「気温15度」と聞いて、どんな服装が良いか思いつくだろうか?
天気予報で15度と言われてどんなコーデをしようか悩んだ経験もあるはず。
そこまで寒くないと思って薄着で出たら失敗したことも少なくないだろう。
特に季節の変わり目は服装を迷いやすい。
そこで今回は、
- 服装選ぶ上での重要な服装指数とは?
- 最高気温15度,最低気温15度に分けておすすめのコーデを解説
といった内容を解説していく。
15度前後の気温の時には紹介するコーデやポイントを意識すれば適切なコーデができるので参考にしてほしい。
気温15度はいつ頃?
気温15度と言っても最高気温なのか最低気温かで分けて考える必要がある。
最高気温15度:3月4月、10月11月ごろ
最低気温15度:3月下旬〜4月
最高気温15度は、
日中の気温がだいたい15度くらいまで上がるだろう、という日だ。
日中の気温が15度というのは思っているより寒い。
パーカーやニット、インナーもしっかり長袖のものを用意しよう。
朝晩はさらに冷えることが予想されるので、アウターも必要になる。
最低気温15度は
朝晩などの時間帯に15度くらいまで下がるだろう、という日である。
ということは日中はさらに気温が上がることになる。
20度くらいまで上がると、薄いアウターや羽織りで十分だ。
日が出ているとより暖かく感じるだろう。
ブラウスにベストや、シャツに長袖のインナーなどでも快適に過ごせるはずだ。
服装指数を意識しよう
「服装指数」とは、日本気象協会が予想気温から最適な服装を提案してくれるサービスのことである。
一口に「今日の気温は15度」といわれても、ぱっと服装を思い浮かべることはなかなか難しい。
だが、日本気象協会がその日最適な服装を数値化し提案してくれている。
ではその服装指数はどうやって表記されているのか?
詳しく見てみよう。
服装指数は10~100までの10段階
日本気象協会が定めている服装指数の数値は10段階で表している。
10:ぶるぶる、何を着ても寒い!
20:ダウンジャケットでしっかり防寒
30:コートを着ないと結構寒いなあ
40:裏地付きトレンチコートがおすすめ
50:薄手のジャケットを羽織っていこう
60:長袖シャツ、カットソーで快適に
70:半袖+カーディガンで温度調整を
80:半袖シャツ1枚で過ごせる暑さ
90:ノースリーブでもかなり暑い!
100:暑さ対策必須!何を着ても暑い!
引用:日本気象協会
上記の通り、数字が低いほど寒いので厚着が必須である。
日本気象協会のウェブサイト「tenki.jp」を見ることで自分の地域の天気指数が掲載されているので上記と照らし合わせながら服装を決めると良いだろう。
数字が高いほど暑いので薄着が最適だということになる。
半袖Tシャツやノースリーブが快適に過ごせるという目安になるのだ。
服装指数以外にもヒートテック指数や、体感温度指数など他の指数も多くある。
生活に役立つ情報が満載なのでぜひチェックしてみると良い。
最高気温15度の時のおすすめコーデ
最高気温15度は服装指数でいうとだいたい50~40ほどだ。
日中は暖かいが朝晩は冷えるので、30~20にまで下がる場合もある。
服装で言うとコートや最低でも薄手のジャケットは必要になることがある。
ダウンをしまうにはまだ早いだろう。
温度調整がしやすいアイテムとそれに合わせたコーディネートを紹介していく。
「3WAYボアマウンテンパーカー」幅広い気温に対応
何通りも着方を変えることが出来るアウターは、朝晩が冷えたり気温差がある日におすすめだ。
一日の気温に対応できるだけでなく、季節をこえて長く使える。
着回し力は抜群と言えるアイテムだ。
「ツイードシャツアウター」ツイードが暖かさと高級感を演出
シャツなので一見寒そうに見えるが、ツイード素材なので保温性があり暖かい。
アウターよりも着脱が簡単で、綿のシャツよりも高級感を演出できる。
「インナーダウン」軽くて暖かく真冬まで大活躍
インナーダウンはその名の通り、アウターの下に着るものだ。
だが最高気温15度だとこのままアウターとして着るくらいがちょうどいい。
コンパクトなので、スマートな印象も出せる。
もちろん真冬はこの上にアウターを着ればさらに暖かい。
「ジャケット」定番のフォーマルアウター
オンオフでも大活躍のジャケットは、薄手のものが多い。
下にニットや暖かいインナーを入れて防寒対策をしよう。
着る事で印象をガラッと変えることが出来るので、フォーマルアイテムとしても欠かせない。
「ボアベスト」暖かいボアで体をしっかり温めてくれる
意外にもベストは暖かい。
ボア素材のもので厚みがあるので、実はしっかり体を温めてくれるのだ。
また、コンパクトになるため脱いだ後も邪魔にならない。
「ハーフジップニット」トレンドアイテムでしっかり防寒
流行りのアイテムである「ハーフジップニット」。
首元までしっかり暖かく、ゆったりとしたシルエットが今年らしい。
最高気温15度に対応しつつ、トレンド感も押さえられるアイテムだ。
「ケーブルニットカーディガン」ライトアウターに最適
カーディガンが温度調節アイテムとして万能なのは誰もがよく理解しているだろう。
シンプルなデザインのものもいいが、ケーブルニットで温かみを出すのも良い。
厚みもあるので高級感を感じることができ、もはやカーディガンではなくライトアウターだ。
「トレンチコート」薄手アウターの定番
薄手のアウターで思い浮かべる人が多いのがトレンチコートだ。
フォーマルでもカジュアルでも着回しがきくので、薄手のアウターとして定番アイテムである。
「ウール混のスラックス」足元の冷え対策も忘れずにしよう
スラックスパンツは通年通して使えるアイテムだ。
そこにウールが少し入ることで保温効果が高まり、防寒対策に最適である。
冷えは足元からくるので、パンツの対策もしていこう。
「裏地フリーステーパードパンツ」見えないところで暖かい
裏地がフリースなので見えないところで暖かい。
季節感を気にせず冷えが気になるときの万能アイテムになる。
トップスを少し薄くしても冷えにくいだろう。
最低気温15度の時のおすすめコーデ
最低気温15度は、日中の気温は20度近くまで上がるため服装指数でいうと60前後だ。
朝晩の冷えは服装指数で言うと40ほどなので薄手のアウターや羽織があると心強い。
15度というと冷えそうに感じるが、日中は気温が上がるため意外と厚着しなくてもOKだ。
ここでは服装指数60を目安に具体的なコーデを見ていこう。
「薄手ニット」朝晩の冷えにも対応
ニットは保温性もあり暖かいが、20度近くまで上がると暑くなってしまう。
そこで、少し透けるくらいの薄手のニットがおススメだ。
見た目も軽く、スッキリとした印象も出せる。
「パーカー」一枚で様になる安心感
アウターを着るほどではない気温だと、パーカーの暖かさがちょうどいい。
しっかりとした生地が、一枚で着るには心強いアイテムだ。
「スウェット」抜け感を演出できるトップス
パーカーと同じように、しっかりしたスウェット生地は一枚でも十分に暖かい。
部屋着にならないよう、キレイめアイテムと合わせると程よい抜け感を演出できる。
「パーカーカーディガン」カジュアルすぎない気軽なカーディガン
パーカーほどカジュアルになりすぎず、カーディガンよりも気楽に羽織ることが出来る。
どんな系統の洋服にも合うため、とりあえず羽織っておけば間違いない。
「コーディガン」コートかカーディガンに迷ったら
コートとカーディガンの役割をもつ「コーディガン」。
カーディガンの気軽さとコートのきっちり感を合わせた良いとこどりアイテムだ。
コートかカーディガンか迷ったら、コーディガンを合わせてみよう。
「ノーカラージャケット」ノーカラーでアレンジ自由
ジャケットとはまた一味違う印象のノーカラージャケットは、フォーマルな印象を気軽に出すことが出来る。
ジャケット同様簡単に着脱できるうえ、タートルネックやマフラーで雰囲気を変えることが可能だ。
「ニットベスト」爽やかさを演出しつつ、体を温める
シャツ一枚ではまだ寒いと言う時、ベストは最適だ。
羽織りを着ると重苦しくなってしまうが、ベストだと軽い印象でいながら保温性もばっちりだ。
「長袖シャツ」一枚でも羽織りでも万能アイテム
最適気温15度で日差しがあると、シャツ一枚でも十分だ。
ただしインナーにはしっかりと長袖を着よう。
前を閉じても、開けて羽織りとして着てもどちらでもOKだ。
日陰や風があると意外にも体感温度は低く感じてしまうのでシャツも少し厚みがあるものや、起毛があるものだとより暖かい。
「デニムジャケット」気軽なアウター代表アイテム
デニムジャケットは春先や秋口に定番のアウターだ。
しっかりとしたデニム生地は最低気温15度の季節にベストである。
最高気温によってインナーを調整して、最適な服装をしよう。
「靴下でサンダル」春を先取りのハズしコーデ
春先の最低気温15度は、靴下を入れて冷え対策をしつつサンダルで季節を先取りしよう。
カラーと季節感を取り入れた旬なコーデの完成だ。
気温に適したファッションでおしゃれを楽しもう!
季節の変わり目は気温に適した服装をすることで精一杯になってしまう。
誰だって思ったより暑かったり寒かったり不快な思いをしたくないはずだ。
最後にもう一度ポイントをまとめると
最高気温15度の時には、コートや最低でも薄手のジャケットを持つ
最低気温15度の時には、長袖シャツや羽織れるものを持つ
こちらのポイントを意識しながらコーデをすると良い。
ぜひお気に入りのアイテムでオシャレを楽しんでほしい。