「黒パンツを持っているけど、着こなし方がわからない。」
「着こなし方が、いつもワンパターンでマンネリ化している。」
「季節ごとに履きこなしたい。」
このように感じている男性は多いのではないだろうか?
この記事では、そんな黒パンツの着こなし方について興味がある男性に向けて、おすすめのメンズコーデを、季節別で具体的な例と共に紹介していく。
黒パンツを着こなすコツ
黒パンツでシンプルな服を着ているはずなのに、なぜか人より野暮ったくみえてしまう。
という悩みを抱えたことはないだろうか。
さらには、年中同じスタイルを着まわして、制服かのように黒パンツを履いている人はいないだろうか?
そんな習慣・悩みを抱えている男性に是非お伝えしたい。
この記事を読めば、人よりもコーディネートの幅がグッと広がるはずだ。
ずばり、黒パンツを着こなすコツは、大きく分けて次の3つである。
『キレイめなアイテムで揃えるとまとまりやすい』
『ワイドパンツは最近のトレンド』
『3色までに抑えるとGood』
誰だって身だしなみには気をつけたいはずだ。そして出来れば、
「ダサい」、「野暮ったい」とは思われたくない。
そこで今回は上記3つのポイントをおさえてほしい。
この3つを意識して、他の男性たちに差をつけよう。
キレイめなアイテムで揃えるとまとまりやすい
まず、意識してもらいたいのがキレイ目なアイテムで揃えるということだ。
キレイめアイテムは大人の印象を与え、クールかつ清潔感もあるので、しっかりとした男性に見える。
その為、男女問わず好印象を持たれがちだ。
キレイめなアイテムの代表として、黒パンツはテーパードパンツかスラックスを、トップスにはジャケットを羽織ればよい。ファッション初心者だったら、黒のセットアップ×白いトップスでキメることも簡単におしゃれに見えるので良いかもしれない。
ワイドパンツは最近のトレンド
続いて、紹介したいのは最近のトレンドであるワイドパンツ。
いつも着ている服がワンパターンで、マンネリ化している男性にチャレンジしてほしいアイテムである。
ワイドパンツは、ハードルが高いと思われがちだが実はそんなことはない。
これらは、シルエットがゆったりしていて、動きやすく、自然なこなれ感を表現できる。
購入の際は、裾幅にも意識していただきたい。
裾幅が少し細めになっていて、すっきりしていた方が抜け感が出て、野暮ったさがなくなる。
そしてトップスには、キレイめなトップスを合わせると全体のバランスが引き締まる。
他には、短めのトップスを選ぶと、Aラインシルエットを完成させてくれ、下半身が大きく見えるので安定感のある男性らしいスタイルにみえておすすめである。
3色までに抑えるとGood
最後のポイントは、コーディネートは3色までにおさえるとかっこよくキマる。
ファッションは、そもそも3色以上の配色にすると、難易度があがることはご存じだろうか?
ごちゃごちゃして見えて騒がしい・落ち着かないなどの印象を他者に与えてしまうからだ。
逆に、色が少なすぎても合わせ方によっては地味に見えてしまうので注意が必要だ。
また、3色でコーディネートするには白や黒、グレーなどの無彩色を入れると安心感が出ると言われている。
トップスにチェックシャツなどやプリントTシャツなどの柄物を取り入れたい場合は、なるべく派手になりすぎないように同系色の柄を選ぶのが無難である。
【季節別】メンズ黒パンツコーデ
さて、3つ意識してもらいたいポイントがわかったところで、
あなたの今後の服選びの参考になるように、季節別のコーディネートについて具体的な例をあげて解説していきたいと思う。
春におすすめメンズ黒パンツコーデ
それでは、春におすすめのメンズ黒パンツコーデから説明する。
春は、徐々に気温も上がり暖かくなっていくので、ファッションでも気分のあがる明るい色味を着用したいところだ。
そこでおすすめなのが「白×淡い色×黒パンツ」の3色コーデだ。もしくは少しくすんだダスティカラーもかっこいいだろう。これを踏まえたコーディネートのポイントを3つお伝えする。
- 白トップス×淡い色味のカーディガンはマストアイテム!
- 白ベースのマリン風スタイルで差をつけよう!
- 春だからといって「軽すぎ」には注意!
では、それぞれ解説していく。
白トップス×淡い色味のカーディガンはマストアイテム!
春服にカーディガンはマストアイテムといってもいい。気温調節も出来るので肌寒い日にも最適である。
もちろんライトアウターでもよい。
カーディガンでも、前述したとおり淡い色のカーディガンが特におすすめだ。
ベージュ、グレー、ライトカーキ、ライトブラウン、ネイビーなど。
そして白トップスは、他の色を際立たせ邪魔しない色なので、淡い色と合わせるとその色をキレイに見せてくれる。
もちろん黒パンツと相性抜群なので、これだけで春の鉄板コーデの出来上がりだ。
白ベースのマリン風スタイルで差をつけよう!
そして、次の筆者のおすすめはマリン風スタイルだ。
2023年の春夏のトレンドはマリン風スタイル。海や水兵、ヨットを連想させるようなファッションスタイルのことである。
ここで注目していただきたいのが淡い色味のストライプ柄やボーダー柄。
ブルー地に白ストライプなど爽やかで色味が鮮やかすぎると夏っぽくなってしまうので注意が必要だ。
白ベースの淡い色味で合わせると、春らしさを感じられオシャレ度もアップするだろう。
春だからといって「軽すぎ」には注意!
淡い色や明るめの色をおすすめしてきたが、女性のようなパステルカラーのピンクや紫、ヴィヴィットなグリーンなどをいきなり取り入れるのは少し待ってほしい。
どちらかというと、男性はベーシックカラーを明るめにしたような色合いがよいだろう。
メンズファッションは「軽すぎ」に注意が必要なのだ。
現代の男性は、社会に出て働いているイメージが強いことから、
「しっかりしていて安心感のある人」
「ビジネスシーンでも、私服でも着ていそうで、現実味のある人」
が好印象をもたれる。
なので、春服でも程よく重厚感が必要だということを頭に入れてコーディネートを組んでいきたい。
夏におすすめメンズ黒パンツコーデ
次に、夏のおすすめコーデを紹介する。
夏に黒パンツを履くと、暑苦しいイメージを持たれがちだ。
また、肌の露出も増えるため、Tシャツなどのカジュアルなコーディネートになりがちな季節。
カジュアルすぎないように、生地の素材や服のディテール、キレイめな時計やアクセサリーまでこだわってほしい。
その点について、次の3つのポイントに注目してみよう。
- 爽やかさを意識して!
- 夏はリネン素材で清涼感を!
- サマーニットはカラーとデザイン性も豊富
それぞれ解説していく。
爽やかさを意識して!
まずは、なんといっても夏は見た目の爽やかさが一番のポイントとなる。
黒パンツで暑苦しく見えないように、爽やかさが出るようにブルー系、イエロー系のトップスと合わせると良い。
そして、抜け感も大事なので足首が出る丈感のアンクルパンツにすると、さらに夏らしい。足元はサンダルやスリッポン、ローカットのスニーカーがおすすめだ。
夏はリネン素材で清涼感を!
夏はリネン素材が重宝する。
なぜなら、リネン素材は速乾性が高くて、サラサラとした肌触りが特徴的だからだ。
夏の湿った暑い日にはよく適している素材と言えよう。ナチュラルな風合いも魅力の1つで、他の生地とも比べても丈夫で長持ちだ。
どこの衣料品販売店でも、夏は必ずリネン素材の商品を販売しているので、
ぜひ、この夏はリネン素材を取り入れた清涼感あるファッションを楽しんで欲しい。
サマーニットはカラーやデザイン性も豊富
サマーニットの良い所は、カラーやデザイン性も豊富な為1枚でどんな体型の人でも簡単に着こなせるところだ。
Tシャツやパーカー風、ドロップショルダー、ラグラン、ドルマンスリーブなど、様々な型とデザイン性があるので、自分の体型にあったものを見つけやすいだろう。
また、リネン素材同様、通気性や吸湿性に長けている。ナイロンやポリエステルのTシャツ1枚に比べるとやや暖かみがあるので、肌寒い日やエアコンの効いた室内で過ごす人は冷え対策にも使えるので1つ持っておくと便利だ。
秋におすすめメンズ黒パンツコーデ
秋のコーディネートは、気温も低くなるが春のコーディネートを使いまわすのはもってのほかだ。春夏とは違って、秋冬は「色味×素材」のバランスがとても大事。秋服は、1年の中でもコーディネートの幅が広がる季節なので、次の3点を意識してみるとよい。
- 暖色系の色を取り入れよう!
- あたたかみのある素材を選んで!
- 秋の王道。ニット×黒パンツ
暖色系の色を取り入れよう!
秋服には暖色系のカラーを取り入れてほしい。
例えば、ブラウン・テラコッタ・ボルドー・ベージュ・マスタード・ダークグリーンなど。
秋を連想させる色を着ると、季節感が出てよい。
また、これらの秋カラーは黒パンツとの相性抜群だ。
インナーに白いシャツやカットソーをインすると、白がアクセントとなり、色が映えてよいだろう。
あたたかみのある素材を選んで!
秋冬の服は素材にこだわることも重要だ。
わざわざ暖色系の服を着ているのに、ペラペラな服だと寒そうにみえて季節感ゼロになってしまうのはもったいない。
ここでおすすめの素材を紹介する。
- スエード…高級感のある肌ざわり
- コーデュロイ…重厚感があって秋冬の人気素材
- ツイード…ジャケットなどキレイめなスタイル向き
これらの素材を、シーン別でそれぞれ使い分けるとワンランクアップだ。
秋の王道。ニット×黒パンツ
ニットは、誰でも持っているアイテムだろう。
暖色系ニットと黒パンツと合わせるなら、全体のバランスをすっきりさせると清潔感もあり上品に見える。
オーバーシルエットのダボッとしたニットなら、細身の黒パンツに。
体の線がでるタイトめなニットなら、テーパードやワイドパンツに。
相性のよい王道の組み合わせだからこそ、シルエットにはこだわりたい。
冬におすすめメンズ黒パンツコーデ
冬はトップスの上からアウターも羽織る。
トップス単体でもかっこよく、アウターを羽織るとさらにおしゃれに見えることが理想的だ。
シーン別で黒パンツの着回しを楽しめる冬こそ、次の3つをチェックしてほしい。
- 着太り対策には細みの黒パンツを!
- 定番のアースカラーをチョイスしよう!
- 冬こそ最強。黒パンツはシーン別で着回せる!
では、解説していく。
着太り対策には細みの黒パンツを!
厚手のニットやアウターを羽織ると冬はどうしても着太りしてしまう。
そんなときは、スキニーやテーパードなど細みボトムスのシルエットを生かして着太りをカバーしよう。
すっきりとした印象になり、軽やかになる。特に丈の長いアウターにはおすすめである。
定番のアースカラーをチョイスしよう!
冬に定番のアースカラーは着る人を選ばないので非常に人気。
アースカラーとは、地球の大地や植物などの自然を連想させる色のことをいう。
ブラウン、ベージュ、モスグリーン、カーキなど。
秋冬ファッションには定番のアイテムなのでチョイスして間違いなしだ。
冬こそ最強。黒パンツはシーン別で着回せる!
黒パンツは冬こそ何度も着回しができる。
特に、アウターを変えるだけで全然印象が違ってくるのが面白い。
シーン別に着回し方をまとめてみた。
「ビジネス」…ロングコート×シャツ×ニット×黒パンツ×革靴
「デート」…ジャケット×マフラー×シンプルインナー×黒パンツ×スニーカー
「アウトドア」…ダウン×チェックネルシャツ×黒パンツ×スニーカー
「近所にお出かけ」…ショートコート×タートルニット×黒パンツ×スニーカー
などなど。
上記はあくまでも一例にすぎない。
同じ黒パンツでも着回し方は様々。
アウターを変えるだけでも印象がガラリと変わるので、シーン別でメリハリがあるコーディネートを組んでみよう。
黒パンツでおしゃれにカッコよく
以上が、黒パンツのおすすめ季節別コーディネートだ。
男性にとって、黒パンツはマストアイテム。
いくつもの着こなしを実現できる。
ワードローブに1本あるだけで便利なので、ファッション初心者の人も是非持っておいてほしいアイテムであることを断言する。
この記事が、少しでもあなたのコーディネートの参考になれば幸いだ。
今後はさらに、黒パンツで人よりおしゃれにかっこよくスタイリングしてほしいと思う。