▶︎すべての写真を見る 快適性を重視すれば装いは品格を損ない、品格を重視すれば装いは快適性を損なう。そんな夏場の装い問題があるからか、ビーチサンダルは最も快適に過ごせるにもかかわらず、街中での選択肢として外れてしまうこともしばしば。
だが、オーシャンズは諦めない。これまでに我々が実践してきた数多のコーディネイトを紐解きながら、快適性と品格を両立するビーチサンダルでの装いを徹底的に議論した。
導き出した結論は、モノ選びと合わせ方に少し気を配るだけで街にも断然フィットする、ということ。
5390円/リーフ(H.L.N.A 03-6459-2431)
まず、ビーチサンダルは都会的な黒を選ぶ。創業当初からサンダル作りを行い、アメリカ・サンディエゴを拠点にビーチカルチャーを牽引するリーフのような本格派ブランドだと気分もアガるはずだ。
選んだのは漆黒に映えるマーブル模様を纏う新作の「オアシス」。一体型モールドの防水ストラップを備え、優れたトラクションを誇る水陸両用サンダルだ。
サトウキビから作られた再生可能な植物由来のEVAの採用に、サステナブルなものづくりの一端が垣間見える。
サンダル5390円/リーフ(H.L.N.A 03-6459-2431)、パンツ1万9800円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 原宿本店 03-3479-8180)、シャツ1万6500円/サタデーズ ニューヨークシティ 03-5459-5033、サングラス4万8400円/N.ハリウッド コンパイル×アヤメ(ミスターハリウッド 03-5414-5071)
さらに、チャコールのスラックスで下半身をモノトーンでつなぐ。トドメに開襟シャツを合わせれば、リラックスしたムードはいっそう高まるはずだ。
ご覧のとおり、洗練と清涼感が漂う洒脱なサマースタイルの完成である。