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すべての写真を見る 基本のカタチはほとんど変わらないのに、時代や気分が如実に反映されるデニム。はき方、色、ブランドなど要因はさまざまだが、その変遷を辿ると現在地の解像度はグッと上がるはず。
ということで、
オーシャンズ4月号でお届けしたデニム好き業界人による「デニムの履歴書」をダイジェストでチラ見せ。
これを読めば、今の気分な一本&はきたい理由がよくわかる!
「“501”と“505”が原点かつ現在地」
ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター 渡辺真史さん
「中学時代、当時古着店でアルバイトをしていた姉から買ったリーバイス『501』。それが初めてファッションを意識して手に入れたデニムです。
振り返れば、ヴィンテージ、極太ストレート、タイトなブラック、個性あるデザイナーズ……という具合に、時期によりまったく個性の違うデニムをはいてきました」。
初「501」から、渋カジ&アメカジの影響で嗜好が変化した1990年代、そして自身のブランド「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ」を作るきっかけなど。
今の理想像に至るまでの遍歴まるっとお届けしよう。
「デニムにも“エレガンス”を纏わせたい」
ファクトタム デザイナー 有働幸司さん
国内ブランドのデザイナーとして初めて、ベストジーニスト賞を受賞した有働さんの“デニムヒーロー”は松田優作だ。
1980年代にアメカジと出会い、即ハマり、“ジーパン刑事”がアイコンだったそう。
DCブームの影響を受けつつもアメカジに傾倒した高校時代。しかし今は「ゆったりと見せつつも大人の品格はしっかりキープすることがマイルールです」と語る。
アメカジからヨーロピアンデニムへ、その変遷を辿ってみた。
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