加島美術代表取締役の加島林衛(写真左)ワンオー代表取締役の松井智則(写真右)
当記事は「Forbes JAPAN」の提供記事です。元記事はこちら。 サウナ好きによる「サ活」よりも整い、エネルギーが湧くと、スナックに日参する「ス活」にいそしむ男たちがいる。ファッションPR企業ワンオーを率いる松井智則と、日本美術商の革命児・加島林衛だ。そんな2人に、大人の社交場やエネルギーチャージの方法について聞いた。
スナックは大人の社交場。「サ活」もいいけど、僕のパワーと癒やしの源泉は「ス活」です。
松井智則:さまざまな仕事や案件を抱えて、多忙な日々の連続です。そんな僕にとって、スナックは大事な場所。仕事のあとはいったんバーに寄って考え事をしたり、その日の気づきやアイデアを書き留めたりして気持ちをリセットした後、「よし行くぞ」とリラックス&チャージに向かうのがスナックです。いまでも週3回以上は必ず訪れますね。
まつい・とものり◎1977年生まれ、岐阜県出身。アッシュ・ペー・フランスでのPR、ブランディングや展示会事業などのけん引を経て、17年ワンオー創業。街づくりやサステナブランド「イコーランド」など展開。ファッションイベントの実行委員やディレクターも歴任
店は名前や看板に惹かれてふらりと入る場合もありますが、いまいちばんのお気に入りは、昨春に加島さんが開店した「会心の一撃」。昭和レトロな雰囲気で、客層もよく、カラオケも会話も楽しめます。
「会心の一撃」は恵比寿ガーデンプレイスの片隅の飲食店街BRICKENDにある
加島さんとは共通の店の常連客同士として出会って、もう5年の付き合いになります。僕はファッション、加島さんはアートと業界が違うから気楽。お互い譲れない美意識はもちながらも、性格はちゃらんぽらんなところもあって、とても気が合うんです。
スナックは「社会から切り離され過ぎずに遊べる大人の社交場」。適度な緊張感で人との交流が楽しめるスナックは、酒も歌も大好きで寂しがり屋の僕にとって居心地がいいんです。スタッフやクライアントともよく行きますが、オシャレな店に行くよりも、相手の性格や気遣い力がよくわかる。だから、「仲よくなりたければスナックに行け!」。
体験価値を高めるため、店内ではスマホでの撮影がNG。チェキで思い出やメッセージを共有する。
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