Amy Kumler ©2022Patagonia, Inc.
▶︎すべての画像を見る 「パタゴニア(Patagonia)」の食品コレクション「パタゴニア プロビジョンズ(Patagonia Provisions)」のビールに新味が誕生。
パッケージは紫で、中身は“ヘイジー(かすんだ)IPA”。その名を「ロング・ルート・ヘイジー IPA」という。今回も使用しているのは多年生穀物、カーンザだ。
Andrew Burr ©2022Patagonia, Inc.
小麦の仲間で革新的な穀物、カーンザは長い根を持つ。それが地中深くの水を吸い上げるため、従来の小麦より水を使わず育ち、一年生穀物より多くの炭素を大気中から吸収する。
そして傷んだ土壌を回復させ、温暖化の原因となる炭素を大気中から地中に取り組み固定する。
こうしたメリットに加え、スパイシーな味わいを生むのも特徴だ。
「ロング・ルート・ヘイジーIPA」の味は?
「ロング・ルート・ヘイジー IPA」アルコール分6.2%、355ml 594円/パタゴニア プロビジョンズ(パタゴニア日本支社 0800-8887-447)Amy Kumler ©2022Patagonia, Inc.
「HAZY(ヘイジー)」とは、英語で“かすんでいる”という意味。よって上の写真のように、ビールが透明でなく濁っている。
味わいとしては、ホップの苦味ではなくアロマが際立ち、豊かな風味が特徴だ。クラフトビールの新潮流のひとつとして、アメリカ東海岸で開発された。
今回の「ロング・ルート・ヘイジー IPA」も、パイナップル、グアバ、柑橘類の鮮やかでトロピカルな風味が広がり、後味はドライ。ホップのほろ苦さは控えめでとても飲みやすいビールとなっている。
Amy Kumler ©2022Patagonia, Inc.
パタゴニアは2016年に、ポートランドの「ホップワークス・アーバン・ブルワリー」と共同で、世界初となるカーンザから作られたビール「ロング・ルート・ペールエール」を発売した。
その後、カーンザの生産面積を増やし、2019年に「ロング・ルート・ウィット」、2021年に「ロング・ルートIPA」を発売。
今回の「ロング・ルート・ヘイジーIPA」は限定醸造となる4番目のビールとなる。
[問い合わせ]パタゴニア日本支社 カスタマーサービス0800-8887-447