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2021.02.17

ライフ

「全国に拠点があったら人生楽しそうじゃないですか?」とLACを利用するフリーランスの話

「“職遊融合”時代のリアルライフ」とは……
北は岩手県遠野市から南は沖縄県うるま市まで、ユニークなワーケーションサービスを展開するコミュニティが「リビングエニウェアコモンズ(LAC)」だ。
そのリアルユーザーたちの声に耳を傾けると、新しいライフスタイルのヒントが見えてくる。今回はLACのさまざまな施設を利用してきた宮部誠二郎さんに訊いた。
PROFILE
ローカルフリーランス

宮部誠二郎さん
1987年、ロンドン生まれ鎌倉育ち。ローカルコンテンツを手掛ける「コノマチカラー」を屋号に活躍。地域の企業とパートナーを組んでプロジェクトを展開する一方、ローカルプレイヤーへの投資型小商チャレンジも。最近はチャイの歴史や27のレシピを載せた「チャイブック」を発刊。

 

おこもり仕事に最適だったLAC能登珠洲

能登半島の先端にあるLAC能登珠洲。施設の前は美しい日本海。サンセットは絶景だ。
2023年までに全国で100の拠点設立を目指すLACは、各所でオープンに向けた調整が今も行われていて、神奈川県鎌倉市もそのひとつだ。
その鎌倉が地元であり、地域に関わる仕事をしていることが縁でプレオープンの手伝いをした宮部誠二郎さんは、これまで「会津磐梯」「伊豆下田」「美馬」など、いくつかのLAC施設を利用してきた。
最近利用したのは、石川県の能登半島にある「能登珠洲」。国定公園特別地域に指定されている木ノ浦海岸を一望する施設でワーケーションが体験できる。
部屋はオーシャンビュー。美しい景色に常に触れながらのワーケーションはLAC能登珠洲ならではの時間。
「海一望のロケーションが最高でしたし、築7年の施設は快適で居心地が良かったですね。全部で8棟ある綺麗なコテージに宿泊でき、部屋から海を見ながら仕事できるんです。キッチンがあるから自炊もできて、中期滞在にはもってこいだと感じました」。
SDGs未来都市に選定され、奥能登国際芸術祭の開催地でもある珠洲市にLAC能登珠洲はある。国民宿舎を改築し、生まれ変わった施設が拠点だ。
今回、宮部さんは新潟で取材の仕事があり、「せっかくなら新しい拠点を体験したい」と足を伸ばして能登に入った。周囲は自然が豊か。それ以外に何もないとも言えるが、むしろそうした環境が“贅沢”と感じられる人にはおすすめの施設。
「真っ青な海を見ながら入るお風呂時間は格別です」と宮部さんは気に入った様子だった。
新潟・長岡での仕事を終えて金沢へ。そこから車で能登に向かった宮部さん。3時間弱のドライブでは風光明媚な道中を楽しんだ。


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