部類に入るアイアンです。
製品名 | FORGED IRON |
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ロフト角/ライ角 | #3(20°/59.5°) #4(22.5°/60°) #5(25°/60.5°) #6(28°/61°) #7(31°/61.5°) #8(35°/62°) #9(40°/62.5°) PW(45°/63°) W1(50°/63.5°) W2(56°/63.5°) |
長さ | #3(38.75インチ) #4(38.25インチ) #5(37.75インチ) #6(37.25インチ) #7(36.75インチ) #8(36.25インチ) #9(35.75インチ) PW(35.25インチ) W1(35インチ) W2(35インチ) |
重さ | MP-713Ⅰ (Flex)R #7(約389g) MP-713Ⅰ (Flex)S #7(約400g) N.S PRO 850GH(Flex)R #7(約409g) N.S PRO 950GH (Flex)S #7(約422g) |
LABOSPEC CB-358
片山晋呉プロがツアーで使っていたアイアンのレプリカモデル。片山プロのこだわりの詰まったクラブです。
キャビティアイアンで、高弾道でスピン量も安定しています。
ロフト角も7番が34°と標準のロフト角になっています。ほどよいつかまり具合のため使いやすいアイアンです。
製品名 | LABOSPEC CB-358 |
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ロフト角/ライ角 | #5(26°/60.5°) #6(30°/61°) #7(34°/61.5°) #8(38°/62°) #9(42°/62.5°) PW(46°/63°) |
長さ | #5(37.75インチ) #6(37.25インチ) #7(36.75インチ) #8(36.25インチ) #9(35.75インチ) PW(35.25インチ) |
重さ | MP-713Ⅰ #7(約400g) SHINARI:i85 #7(約410g) N.S PRO 950GH #7(約424g) |
自分に適したアイアンを選ぼう
アイアンはラウンド中において一番使うクラブですから、購入の際には特に慎重になる必要があります。
紹介してきたようにオノフはエンジョイゴルファー向けのAKAと、アスリート向けのKUROといったようにシリーズで分けているため、選定がしやすくなっています。
また、オノフはオプション販売のCBTラバーグリップを購入すると、ウエイト交換によりスイングバランスも細かく変えることができます。つまり同じアイアンでも違う振り心地で使うことができるので、より自分好みのクラブにすることだできます。
少しずつ知名度の上がってきたオノフですが、それでも知らないゴルファーもたくさんいるブランドではないでしょうか。この記事を見てオノフがクラブの選択肢の一つに入り、試打のきっかけになればと思います。