オーバーオールと言われてみなさんはどのようなイメージを持つだろうか。
子供っぽい?脱ぎ着しにくそう?暑苦しい?
この記事では、
にお答えしていこう。
オーバーオールとは?
まずはオーバーオールがどのようなものか解説しよう
- 1890年にリーバイスから発売された、胸当て、肩紐のあるデニム地の作業着
- ズボンに対して肩紐のみついているものは『サロペット』と呼ばれ、レディースが多い。
- 近年は作業着ではなく、ファッションアイテムとして広く使われている。
オーバーオールの中には何を着れば良い?
ファッションアイテムとして広く愛されるオーバーオールだが、
サイズやコーディネート、また子供っぽく見えないか?
など難易度の高いアイテムとしてお考えの方は多いだろう。
しかし、実際オーバーオールは様々なアイテムとの相性が良く、他の人とは違ったおしゃれを表現できるアイテムだ。
では実際にどのような組み合わせが良いのか。トップスには何を選択すればいいのかを紹介していこう。
Tシャツ
まずはTシャツだ。
Tシャツはオーバーオールのサイズに合わせてサイズの選択をしたい。
オーバーオールは足元から腰回りにボリュームが出るものが多いため、Tシャツはオーバーサイズのものや、袖丈の長いものがおすすめだ。
中に着るTシャツは無地でワーカー感を出しても良いが、あえてデカロゴを、胸当てから強調するのも良いだろう。
長袖シャツ
ジャストサイズのオーバーオールには長袖のシャツなどもよく合うだろう。
オーバーオールの色とシャツの色を合わせることによって、まとまりのあるスッキリとしたコーディネートが可能だ。
ボーダーシャツ
次に紹介したいのはボーダーシャツだ。
ボーダーシャツにはなるべくシックなカラーのオーバーオールを合わせて、子供っぽくなりがちなコーディネートを回避したい。
トップス以外のアイテムをワントーンでまとめても面白いだろう。
パーカー
秋、冬にはトップスにパーカーを選択するのも良いだろう。
着崩してカジュアルな雰囲気を演出しても良いが、大人を意識するのであれば、オーバーサイズすぎない、ワーカーテイストのコーディネートがおすすめだ。
【季節別】オーバーオールおしゃれメンズコーデ
次に季節に合わせたオーバーオールの着こなしを紹介していこう。
オーバーオールはアイテム自体の存在感が大きいため、トップスやアウター、足元など、しっかりとした個性のあるものを選び、季節感を出していかなければならない。
では各季節で、どのようなアイテム、コーディネートが良いか紹介しよう。
春におすすめオーバーオールコーデ
春は重苦しい冬のコーディネートから軽く、明るい色合いに変化をしていく時期だ。
なので軽めのトップスや、明るい色のトップスと合わせて、気持ちも軽くするようなコーディネートを紹介したい。
明るいタイダイトップスで春感を演出
柔らかい雰囲気のタイダイの長袖Tシャツと、淡い色のオーバーオールの合わせが爽やかなスタイル。
統一感もあり、すっきりとした印象。
ふんわり系カーディガンで軽さを出す
まだまだ、肌寒さを感じる時期。
重ね着はするが重たくなりすぎないよう、軽めのカーディガンでカバー。
ノンウォッシュ系の色合いのオーバーオールに合わせて、少し濃いめのカーディガンをチョイス。
濃淡しっかりつけて際立たせる
シャツの色合いとオーバーオールの濃淡をはっきりさせて、各アイテムの特徴をしっかりと際立たせる。
周囲に対して個性をしっかりと発信する。
夏におすすめオーバーオールコーデ
夏のオーバーオールは暑苦しくなりがちだ。
なのでインナーは涼しげな、カラー、素材をチョイスして、自他ともに涼を感じられるようなトップスをチョイスしたい。
また、清潔感も大切なので色味にも十分配慮が必要だ。
軽めのカラーで清潔感アピール
白+アースカラーで、すっきり清潔感を出すスタイル。
デニムカラーでは重たくなりがちだが、明るい色で軽やかな雰囲気を出す。
小物をワントーンで揃えてスッキリ感を出す
なかなか個性の出しにくい夏の時期は、小物でも個性を発信。
帽子、靴、オーバーオールのカラーを揃えてワントーンにまとめることで、がちゃがちゃした暑苦しさがなくなる。
デカロゴTで個性を出す
被りがちな夏のファッションはロゴや柄で差をつけよう。
デカロゴTやバンドTなど、自分のエゴを最大限発信しよう。
秋におすすめオーバーオールコーデ
秋は、街が色づき、淡い色で溢れてくる。
季節も涼しくなり、袖丈、重ね着など、様々なトップスが選べる季節だ。
オーバーオールも着やすい時期なので、様々なコーディネートを楽しみたい。
ベージュ、ブラウンでアースカラーが秋を彩る
カラーで秋を演出。
インナーと靴や小物のカラーにアースカラーを取り込み、秋らしさを演出しよう。
黒ワントーンでシックにコーデ
インナーまで全てブラックでまとめるシックなスタイル。
靴のソールや、ワンポイントの白が映える上級テク。
ロゴスエットで個性をはみ出させる
Tシャツ同様、自身の個性をロゴで発信。
アイビーリーグものや、チームロゴの入ったスエット、パーカーがおすすめだ。
冬におすすめオーバーオールコーデ
冬に気をつけたい点はアウターとのバランスだろう。
胸当てのある、オーバーオールは、上半身のボリュームが大きく見えるので、余裕のあるアウターや、オーバーサイズのものを選択したい。
また、素材もビンテージ感のあるものやコーデュロイなどを選んでも良いだろう。
ビンテージ感のあるオーバーオールで重厚感を持たせる
インナー、トップスともにボリュームを持たせ、色落ちしたオーバーオールと合わせたスタイル。
互いのカラーがよくなじみ、シックな大人感のあるコーディネートだ。
ハイネックのトップスで全体のバランスを上手に合わせる
特徴的なハイネックのインナーを、濃いめのカラーのオーバーオールでまとめたコーディネート。
大きめのポケットや、腰回りのボリュームがインナーとのバランスを整えている。
コーデュロイ素材でふんわり暖かくキメる
デニム地や、コットンだけでなくコーデュロイを取り入れた提案。
素材に季節感を織り込むことで、全身で季節感を発信する。
よくある質問集
各季節の具体的なコーディネートを紹介したところで、
次はオーバーオールに関してよくある質問に答えていきたい。
オーバーオール片方外すのはあり?
ラフなテイストで着こなす時に片側を外すことがあるが、
これは40代のメンズとしては避けるべきだろう。
理由としては
パンツの腰履きのような印象を与えるので、
大人は避けた方が無難だろう。
オーバーオールは何色がおすすめ?
おすすめカラーだが、シチュエーションや、コーディネートによって使い分けが良いだろう。
そのなかでも使いやすいのが以下のカラーだ。
- 色落ちデニムカラー
- ブラック
- ベージュ
この3つは比較的コーディネートにも合わせやすく、色被りもしていないのでそれぞれ持っておきたい。
またカラーだけでなく、サイズも太め、ジャストサイズなど、種類の幅を広げるとアイテムとしての選択肢が広がるだろう。
大人おしゃれにオーバーオールを着こなそう
オーバーオールに対するイメージはどうだろうか。
一見すると難しいアイテムだと思われがちだが、色、サイズ、ポケットの数など色々なこだわりを持つことのできる、
楽しいアイテムだということはお伝えしておきたい。
ぜひ1着オーバーオールを手にしてみてはいかがだろうか。