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2024.03.04

ファッション

ベストジーニスト受賞デザイナー有働幸司さんのデニム遍歴「デニムヒーローは松田優作」

ファクトタム デザイナー 有働幸司●1971 年、熊本県生まれ。大手セレクトショップを経て、2004年にファクトタムを設立。朝イチに8km走るルーティンを、20年間続けてきた筋金入りのランナーでもある。

ファクトタム デザイナー 有働幸司●1971 年、熊本県生まれ。大手セレクトショップを経て、2004年にファクトタムを設立。朝イチに8km走るルーティンを、20年間続けてきた筋金入りのランナーでもある。

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生まれ育った熊本県で、DCブームの影響を受けつつもアメカジに傾倒した高校時代。地元のセレクトショップでリーバイス「501」を買ったのが、自分のデニム入門でした。

その後、上京してビームスでアルバイトを経験後、英国へ留学。再度、インターナショナルギャラリー ビームスでの販売を経て、ヨーロピアンデニムの魅力に開眼。思えば、それがその後のデニムスタイルを決定づけました。

「ファクトタム」のデニム。ここ数年は、少しゆったりめのバギータイプが好み。濃紺リジッドを選び、足元は革靴合わせで。リラックス感を保ちつつも、上品さを演出するのが有働流だ。

「ファクトタム」のデニム。ここ数年は、少しゆったりめのバギータイプが好み。濃紺リジッドを選び、足元は革靴合わせで。リラックス感を保ちつつも、上品さを演出するのが有働流だ。


ファクトタムを設立してすぐに作った代表モデル「タイトストレート」は、自分のルーツであるアメカジに、エレガンスを感じるヨーロピアンなエッセンスを融合しています。

年齢を重ねると、デニムにもはきやすさやリラックス感が求められますが、ゆったりと見せつつも大人の品格はしっかりキープすることがマイルールです。


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