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ボディビル向けのジムがいちばん効率的!?



――日常生活の過ごし方でも変わってくるんですね! ところでトレーニングで失敗はありましたか?

初めからゴールドジムに通わなかったことですかね(笑)。僕が最初に入会したスポーツクラブには、ダンベルが20㎏ぐらいまでしかなくて、すぐにもの足りなくなってしまいました。

――やっぱり違うものなんでしょうか?

違いますね。まずゴリゴリの人がいた方が「ここまで伸びるんだ」ってモチベーションになるし、成長も早いと思います。というのも、体が大きい人となかなか大きくならない人を比較すると、トレーニングの種類や時間、インターバルの取り方など、トレーニング以外の時間の過ごし方などが全然違うんです。

こういう情報はネットでは得られないので、ボディビル向けのジムなどで見て、聞いて、学ぶのがいちばん効率がいいと思います。

――ちなみにバルクアップにも停滞期ってあるのでしょうか?

もちろんありました。トレーニングを始めて3〜4年経ってくると、食べてもトレーニングの質がなかなか上がらなくなる時期が来ます。やっぱり体が慣れて体内システムがうまく機能しなくなってくるんですね。

そういうときはインシュリンの感受性が悪くなって、糖代謝がうまく機能していない状態なので、糖質を控えたり、減量をしたりしましたね。

――なるほど。最後にバルクアップを目指す人にアドバイスをもらえますか?

僕はずっと野球をやっていましたが、スポーツは相手がいたりチームメイトがいるので、努力が必ず報われるとは限りません。でもウエイトトレーニングは裏切らない。考えて食事をしてトレーニングをすれば、頑張っただけ返ってきます。

その面白さをゲーム感覚で楽しめば、あなたの体も変化しますよ!

林田順子=取材・文

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