
このたび、持続可能な水産物を紹介する「
ブルーシーフードガイド」に京都府版が誕生した。京都府で獲れる水産物の中から、今年の審査では8種が選定され、食の都でもある京都を盛り上げる。
今回は、ブルーシーフードガイドを発行するセイラーズフォーザシー日本支局と京都府の締結式、レセプションの模様をレポートする。
【写真5点】「もっとサスティナブルな京都旅が可能に!ブルーシーフードガイドに京都府版が仲間入り」を写真でチェックサステナブルなお勧めの水産物を紹介する「ブルーシーフードガイド」

[左から] スーザン・ロックフェラー氏、ディビッド・ロックフェラーjr.氏、京都府知事の西脇隆俊氏、井植美奈子氏
弊誌では「
The BLUEKEEPERS Project」でもお馴染みの、OCEANS SDGsコンテンツアドバイザー・井植美奈子氏。彼女が理事長を務める、海洋環境保護NGO「セイラーズフォーザシー日本支局」が今年11月京都府と包括連携協定を結んだ。
人気観光地である京都は、食の分野でも世界中の美食家たちから高い評価を得てきた。その代表例が京野菜だが、日本海に面しているため、新鮮な魚介が豊富なのも魅力のひとつだ。
そんな京都府と海洋保全を推進してきた「セイラーズフォーザシー」が、今回の締結により手を取り合って進めていくのが、京都府版ブルーシーフードガイドだ。漁業・流通・消費が一体となって、このガイドを参考にすることで、持続可能な水産物の未来を導くことを目標にする。
締結式では、セイラーズフォーザシーを立ち上げ、海洋保全に尽力してきたディビッド・ロックフェラーjr.氏と、夫人で世界最大の海洋環境保護NGO「オシアナ(OCEANA)」の理事を務めるスーザン・ロックフェラー氏も出席。それぞれ京都への想いを語った。
2/4