▶︎すべての写真を見る 1月15日(日)、海からほど近い神奈川県鎌倉市の長谷に、新たな複合施設「WITH Kamakura」がオープンする。
クリエイティブディレクションは、俳優としても活動するプロサーファーの中村 竜、インテリアコーディネイトは、野村訓市により設立された「トリップスター」が手掛けた。
施設は岐阜県白川郷から移築された築220年の合掌造りの古民家をリノベーション。かつての日本の趣を残しながら、衣・食・住・遊・働にまつわる新たな“体験の場”として有効的に活用できるのが特徴だ。
訪れた人が「オンラインでは感じることができない生身の体験を通じて新たな価値観を発見、表現できる空間にしたい」という想いから生まれたWITH Kamakuraには、五感を刺激する仕掛けが詰まっている。
アートを堪能できる展示スペースをはじめ、心を解きほぐすヨガルーム、四季折々の表情を感じられる庭園を一望できるカフェに加え、ギャラリーやポップアップストア、上映会に利用できるユーティリティースペースやワークスペースを完備している。
常設カフェでは、サンシャインジュースやサンライズシャックのコーヒー、ヨロッコビール、イチノヤトコーヒー、パシフィックベーカリー、高崎屋の計6店舗のスペシャルメニューを楽しめる。
またキッチンの貸し出しも行なっているほか、雑誌の撮影やドラマ・映画などスタジオとしての利用も今後計画されている。
WITH Kamakuraの顔となる1階の空間は、囲炉裏の面影を残し、200年以上前の柱や梁はそのままにリノベーションが施されている。
2階には、ワーキングスペースやミーティングルームを備え、隠れ家のようなこのフロアには、リモートワークに使えるようWifiやコンセントを完備。展示会やイベント時にはキッズルームとしても利用できる。
3階では、「湘南ビーチヨガ」とのコラボレーションによるサンカク ヨガクラスが平日午前中に開催され、午後はカフェ、ワーキングスペースに姿を変える。
合掌造りならではの三角屋根の屋根裏を活かした空間は開放感に溢れ、静かに自分と向き合うことができるだろう。
庭には深呼吸を誘う四季折々の草花が織りなす風景が眼前に広がり、現代美術家の栗林 隆氏プロデュースによる体験型インスタレーション「スタンプ001 カマクラ」が作られている。
これは栗林氏が近年作り続けている元気炉プロジェクトから派生したものであり、気軽に野生の植物や薬草を使用したスチームの中でアートを体験できる空間だ。
縁側のようなテラス席からは、鎌倉山に拠点を構えるボタニカルブランド「ランドスケーパーズ」が彩るハーブや花、木々を一望できる。初夏にはアジサイが咲き誇り、鎌倉らしい景色を見せてくれる。
グランドオープンを記念し、2023年1月15日(日)〜2月28日(火)にギャラリースペースにて横山泰介氏の写真展「グランブルー」を開催し、「マジックナンバー」のポップアップストアがオープンする。
また1月15日(日)〜2月15日(水)の期間中に鈴木商店ノマドのポップアップストアイベント「ヴィンテージ モロッコ ラグ」も開催。選りすぐりのモロッコのビンテージラグが豊富に取り揃えられる。
[問い合わせ]テラ0467-22-6600