主張が強くなりがちなヴィンテージ風デニムは、トラッドなアイテムで挟み込むとGOOD。ネイビーのVネックニットの抜けとグラデ感もポイント。デニム6万500円/セブン バイ セブン 03-5785-6447、ジャケット10万3400円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)、ニット3万9600円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)、手に持ったサングラス7万9200円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)、靴9万9000円/パラブーツ(パラブーツ青山店 03-5766-6688)
▶︎すべての写真を見る ヴィンテージデニムには語れる歴史がある。年代やディテールはもちろん、手にした一本をよく観察すると、膝裏のハチノスやオイル汚れなどから、過去の所有者のデニムとの付き合い方を類推することだって可能。
そんなところも魅力ではあるのだが、純粋にスタイリングアイテムのひとつとして考えるなら、“育った”新作デニムを活用するのが近道だ。
この3本のシルエットは、すべて同じスリムストレート。膝下から細くなるテーパード型で、万人に似合うと評判。右上から6万4900円、7万5900円、8万6900円/すべてロンハーマン デニム(ロンハーマン 0120-008-752)
例えば、こちらの「ロンハーマン デニム」。今季はアメリカンデニムの経年変化にフォーカスし、「当時のデニム着用者たちが3年、5年、10年とはき続けたら……」をイメージした3タイプを提案する。
すべて岡山県児島で熟練の職人がハンドメイド。リアルヴィンテージに負けない加工感とバックストーリーの詰まった一本だ。
その攻略法は
件の対談に倣えば間違いなし。“育ったヴィンテージ風デニム”を思う存分楽しもう。