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ついにパタゴニアを公式ユニフォームに!



そしてついに、「ハドソン靴店」はパタゴニアの「メンズ・ショップ・シャツ」を店のユニフォームに採用。パタゴニアからのサービスで「ハドソン靴店」のロゴも背中に刺繍してもらった。

「従業員にイヤイヤ着られるのも嫌なので、みんなにヒアリングしたところ、創業時からあるこのロゴが『かわいい』って言うんです。1961年からあるフォントも、今の子たちには新鮮に映るみたいで。それで、パタゴニアさんに大きく背中に刺繍してもらいました」。



ロゴの上にはベンチレーションを促すヨークが施されており、これが通気性を確保。「夏は工房の中の温度が上がり暑くなりますが、ベンチレーションのおかげで蒸れることがありません。とても助かってます」。

一朝一夕では得られない使用感がかっこいい「メンズ・アイアン・フォージ・ヘンプ・キャンバス・ダブル・ニー・パンツ」。生地を2重にし耐久性を強化している。「普通は付いているリベットがパタゴニアのパンツにはないので、革靴を傷つけない安心感があります」。

味のある年季が目を引く、パタゴニアの「メンズ・アイアン・フォージ・ヘンプ・キャンバス・ダブル・ニー・パンツ」。生地を二重にして耐久性を強化。「普通は付いているリベットがパタゴニアのパンツにはないので、革靴を傷つけない安心感があります」。


ハドソン靴店の「良いものをリペアしながら長く使う」という理念は、パタゴニアのそれと一致している。誰もが今すぐパタゴニア製のユニフォームを作れるわけではないが、同じ理念を共有する仲間であれば“ワンチャン”ある。 

いずれにしても、村上さんがパタゴニアのワークウェアに辿り着いたのは当然といえば当然で、彼がパタゴニアンになったのも必然だったようだ。

河野優太=写真 ぎぎまき=取材・文

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