デニムオンデニムおしゃれな着こなし方！おすすめメンズコーデやコツについても！

デニムオンデニムのメンズコーデは年齢関係なく、
流行に囚われないカジュアルで男らしい着こなしを楽しむことができる。

しかしデニムは個性が強いため、初心者にとってコーデのハードルが高いように感じてしまう。
挑戦してみたものの、コーデにいまいち自信が持てない人もいるだろう。

シンプルさと統一感が強いゆえ、うまく着こなせられるとオシャレに見えるのだが、一つ間違えれば野暮ったいイメージになりかねないからだ。

デニムといえば、ワイルド、武骨、アメカジ、などといった雄々しさが印象的であるが、近年では都会的なファッションセンスも取り入れられたスマートなスタイルも見かける。

そこで今回は、デニムオンデニムのオシャレな着こなし方やコツ、おすすめのメンズコーデについて紹介していこうと思う。 自分の好みにあった着方で参考にして欲しい。

デニムオンデニムとは？

デニムオンデニムとはデニム素材の服を上下合わせてコーディネートすることであり、コーデの仕方も色々である。

というようにデニムオンデニムと言っても着こなし方は様々で、初心者であってもコツを押さえれば着こなすのに難しいものではない。

ところで、デニムには「ワル（不良）」なイメージがあると聞いたことがないだろうか。
そこでここからは、デニムの歴史について紹介していきたい。
デニムの歴史を知れば、デニムオンデニムのコーディネートをしやすくなるからだ。

デニムの歴史

今日ではデニムは愛好家やコレクターもいるほどの、ファッションの上でもド定番なアイテムだが、元々のデニムの由来は労働着である。
社会的にネガティブの象徴だったものから、現代のポジティブな印象へと変化をしてきた背景がある。

変わりゆく時代の中、ジーンズ（デニム）は若者の文化と共に共存し、その時代のシステムに抗う若者たちをとりこにしてきたアイテムでもあるのだ。
デニムオンデニムの始まりは、1957年代に”エルヴィス・プレスリー”がリリースした「監獄ロック」で黒のデニムとジーンズで登場したことだ。
世のアウトローたちの注目を一気に集め、そのほかの俳優やミュージシャンたちもファッションに取り入れるようになり、定着するようになった。

一時代のブームを築いたスターの登場によって若者は刺激を受け、その強く漢らしいイメージが、デニムオンデニムがファッション化した背景である。

デニムオンデニムの着こなし方

ここからはデニムオンデニムをおしゃれにこなすためにはどういうことに気をつけると良いのか。
デニムオンデニムの初心者に参考にして欲しいポイントとコーデのコツを紹介していく。

以上のことをおさえて欲しいのだが、以下詳しく説明していこう。 

ルーズなシルエットにする

基本的なデニムオンデニムのシルエットは、全体的にルーズな印象にすることである。
労働着ならではの動きやすいゆるっとしたスタイルは、武骨でワイルドな男らしい着こなしが定番だ。

上下の色を変える

上下でデニムの色を変えることで、メリハリもつき、ワンランク上の着こなしができる。
上下の色を統一するスタイルは王道だが、シンプルにまとまりすぎるために野暮ったいイメージがつきかねないのだ。
上半身はインディゴブルーなどの濃いめのブルーで、下半身は爽やかな薄いブルーにするのがおすすめだ。

靴を明るめにする

寒冷色のデニムは、足元を明るくすると全体の印象が一気にパッと明るくなる。
初心者におすすめは白のスニーカーと合わせることだ。
デニムとスニーカーの相性も抜群なのに加え、カラーのメリハリが出て色のバランスが良くなるからだ。

デニムの見える面積を少なくする

デニムが全面的に出てしまうことを避けたいのであれば、重ね着をしてデニムの露出面積を少なくすると良い。
エレガントな印象のあるジャケットやトレンチコート、ベストを羽織ることで大人カジュアルな印象に生まれ変わる。
また、インナーのシャツをデニム生地にするのもデニムオンデニムである。
上からジャケットを羽織れば柔らかな印象を与えるデニムオンデニムのコーデになる。

デニムオンデニムおすすめメンズコーデ集

デニムオンデニムの着こなしは王道の男らしさ溢れるスタイルから、現代の流行を上手く取り入れたスマートなスタイルまでアレンジの幅を広げることができる。
シンプルになりやすいデニムオンデニムには、サングラスや帽子、インナーの使い方を魅せるように工夫すれば印象もグッと変わる。
それらを踏まえてデニムオンデニムのオシャレなコーデの仕方を紹介して行こうと思う。 

スマートかつ個性も光る垢抜けたデニムコーデ

個性が光るクレイジーパターン（カラーや柄が組み合わさったもの）のウエスタンデニムシャツと細身のデニムパンツを合わせたスマートな着こなし方が印象的だ。
白のスニーカーと合わせることで全体の印象がパッと明るくなる。
デニムオンデニムの一般的な特徴とは離れた洗練されたカジュアルコーデだ。

上下のバランスを上手く使ったデニムコーデ

スリムで短めのデニムジャケットとルーズなデニムパンツのバランスが印象的だ。
Gジャンからのぞくインナーを見せることで、くどさを和らげる。
首から覗くインナーの襟が、首元にボリュームを与える。
また、インディゴデニムのソフトなカラーはさまざまなジャケットにもうまくハマり使い勝手も良い。

個性のあるデニムジャケットでキレイめな印象に

一風変わったスーツスタイルのデニムジャケットだが、首元がすっきりしているためキレイめなスタイルに変わってしまうのが特徴的だ。
今どきの流行りのシルエットで、上下の色も同じなので綺麗な統一感が出ている。
黒などの落ち着いた色のカットソーにも合うが、白シャツとの相性も良く、キレイめな印象を与えられるので大人な着こなしができる。
個性のあるデニムジャケットをインナーや小物でどう着こなすかを考えるのも楽しい。

ジャケット使いで大人な雰囲気に！

ジャケットと組み合わせるとイメージがガラッと変わり、大人のオシャレな男の雰囲気になる。
ジャケットには質感が高いシューズと合わせるのが大正解だ。
Gジャンから覗く白のシャツが全身のバランスを整え、スラっとした印象になる。

ヴィンテージ感溢れる王道のデニムオンデニム

季節や流行に流されない王道のデニムオンデニムのスタイルである。
一世代ごとに繰り返し使われてきたような、ヴィンテージ感があるダメージ加工がクールだ。

黒で統一したモード風コーディネート

比較的少ない黒色のデニムが特徴的であり、シューズを含めて全身黒に統一した洗練されたモード系ファッションになる。
アメカジ特有のヴィンテージ感や武骨さはなく、スタイリッシュな印象だ。 現代らしいゆったりしたサイズ感は好感度も高い。

流行に流されないスパイシーなデニムコーデ

本格派なトラッカージャケットと同色のデニムと合わせたトラッドスタイルだ。
深みのあるインディゴカラーと、インナーの白のシャツをパンツにインさせたことで、すっきりと見せ、よりデニムオンデニムを象徴したスタイルになっている。
全体的に細身なシルエットと、艶のあるシューズがクールな大人っぽさを引き立たせている。

重ね着がアクセントな優しいデニムコーデ

横に広がるシルエットが印象的な着こなしである。
チェックのシャツと白のトップスを重ね着して見せることで、
デニムの武骨な印象から柔らかなイメージとなり、大人のオシャレな男を演出している。
足元は黒の靴にすることで全体を引き締めることができる。
適度に色落ちした明るめのブルーは秋や春先の着こなしにピッタリだ。

ヴィンテージ感が印象的なラフなデニムスタイル

ヴィンテージな加工感のあるデニムやスニーカーがラフなスタイルを印象づける。
ワークウェアらしいゆったりとしたシルエットと施された強いダメージ加工が、
アメカジファッションの象徴的とも言える。

異彩をはなつクールなデニムジャケット

デニムと、異なる素材が組み合わさったジャケットは、他者から集まる視線もひときわ違うものになるだろう。
派手なデニムジャケットながらも、どんなパンツとも合わせられる万能さもある。
ジャケットの中のインナーをドレッシーなシャツにすることと、
真っ白のスニーカーが清潔感のあるキレイめな印象を与えられる。

デニムオンデニムをおしゃれに着こなそう

デニムオンデニムの着こなしは一見すると難しいが、これまでのポイントをおさえてコーデをすれば、初心者でもオシャレな着こなしができるとわかってもらえたはずだ。

着こなしの仕方次第で、武骨でちょいワルな男らしいコーデから、都会的で大人なカジュアルコーデまで応用ができるのである。

また、シンプルになりすぎやすいデニムオンデニムのスタイルは幼さが出やすいため、帽子やサングラスなどの小物を取り入れてもらうと良いアクセントになる。

全体的な色のバランスを考慮しながら、小物を使ったアクセントを取り入れ失敗のないデニムオンデニムを楽しもう！

ぜひ参考にしてもらえると嬉しい。