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搭載されるパワートレインは2種類から4種類に増えた。

まず2.4Lターボ+前後2モーターの新ハイブリッドシステム(RX500h)。次に2.5L+前後2モーターのプラグインハイブリッドシステム(RX450h+)と、ハイブリッドシステム(RX350h)。最後に2.4Lターボ(RX350)。4代目からのキャリーオーバーは1つもない。

2.4Lターボ+モーターのRX500hには、BEV(電気自動車)であるトヨタbz4Xに搭載された新4WDシステム「ダイレクト4」が搭載される。

緻密に制御しやすいモーターの特性を活かした4WDで、前後のモーターをそれぞれ制御することで車の姿勢を安定させたり、小気味よく旋回させたりできる。

雨天時の走行安定性はもちろんだが、走ることを楽しくしてくれるシステムだ。BEV以外では初搭載となる。



先進安全技術も進化している。

車が道路上のリスクを先読みする機能だったり、ドライバーがわき見運転していると警告してくれたり、渋滞時は半自動運転になるなど、至れり尽くせり感は増しているのだ。

インテリアには14インチの大型ディスプレイとヘッドアップディスプレイが備わり、その操作はステアリング上のスイッチや、ディスプレイ上で操作できるので、ドライバーは前を向いたままナビゲーションやオーディオの操作が可能だ。



時代に合わせて見た目はジワッと、中身はしっかりブラッシュアップしたRXの味つけ。これはこれまでのご贔屓にも新しいお客にも、多くの人に好まれそうだ。

籠島康弘=文

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