冬の寒い季節にスーツを着用すると、コートを羽織る人がほとんどだろう。
コートといっても種類やブランドも様々なものがある。
コートを着用していては様々な悩みもでてくるだろう。
「自分のスーツに合うコートを知りたい」
「種類別の特徴を知りたい」
「おすすめのブランドを知りたい」
とこれからこの記事では、種類別の説明やメンズスーツコート鉄板のおすすめブランドをご紹介していく。
メンズスーツのコートの選び方
メンズスーツを選ぶ上で気をつけたいポイントは、ビジネスシーンで着用するのか、結婚式などの式典で着用するのかをポイントに選びたい。
ビジネスシーンで着用するのに派手な印象のコートでは目立ってしまい相応しくないだろう。
反対に式典での着用ならおしゃれに決めて着ていきたいとこだろう。
また、コートの種類によって形も見た目も違うため自分のスーツに合う見た目のものを選びたい。
これから紹介していくのは上記の事をポイントに種類別のコートを紹介していく。
コートの種類で選ぶ
コートひとつ取っても種類はいくつかある。新しくコートを買おうと悩んでいると、どの形のコートにしようか悩んでしまうだろう。
「それぞれの特徴を知りたい」
「コートによっての機能性も知りたい」
と思うこともあるだろう。
買ってから自分が思っていたものと違う、とならないよう上記の事をポイントにコートの種類によっての特徴を細かく説明しながら紹介していく。
ステンカラーコート
前の襟が低く折り返すような作りで後ろが高く作られているのが特徴で、ラグラン袖でゆったりとした着心地になる。
丈も少し長めなのが特徴で色は黒や紺といった暗めの色を多く使っているため、スーツに合わせるには丁度良いだろう。
チェスターフィールドコート
丈がやや長めなのが特徴なコート。
フォーマルコートとして着こなすことが基本的ではあるが、ビジネスシーンやカジュアルシーンでも着用可能で幅広く着ることができる。
スタイリッシュな見た目をしているため落ち着いた雰囲気で着こなすことができる。
トレンチコート
トレンチコートの歴史は古く、軍用コートとしてが始まりで戦後一般に広まったとされている。
トレンチコートの特徴はウエスト位置のベルトでシルエットをスタイリッシュに見せるだけでなく腹部を暖める役割を担っている。
見た目も非常に高貴でスーツに合わせるには丁度良いと言えるだろう。
古くから世界的に愛されているトレンチコートは手にとってほしい。
キルティングコート
非常に暖かく保温性に優れているキルティングコート。
作りも丈夫でビジネスシーンで毎日着用していても問題ないだろう。
冬の寒さも難なく乗り越えられるほど暖かい作りになっている。コートよりも軽量で長時間着ることにもストレスはないだろう。
目立った柄もなく暗めの色を選ぶとスーツに合わせても問題なく着用できるだろう。
丈の長さは膝より少し上
コートは膝丈よりは上のものを選ぶ方が良いだろう。
スタイルが良く見える黄金比はやはり膝上だろう。
短すぎてもカジュアルな見た目になってしまうし、丈が長すぎても不釣り合いな印象になり、スタイリッシュな見た目にはならないだろう。
やはり選ぶなら膝上がスタイリッシュに格好良く見えるだろう。
カラーは落ち着いた色を
スーツに合わせるならやはり色合いは黒か紺などの暗めで落ち着いた色と合わせるのが無難だろう。
落ち着いた見た目に見せることが大事になるため、派手な色や柄物をスーツに合わせるのは避けた方が良いだろう。
スーツに合わせるなら落ち着いた大人の雰囲気を意識して選ぶのが良いだろう。
メンズスーツコートでおすすめブランド
これまで上記ではスーツに合わせるコートやその種類について説明してきたがこれから紹介するのはメンズスーツコートでおすすめのブランドになる。
現在様々なブランドからスーツコートが販売されているためどこのブランドが良いのか悩むだろう。
「ブランドの違いを知りたい」
「それぞれの特徴を知りたい」
など悩みもでてくるだろう。
これから上記の悩みも踏まえつつそれぞれのブランドの特徴やポイントなどを細かく紹介していく。
バーバリー(BURBERRY)
バーバリーのコートと言えばトレンチコートが定番だろう。
100年以上あるトレンチコートの歴史と共に発展してきたバーバリーのトレンチコートは英国式のスタイルで見た目のおしゃれさだけでなく素材にもこだわっている。
バーバリーのトレンチコートはギャバジンという素材を使用しており、当時世界初の防水生地として世に出た生地である。
トレンチコートには撥水加工も施しており、防水性の高さや軽量で着心地も良いことから世界中で愛されるコートとなっている。
トレンチコートをお求めの時はバーバリーのトレンチコートを手に取ってみてほしい。
マッキントッシュ(MACKINTOSH)
マッキントッシュの代表的なコートといえばステンカラーコートだ。
防水製品にこだわっているマッキントッシュのステンカラーコートは世界中で多くの人から愛されている。
マッキントッシュクロスと言われる防水性の高い独自の生地を使用しており高い防水性を実現している。
防水性だけでなくシンプルで洗練されたデザインも人気で、ビジネスシーンにおいて機能性も高く、落ち着いた雰囲気も出せるのでピッタリだと言えるだろう。
ステンカラーコートはビジネスシーンで着用する人が多い種類なので、マッキントッシュ製を選んで他のビジネスマンに差をつけてほしい。
ラベンハム(LAVENHAM)
ラベンハムといえば世界中から愛されているキルティングコートブランドだ。
その特徴は軽くて暖かく、手入れもしやすいことから多くの愛用者がおり、ビジネスシーンに合わせるだけでなく式典でのスーツにも合わせる事ができるのが人気な理由だ。
ラベンハムのキルティングコートはスタイルに合わせたモデルが販売されており、スーツに最も合うといわれるキルティングコートのモデルもある。
キルティングコートをお買い求めになる際はラベンハムの中からお気に入りのキルティングコートを見つけてほしい。
ユナイテッド・アローズ(UNITEDARROWS)
様々な種類のコートを販売しているユナイテッドアローズ。
その中でもユナイテッドアローズのスタンドカラーコートはジャケットの上に羽織っても着膨れせずごわつかない作りで肩周りのシルエットを調整して作られているのが特徴だ。
そのため見た目はスタイリッシュで自然な着こなしができる。
ビジネスシーンには最適なアイテムと言えるだろう。
ビジネスシーンではなくプライベートでもジャケットがわりに羽織れば綺麗めなコーディネートになり使い勝手の良い1着と言えるだろう。
麻布テーラー(azabutailor)
日本のオーダースーツ店と言えば麻布テーラーが有名だ。
3000種類以上の生地から好みのオーダースーツを作ることが出来るのが、最大の特徴の麻布テーラーは他のオーダースーツ店に圧倒的差をつけているのではないだろうか。
価格帯はオーダースーツでありながらリーズナブルで、見た目はスタイリッシュに高級感ある作りに仕上がっている。
そんな麻布テーラーは、コートもオーダーメイドで自分の身体にあった最高のコートを手にすることができる。
自分だけのコートをお求めの場合は麻布テーラーでオーダーコートを作ってみてはいかがだろうか。
タケオキクチ(TAKEOKIKUCHI)
タケオキクチでは定番と言われている立ち襟が際立つスタンドカラーコートはタケオキクチの数あるコートでは人気の商品だ。
落ち着いた大人の雰囲気をかもしだす事ができるスタンドカラーコートはビジネスシーンで活躍できる1着だろう。
防水性能も申し分なく、雨の日でも問題なく水を弾いてくれるので安心して着ていられるだろう。
価格帯もリーズナブルで決して手の出せない値段ではないのが人気の秘訣だ。
是非とも名高いタケオキクチのコートを手に取ってみてほしい。
シップス(SHIPS)
日本で知らない人はいないだろうと言われているシップスは日本のセレクトショップ大手で様々な商品を販売している。カジュアルファッションだけでなく、ビジネスシーンに合わせたフォーマルな商品も取り扱っている。
コートの取り扱いも行っていて、シップスのステンカラーコートをおすすめしたい。
シンプルな見た目ではあるが光沢のある作りで上品な見た目になっている。
本来の撥水性能に加えてメンブレンという素材を貼ることで防水だけでなく防風と他のステンカラーコートに差をつけている。
防水、防風だけでなくストレッチ性も良く使い勝手の良い作りに仕上がっている。
ブルックスブラザーズ(BROOKSBROTHERS)
創業200年以上の長い歴史を持つブルックスブラザーズ。
アメリカの大統領のほとんどが着用したとされる、アメリカでは知らない人もいないと言われるほど知名度の高い会社になっている。
そんな中でもブルックスブラザーズのトレンチコートをおすすめしたい。
撥水、防風と機能性もよくスタイリッシュで上品な見た目は、スーツと合わせると落ち着きのある雰囲気になるだろう。
秋口から春先まで長い時間着用することができるため寒いシーズンには重宝することだろう。
アメリカ大統領からも愛される老舗でトレンチコートを手に取ってみてはいかがだろうか。
ラブレス(LOVELESS)
ラブレスは他の老舗ブランドよりかは歴史が浅く2004年にオープンしたセレクトショップだ。
歴史は浅いが海外の有名ブランドや国内の新商品などを多く取り揃えている。独自の商品もあるためバリエーションは豊富なお店だ。
年齢層は若者から大人の男性まで幅広く愛用されているため多くの年齢層から愛されているのがうかがえる。
そんなラブレスではステンカラーコートがおすすめだ。
素材とシルエットにこだわった作りで、素材はカシミヤとウールを混ぜた作りで暖かく着心地の良い素材になっている。
シルエットはシンプルな作りで昔ながらのオーセンティックな作りになっている。
バブアー(Barbour)
バブアーと言えばその歴史は古く、1894年から現代まで続く英国の老舗アウトドアブランドになっている。
ワックスドクロスというワックスを生地にコーティングしてできたジャケットなどを提供し、当時なかった防水、防風を実現させた。
バブアーの代名詞ともいえるワックスドジャケットは高い防水性から様々な所で高い評価を得て現代まで残る逸品となっている。
老舗バブアーでおすすめしたいコートはキルティングコートになる。
バブアーのコートでも人気で定番のキルティングコートはシンプルな作りになっているが、ナイロン素材で程よい光沢のでる素材を使用して落ち着いた雰囲気な見た目になる。
ポールスミス(PaulSmith)
ポールスミスは日本でも馴染みのあるブランドではないだろうか。今ではメンズ、レディース、キッズと幅広く商品を販売しているが元々はメンズを中心とした商品が多く、中でもネクタイが当時のビジネスマンに多く支持されていた。
ポールスミス最大の特徴はポップなカラーがデザインとして施されているのが印象的ではないだろうか。
ポールスミスでおすすめしたいコートはステンカラーコートだ。
生地はコットン仕上げで肌触りが良く着心地の良い1着になっている。
見た目もシンプルで光沢感のある仕上がりとなっている。
上品な見た目でビジネスシーンやプライベートでもスーツと合わせるには申し分ないだろう。
ラルディーニ(LARDINI)
イタリアの人気ブランドで、男性から多くの支持を集めているラルディーニ。中でもジャケットが人気で数多くあるイタリアのブランドでもラルディーニのジャケットは知らない人がいないほど多くの人に愛されている。
フォーマルからカジュアルまで種類の多いテーラードジャケットが有名で、そのジャケットが際立つようコートの作りもシンプルでありながら洗練された大人の雰囲気が出るような作りのコートを手掛けている。
中でもチェスターコートはイタリアらしく魅せる男の1着となっている。
ラルフローレン(RALPHLAUREN)
乗馬をしているロゴが特徴的で、このロゴを見た時ない人がいないのではないだろうか、と言われるくらい日本でも馴染みのあるアメリカのファッションブランド。
ラルフローレンと言えば、大人の落ち着いた雰囲気をイメージしてしまうほどラルフローレンはシンプルで落ち着いた見た目の商品を多く販売している。
ラルフローレンでおすすめのコートはキルティングコートで中綿入りで軽量でありながら暖かく機能性も問題はないだろう。
見た目も上記の通り、シンプルでありながら落ち着いた雰囲気の出る見た目になっていておすすめのコートだ。
ヘルノ(HERNO)
イタリアのアウターブランドとして名高く有名なヘルノ。
レインコート製作から始まったとされているヘルノは、今ではラグジュアリーアウターブランドとして世界中で愛されている。
ダウンジャケットが主力ではあるがコートなどのジャケットも劣らず人気で、コートといったらヘルノと言われるほどコート専門としても広く世間に知られている。
見た目の高級感はもちろんのこと、保温性や軽さなど機能性も十分で高品質なコートを世に販売している。
アクアスキュータム(Aquascutum)
アクアスキュータムは知る人ぞ知るトレンチコートが有名なイギリスの老舗ブランドだ。
世界で初めて防水加工を施したウール生地を生み出したことが有名で、当時雨の多いロンドンで撥水加工のコートは多くの男性達から支持を集めた。
ここでおすすめするコートもトレンチコートで、防水、防風性能は抜群で防水加工の先駆けといえる仕上がりのコートになっている。
トレンチコートの着心地も抜群でゆったりとした見た目で落ち着いた雰囲気になるのでスーツに合わせるには申し分ないだろう。
ビューティアンドユースユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTHUNITEDARROWS)
セレクトショップ大手のユナイテッドアローズの系列でお店のテーマは「精神的な美、永続的な若さ」である
若者から年配の方まで幅広い層に愛され、カジュアルファッションからフォーマルな服装まで幅広いアイテムを手にすることができる。
価格帯もグリーンレーベルよりはやや高めではあるが、ほかのセレクトショップよりかは安くて高品質な物が多いためコストパフォーマンスの良いショップと言えるだろう。
おすすめするキルティングコートは高密度ポリエステル使用で保温性も問題ないだろう。
価格帯も2万円を超えないためリーズナブルで本格的なキルティングコートが手に入るのでおすすめしたい。
ロベルトコリーナ(ROBERTOCOLLINA)
イタリアのニットウェアブランドで常にハイレベルのニットウェアを作ることをブランドコンセプトに掲げている。
その素材はどれも高品質でシンプルな見た目ではあるが独自のデザインで最高のニットウェアを世に売り出している。
そのこだわりは製作の工程にもありすべて自社工場で製品を作っており自社で作っているからこそ徹底した品質管理ができるため常に高品質の物を提供できている。
ロベルトコリーナのチェスターコートをおすすめしたい。
品質と素材にこだわり抜いたロベルトコリーナのチェスターコートはシンプルなデザインで無駄がなく着ていて落ち着きのある雰囲気になるだろう。
ニットも最高品質なだけありコートも肌触りの良い質感で高品質な仕上がりになっている。
おしゃれなコートで冬を乗り切ろう
スーツの上に羽織るコートを着る機会はビジネスシーンや式典などフォーマルな場面が多いだろう。
そんな中でも周りと違った見た目のコートや、さり気ないこだわりが見られればおしゃれな見た目になるだろう。
今回の記事を参考に、自分に合ったコートやスタイルを探していつでもコートを着るのが楽しみになるくらいおしゃれに決めてほしい。
おしゃれに決めていると寒さを忘れてコーディネートが楽しくなり寒い冬も乗り越えられるだろう。