ジーンズの定番ブランドの一つであるリーバイス。
年齢や性別を問わず、誰からも愛され続けているブランドだ。
リーバイスのジーンズを購入したい!けど種類が沢山あってどれがいいかわからない!と迷っているメンズに向けて、この記事では、リーバイスを種類別に解説する。
おすすめの人気ジーンズやコーデについても紹介していくので、ジーンズ選びに迷っているメンズはぜひ参考にしてほしい。
種類によってどんな違いがあるの?
リーバイスは「501」「502」といったようにロット番号によって分けられている。
そのロット番号によってシルエットが変わってくるのが大きな違いである。
「501」であれば細めのシルエット。「502」であればストレートといった具合に自分に好みに合わせた形で選ぶことができるのがリーバイスの特徴だ。
他にもたくさん種類があるのでそれぞれの特徴をチェックしていこう。
種類ごとの特徴をチェック
リーバイスのジーンズの種類は100種類以上あると言われている。
今回は、その中から代表する10種類のモデルを紹介する。
種類ごとの特徴をチェックしていこう。
定番で王道!【501】

リーバイスの定番であり王道のモデルといえば【501】である。
【501】はリーバイスが最初に発売したモデルであり、その後リーバイスで生まれる全てのブルージーンズの原点だ。
深めの股上とゆったりとしたストレートなシルエットが特徴である。
体型を選ばない洗練されたシルエットは、誰でもシンプルに着こなせるだろう。
取り入れやすさ抜群!【502】

【502】もリーバイスのベーシックシルエットの一つである。
こちらは裾に向かって細くなるテーパードシルエットだ。
また、ストレッチが効いていて程よい履き心地なのも特徴なので、取り入れやすさは抜群だ。
太めで渋みのある【503】

【503】は、シルエットは501を太くゆったりさせたようなストレートデニムだ。
残念ながら今は生産中止となっているのだが、太めで渋みのある503は今もなおファンは多い。
細身のシルエットがきれいめコーデと相性抜群【505】

定番の【501】と変わらぬ人気を持つ【505】。
【505】は、ゆったりめのウエストと【501】よりも若干テーパードがかかっており細身のシルエットが特徴だ。
細身のシルエットがきれいめコーデと相性抜群である。
少し太めのテーパード【508】

少し太めのテーパードのシルエットである【508】。
テーパードで裾に向かって細くなっていくが、腰回りは余裕を持たせており、太ももは程よくフィットする。
履いた時のシルエットがきれいに見えるのでコーディネートがしやすい。
リーバイスの中で1番細身なスキニー【510】

リーバイスの中で1番細身である【510】。
腰から足首にかけてぴったり沿うスキニージーンズである。
タイトであるが、ストレッチ素材なので履き心地も気にならない。
スキニーはオーバーサイズを選ぶより、ジャストサイズで選ぶことをおすすめする。
リーバイスの中で世界で最も人気のモデル【511】

リーバイスの中で一番人気である【511】。
【511】はスリムなストレートのシルエットであり、スキニータイプの【510】に次ぐ細さである。
股上が浅い作りとなっており、股下から裾にかけての縦のラインが強調され、スッキリとした印象を与えることができる。
ブーツカットの定番といえば【517】

ブーツカットの定番といえば【517】。
【517】は太ももから膝にかけて少し細くなり、膝から裾へ向かって広がるシルエットである。
ブーツカットは脚長効果抜群だ。洗練されたシルエットがコーディネートをきれいめな印象に仕上げてくれるだろう。
シンプルでミニマムなデザインがイイ!【606】

【606】の特徴は、深い股上でありながらも裾に向かって細くなるテーパードになっているスリムなシルエットである。
リーバイスデニム特有のバックポケットに縫い込まれた、2重の弓形ステッチであるアーキュエットステッチやレザーパッチもないミニマムなデザインでシンプルに履きこなすことができる。
ベルボトムが個性的【646】

【646】の特徴といえば裾に向かって大きく広がるベルボトムだろう。
【517】よりもさらに広がったシルエットである。
個性的なベルボトムだが、こちらも脚長効果抜群だ。
リーバイスのジーンズの選び方をわかりやすく解説
リーバイスにはどんなジーンズがあるのかおわかりいただけたところで、ここからは次のポイントに沿って選び方を解説していく。
・シルエットや素材で選ぶ
・シルエットとロットナンバーから選ぶ
・加工方法で色合いを楽しむ
・デザイン重視?利便性重視?フロントの仕様で選ぶ
リーバイスのジーンズを選ぶ際の参考にしてもらえたら嬉しい。
シルエットや素材で選ぶ
素材にはそれぞれ特徴があり、履き心地などに関係してくるので、選ぶ際のポイントになるだろう。
今回は、綿100%、ストレッチ素材、ヘンプ素材について説明する。
綿100%

綿100%のデニムは縦糸と横糸共に綿素材を使用したものである。
特徴は生地が丈夫であること。そして、履くほどに身体に馴染んでいくことである。
着用する中で擦れたり、洗濯を重ねる内に程よく色落ちして自分だけのデニムが作れるのがポイントだ。
ストレッチ素材

ストレッチ素材のデニムは、綿の他にポリウレタンが混合されている素材であり、伸縮性と弾力性に富んでいる。
そのため、動きやすく疲れにくいのが特徴だ。
ただ、ポリウレタンが入っているため綿100%に比べると劣化はやや早い。
ヘンプ素材

綿やポリウレタンは聞いたことはあると思うが、ヘンプはあまり馴染みがない方もいるだろう。
ヘンプとは日本語で大麻のことである。麻の一種だ。
ヘンプ素材は、耐水性や吸湿性が高く通気性がいいことが特徴だ。
リーバイスのCOOLジーンズは、綿とヘンプ素材でできており、暑い夏でも快適に過ごすことができる。
シルエットとロットナンバーから選ぶ
次にシルエットだ。リーバイスには様々なシルエットがある。
シルエットとそのロットナンバーを紹介していく。
好みのシルエットを見つけよう。
ストレート

ストレートジーンズは太ももから裾にかけて同じ幅で真っ直ぐなシルエットのジーンズだ。
リーバイスのストレートジーンズの代表は、先述で紹介した【501】【505】である。
ストレートジーンズはシンプルなシルエットでカジュアルなコーディネートに欠かせないアイテムだ。
それに対して、裾に向かって細くなるテーパードシルエットの代表は【502】である。
タイト

スタイルがよく見えるタイトジーンズ。
タイトのデニムは、リーバイスの中で一番タイトなスキニータイプの【510】、次に細くストレートの【511】、テーパードの【512】、ストレートで511より少しゆったりしている【513】がある。
フレアカット【ブーツカット、ベルボトム】

次はフレアカットだ。
フレアカットは裾が広がっているパンツの総称であり、フレアカットの中にブーツカットとベルボトムがある。
【517】のシルエットであるブーツカットと【646】のベルボトムの違いは、裾の広がり方の違いにある。
ブーツカットはやや広がっているシルエットに対し、ベルボトムは大胆に広がっているシルエットだ。
どちらも脚長効果抜群だ。
加工方法で色合いを楽しむ
色合いを楽しむのもデニムの楽しみだ。
デニムは加工方法によって色合いが変わってくる。
どんな加工方法があるのか見てみよう。
オーセンティックウォッシュ加工

オーセンティックウォッシュ加工は、洗いを大胆に施した加工法で履きこんだような風合いが出るのが特徴だ。
ダメージ加工

ダメージ加工はその名のとおり、ヤスリや刃物で傷をつけたりダメージを施した加工法である。
製品ごとにダメージの入り方に差が出るので、それぞれ印象が違ってくるのが特徴だ。
バイオウォッシュ加工

バイオウォッシュ加工は、酵素を使って洗うことでユーズド感を出す加工法だ。
バイオウォッシュ加工は生地の痛みが少なく、表面の毛羽立ちを抑えられることが特徴だ。
ブリーチ加工

ブリーチ加工は酸化剤や還元剤などを使用し、色素を分解することで濃い色から淡い色へと脱色する加工法である。
他の加工法と比べて色が落ちやすく、明るいカラーに仕上げることができるのが特徴だ。
ワンウォッシュ加工

ワンウォッシュ加工とは、水洗いのことである。
最も簡単な加工法で、最もデニムの色が濃く残る加工法だ。
デザイン重視?利便性重視?フロントの仕様で選ぶ
リーバイスはモデルによってフロントの仕様が異なっている。
デザインを重視するか、利便性を重視するか。
フロントの仕様も選ぶ時のポイントにしてみてはいかがだろうか。
ジッパーフライ
ジッパーフライは、フロント部分がファスナーになっているタイプだ。
ジッパーフライは着脱が簡単。ファスナーを上げ下げするだけなので利便性を重視するならジッパーフライのタイプをおすすめする。
ボタンフライ

ボタンフライは、フロント部分がボタンになっているタイプだ。
ボタンフライはボタンを一つ一つ止めたり外したりしないと着脱ができないので正直面倒ではあるが、ヴィンテージ感を求めているのであればこちらのタイプがいいだろう。
リーバイスのおすすめジーンズ
これまでリーバイスの定番ジーンズ、選び方をお伝えしてきたが、ここからはおすすめのジーンズを紹介していく。
これ!という製品があったらぜひリンクからチェックしてみよう!
1947モデル 501® JEANS NEW RINSE
やはりリーバイスの王道であり定番の【501】は押さえておきたい。
こちらの製品は第二次世界大戦以降の時代のジーンズだ。
シンプルなストレートのシルエットに濃紺のインディゴが特徴的である。年齢を選ばず、幅広い年齢で履きこなせる一品だ。
505 REGULAR Z1242 DARK INDIGO WORK IN

こちらも定番である【505】。先ほどの【501】と同じくストレートのシルエットだ。
程よく色を残したカラーであり、色落ち加工が施されているのでどんなコーディネートにも合わせやすい。
また、この製品は天然ウール繊維を配合した冬素材のジーンズなので、寒い季節にピッタリなジーンズである。
502™ レギュラーテーパー EASY LIGHT

この製品も長い間愛され続けている1本。テーパードシルエットの【502】だ。
カラーはムラの無い明るいカラーに仕上げられており、爽やかな印象である。
きれいめなテーパードだが、あえてオーバーサイズで履いてもかっこよく着こなせるだろう。
510™ スキニーフィット NIGHTSHINE

スキニータイプの【510】。
股上は程よい深さになっており、ヒップから裾にかけてリーバイスで最も細いジーンズである。
タイトなシルエットではあるが、ストレッチ入りなので動きにくさは感じない。
ブラックのスキニーはスタイリッシュな印象に仕上げてくれるだろう。
551Z Authentic StraightJ eans

フロントにダメージ加工されたジーンズ。ダメージはやや抑えめなので、ダメージジーンズに初めて挑戦するメンズはこれくらいから挑戦してみるのはいかがだろうか?
また、ストレートのシルエットでやや幅広めでゆったりとした履き心地である。
リーバイスを使ったコーディネート
最後に、リーバイスを使ったおすすめのコーディネートを紹介していく。
これらのコーディネートから、それぞれ自分が着た時のイメージをしてみるのもいいかもしれない。
また、お気に入りのジーンズを見つけた後でもぜひ参考にしてほしい。
定番の【501】で爽やかコーデ

定番の【501】を使ったコーディネート。
白のインナーに薄めの青のストライプシャツを合わせた爽やかなコーディネートである。
ワイドジーンズでゆるコーデ

こちらもインナーは白で青のストライプシャツと、配色的には先ほどのコーディネートと一緒なのだが、ワイドジーンズに合わせたコーディネートだ。
オーバーサイズのシャツとダボっとしたワイドジーンズを合わせてゆるコーデに仕上げている。
濃いグレーのジーンズで秋コーデ

こちらは先ほどのワイドジーンズと色違いのジーンズだ。
濃いグレーのジーンズに緑が相性抜群。秋〜冬にかけて着たいコーディネートである。
ブラックのスキニージーンズで程よくカジュアルダウン

ブラックのスキニーを使ったコーディネート。
トップスはシャツとベストを合わせ、フォーマルな組み合わせだが、ブラックのスキニーを合わせて程よくカジュアルダウンしたコーディネートに。
ダメージジーンズに可愛さプラス

強めのダメージ加工が施されたジーンズを使ったコーディネート。
ダメージジーンズはワイルドな印象になりがちだが、チェックのシャツと赤いベスト、ニットキャップと合わせて可愛さをプラス。
違いを把握して自分に合ったジーンズを選ぼう
代表するデニムブランドの一つであるリーバイス。
たくさん種類がありすぎてどこから手をつけていいかわからなかったメンズもいるだろう。
この記事を読んで、それぞれの魅力をお伝えできたなら幸いだ。
100種類以上の製品の中から選ぶのは難しいかもしれないが、それぞれの違いを把握して自分に合ったジーンズを選ぼう!