人気のアウターであるモッズコートだが、様々な形が発売されている。近年は細身の商品やオーバーサイズのものなどが店頭に並んでいる。
クラシックなデザインが良いのか。細身のサイズのものが良いのか。など悩む人も多いはずだ。
モッズコートを初めて買う人でも簡単におしゃれみえする選び方のポイントを徹底解説する。
そしてモッズコートを選ぶ際のおすすめブランドを16選ご紹介していく。
- モッズコートの選び方
- モッズコートのおすすめブランド
- アヴィレックス(AVIREX)
- ビームス(BEAMS)
- バズリクソンズ(BUZZ RICKSON’S)
- アルファインダストリーズ(ALPHA Industries)
- ヒューストン(HOUSTON)
- ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)
- シップス(SHIPS)
- ナノユニバース(NANO universe)
- スコッチ&ソーダ(SCOTCH&SODA)
- カンビオ(CAMBIO)
- ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)
- ロスコ(ROTHCO)
- フリークスストア(FREAK’S STORE)
- フレッドペリー(FRED PERRY)
- アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)
- ユナイテッドアスレ(UnitedAthle)
- 好みのモッズコートを選ぼう
モッズコートの選び方
普段はモッズコートを選ばない人でも、選び方のポイントを解説する。
モッズコートの種類は様々ある。
着丈や色、サイズ感などのポイントを抑えるとおしゃれに見えやすい。
ポイントは3点だ。
- 着丈は膝上
- カーキがおすすめ
- 大きめサイズを選ぶ
以上の3点を中心に詳しく解説していく。
着丈は膝上

現在では様々な着丈のモッズコートが存在している。元々オーバーサイズが多いモッズコートではあるが、着丈は膝上がお勧めである。
膝下丈の商品はトレンド感を楽しめる。
反面、バランスが取りづらくなるから初めて購入するにはハードルが高い。
そのため、膝上丈のモッズコートを選ぶとコーディネートが組みやすい。
まずはカーキがおすすめ

色はモッズコートの基本であるカーキがお勧めだ。
モッズコートの原型はアメリカ軍の防寒服として着用されていたM-51である。
ブランドによっては紺色やベージュなどもある。
モッズコートの良さである、ミリタリー感を表現しやすいカーキを選ぶと失敗しにくい。
大きめサイズを選ぶ

近年は細身の商品も多いが、サイズは大きめのものを選ぶとよりおしゃれに見えやすい。
トレンドを抑えたいのであれば、やはりオーバーサイズの商品を探す。
可能であれば、店頭で試着をしてシルエットも確認する。
オーバーサイズの商品を選ぶことで、中に厚手のパーカーなども着やすい。
使い勝手の良いアウターとなる。
モッズコートのおすすめブランド
モッズコートの選び方だけではなく、おすすめのブランドを16選紹介していく。
ブランドごとに特徴やこだわりが詰まっているため、自身に合った商品も見つかりやすくなる。
アヴィレックス(AVIREX)

アヴィレックス(AVIREX)は無駄のないデザイン等で世界中から愛されているブランドの1つである。ミリタリーブランドとしては、人気のブランドのランキングに必ずランクインする。
モッズコートではないが、映画『トップガン』、『インディー・ジョーンズ』にもアヴィレックスの商品が使用されていた。
しかし、背中に大きくその年のブランドのテーマが書かれているため、一癖あるデザインが好みの人にお勧めだ。
ビームス(BEAMS)

ビームスはモッズコート以外の商品もたくさん取り扱うブランドだ。全身コーディネートも楽しみやすい。
モッズコートのオーバーサイズ感と同時に楽しめるアイテムであり、フードの脱着やファーの取り外しも可能となるためファッションの自由度が上がる。
バズリクソンズ(BUZZ RICKSON’S)

バズリクソンズ(BUZZ RICKSON’S)はフライトジャケットの魅力を最大限に引き出せるように努めている。当時の復刻に力を入れており、MIL SPEC(アメリカ軍の定めた過酷な環境下でも耐えうる性能基準)に基づいた商品を取り扱っている。
M-51を踏襲したデザインであり、機能性を重要視した商品を取り揃えている。
アルファインダストリーズ(ALPHA Industries)

アルファインダストリーズズ(ALPHA Industries)は世界で最もMA-1を流通させているブランドとして知られている。
アメリカ国防省から軍用コートの見直しを依頼された時から、ミリタリーブランドとして活躍している。
その中でこのモッズコートは中綿で軽さも重要視されている。
ヒューストン(HOUSTON)

日本初のオリジナルフライトジャケットを制作した歴史ある会社から派生したのがヒューストン(Houston)である。
中のライナーを取り外すことができるアイテムを取り揃えているため、春や秋は一枚で着れるようになっている。
ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)

オリジナルの商品と国内外から集めたベーシックでスタンダードだが、トレンドを抑えた商品を取り扱う。
インナー次第で夏以外の季節問わず利用できるモッズコートは、ベーシックな商品を扱うジャーナルスタンダードで購入を検討するのも良いでしょう。
シップス(SHIPS)

トラディショナルだけれども、こだわりのスタイルを提案するのがSHIPSだ。
STYLISH STANDARDをコンセプトに商品を展開している。
オーバーサイズだが、ボリュームが出過ぎないように計算されているアイテムを取り扱っている。
ナノユニバース(NANO universe)

nano(極小)、universe(宇宙)という相反する独自の世界観をブランド名として掲げている。ブランドとしてのコンセプトも同様で、時代の変化を取り入れながら進化し続けるブランドである。
過剰なデザイン性を排した商品もあるため、シンプルさを追及するならば必見のブランドだ。
スコッチ&ソーダ(SCOTCH&SODA)

オランダ・アムステルダム発のブランドだ。世界中からインスピレーションを受けて着心地の良いカジュアルスタイルを提案している。
リバーシブルとして使用できるモッズコートも良いでしょう。
ブランドのコンセプトのカジュアルスタイルを体現しているようなコートだ。
カンビオ(CAMBIO)

CAMBIOとは、スペイン語で「変化」だ。目まぐるしく変化するファッションに対応して、時代にあったアイテムを提案し続けている。
ミリタリーの人気に対応し、MA-1やM-51のそれぞれの要素を組み合わせて作られた1着だ。
ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)

豊かさ・上質感をキーワードに大人に向けたドレス軸のライフスタイルを提案するセレクトショップだ。
フードをなくし、首元をスッキリさせたデザインの商品で、ユニセックスに使える。
ロスコ(ROTHCO)

60年以上の歴史を持つアメリカのミリタリーブランドだ。ミリタリー商品に留まらず、警察のユニフォームやキャンプ用品まで手がけている。
日本のストリート業界でも主要なミリタリーブランドとして定着している。
フリークスストア(FREAK’S STORE)

10年経っても色褪せない服を中心にアメリカンカジュアルのスタイルを提案しているブランドである。
アメリカンカジュアルという軸があるため、トレンドに囚われすぎることもない商品がある。
フレッドペリー(FRED PERRY)

フレッドペリーはイギリスのテニスブランドとして創業した。その後一般のファッションも手がけ始めた。
フレッドペリーのポイントマークである月桂樹のポロシャツを見たことがあるひとは多いのではないだろうか。
イギリスでは、モッズファッションが流行した時にフレッドペリーの人気を不動のものにした。
アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)

様々な都市をリサーチし、カジュアルなテイストをベースにしている。世界中からデイリー、ドレス、雑貨までをセレクトしているブランドである。
カジュアルなテイストのモッズコートだが、世界中から集められた他のアーバンリサーチのアイテムと合わせるとまた違った雰囲気になるだろう。
ユナイテッドアスレ(UnitedAthle)

豊富な種類と確かな品質にこだわっている。
普遍的な中にも人や潮流によって好みは分かれる。
だからこそ、ベーシックの奥深さがありカルチャーへの傾倒を欠かさないことがユナイテッドアスレのコンセプトだ。
好みのモッズコートを選ぼう
モッズコートはアメリカ軍の防寒具として活躍していた。この背景から通常のアパレルブランドだけでなく、ミリタリーウェアを取り扱っているブランドでも購入可能だ。
選択肢が広いため、自身のファッションのコンセプトと合うブランドで購入するのも可能だろう。もしくは実店舗が近くにあり、試着を何度もして確かめてから購入するのも良い。
読んでいただきありがとうございました。
納得して購入すれば愛着がわき、毎日の楽しみとなれば幸いだ。