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2024.05.26

EV界の新星「BYD」のコスパ恐るべし!編集部・三橋のリアルな車購入ドキュメント

世界のEV市場を席巻する一台の実力はいかに!?

世界のEV市場を席巻する一台の実力はいかに!?


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ボルボ「EX30」に試乗した編集部・三橋
が次に向かったのは、EV先進国である中国が誇るトップメーカー、BYDが打ち出すSUV「アットスリー」。

こちらもジャーナリスト陣から、一度は見ておいたほうがいいとおすすめされた一台だ。
人生初の車選びで悩む編集部・三橋
都会を離れ海沿いの街へ移住するのに伴い、車が必要に。識者3名と対談した「EV車の最適マッチング論」前編後編もお見逃しなく!
まずはラウンジスペースに腰掛けて、コンセプトムービーを視聴するのが通常の流れ。ハイクオリティな映像に期待は高まるばかり。

まずはラウンジスペースに腰掛けて、コンセプトムービーを視聴するのが通常の流れ。ハイクオリティな映像に期待は高まるばかり。


訪れたのは、この3月に新規オープンしたばかりのディーラー。日本市場での好調なセールス状況を受け、ディーラー網を全国に拡大中だそうで、ここ練馬もそのひとつという位置付けだ。

ショールーム展示車で高級感があると噂のデザインを拝見。

ショールーム展示車で高級感があると噂のデザインを拝見。


シートの質感は「本当にこの価格で?」と疑ってしまうくらいハイレベル。

シートの質感は「本当にこの価格で?」と疑ってしまうくらいハイレベル。


まずはディテールがアップデートされたエクステリアとインテリアデザインをくまなくチェック。

件のEX30がシンプル&モダンなら、こちらはスタイリッシュ&ラグジュアリーという表現になるだろうか。


スピーカー内蔵のドアオープナーは人間工学に基づいた意匠で、手にしっくりと馴染む。

スピーカー内蔵のドアオープナーは人間工学に基づいた意匠で、手にしっくりと馴染む。


「高級スポーツジムと音楽スタジオがデザインソースなんです」(BYD オート 練馬 店長・上川賢さん)という説明を聞いて納得。

確かに、アクティブで快活なムードがあり、ディテールのギミックもきわめて個性的だ(ドアマウントされたスピーカーには、ギターの弦を思わせるコードが!)。

荷室は440L。このクラスではかなり余裕のあるサイズ感だ。

荷室は440L。このクラスではかなり余裕のあるサイズ感だ。


続いて、試乗車でエクステリアをチェック。群馬県のタテバヤシ・モールディングがボディパネルの金型を製作しており、ジャパンメイドのパーツを中国に運んで生産。安かろう悪かろうの中国産ではないな、と改めて実感。

続いて、試乗車でエクステリアをチェック。群馬県のタテバヤシ・モールディングがボディパネルの金型を製作しており、ジャパンメイドのパーツを中国に運んで生産。安かろう悪かろうの中国産ではないな、と改めて実感。


また細かい話だが、後席のフロアにはセンタートンネルがなく、身長180cmの男性が座っても窮屈さをまったく感じなかった。コンパクトなサイズ感ながら、室内の居住性はしっかり確保できる。

この点は同社独自のEVプラットフォームならではの特性であり、その恩恵がうまくデザインに活かされているなと感じた。

一般的な200V充電のほか、日本独自の急速充電方式であるCHAdeMO規格にも対応。バッテリー性能に強みを持つメーカーらしく、万全の体制だ。

一般的な200V充電のほか、日本独自の急速充電方式であるCHAdeMO規格にも対応。バッテリー性能に強みを持つメーカーらしく、万全の体制だ。



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