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ゴルフでおすすめ距離計測器18選!種類や選び方について徹底解説!

最近ではゴルフ場で見て分かるだけでも距離計測器を持ったゴルファーがたくさん見られるようになりました。
そして、2021年には使用機能の制限はありますが、プロツアーでも使用可能となりさらに注目が集まっています。

この距離計、測定方法でレーザーによるものとGPSによるもの、そこからさらに型式や機能等で分けると実にたくさんあります。それだけにその選定に当たっては、知識が必要となります。

そこでそれぞれの測定器の機能と特徴、そして選ぶ際のポイントをご紹介していきたいと思います。

目次

ゴルフ用距離計測器とは?何ができる?

ゴルフ用距離計測器とは、現在位置からピンまでの距離を測るものです。

主な使い方としてはピンまでの距離によってクラブを選ぶ参考にしたり、池やバンカーまでの距離を測って入らないように、ドッグレッグの際にはどこまで打つのが最適かを調べる際に使います。
その他にも前の組との距離を測ることによって、打ち込みを防止することができます。

レーザー距離測定器は双眼鏡の片側のような単眼鏡、GPS距離測定器はスマホより小さいものから、腕時計タイプのものなどがあります。

距離測定器に関するルール改定の動きを見ていきたいと思います。

  • 2006年 : 距離測定器使用の一部緩和
  • 2019年 : 使用禁止以外のゴルフ場以外、原則使用可能。
  • 2021年 : プロツアーでも使用可能。

こういったルール改定もあり、徐々に認知され今ではゴルフ場で当たり前のように見る時代となりました。

その名の通り距離を測れる機器なのですが、主な使い方としてはピンまでの距離を測って、クラブの番手選びの参考にしたり、ドッグレッグなどでレイアップする際にどれくらい打てばいいか距離を調べる際に使われます。
レーザー距離測定器は双眼鏡の片側のような単眼鏡、GPS距離測定器はスマホより小さいものから、腕時計タイプのものなどがあります。

ゴルフ用距離計測器の選び方

現在、距離測定器の普及により多種多様の測定器があります。

測り方などの種類によって、メリット・デメリットが異なり、それぞれの特性を理解することが必要です。
そこで、これからそれぞれの種類ごとのメリット・デメリット、選び方のポイントを順を追って説明していきたいと思います。

現在、距離測定器の普及により多種多様の測定器があります。それぞれの種類によって、メリット・デメリットがあります。
使い手が何を求めるかによって、どの種類を選ぶべきなのかが変わってきます。そこでこれから種類ごとのメリット・デメリットを説明し、選び方のポイントをご紹介していきたいと思います。

種類で選ぶ

距離測定器の測定方法には大きく、レーザー型距離計測器とGPS型距離測定器があります。

この2つは測定方法の違いから、大きく特徴が分かれます。ここが測定器選びの大きな分岐点。この違いをしっかりと理解することが、各々のゴルファーが求める測定器を探すための近道となります。

それぞれの特徴と、メリット・デメリットを徹底解説しましょう。

メリットデメリット
レーザー距離計1ヤード程の誤差と精度が高い。
照準を合わせてボタンを押すだけなので、とても操作が簡単。
ピンに限らず色々な所までの距離が測れる。
距離を測りたい対象物が見えないと距離が測れない。
霧が出ると測れない。大手メーカー品で多機能なものとなると、3〜4万円と高価である。
GPS距離計ホール全体のコースレイアウトが見れ、バンカーやハザードまでの距離が分かる。
飛距離を計測してくれる機能を持つ機種もある。
日々変わるピンの距離がでない。
精度が3ヤードとレーザー型距離計測器に劣る。

レーザー型距離計測器

対象物に向かってレーザーを発射し、対象物に反射して戻ってきた時間によって距離を測定する機器です。

具体的には望遠鏡のようになっているレンズを覗いて、距離を測りたい対象物に照準を合わせてボタンを押すとレーザーを照射、即時に距離が表示されます。
競技ではその機能を使うことが禁止されていますが、打ち上げ打ち下ろしの勾配を計算して、打つべき距離を表示してくれる機能がついているものもあります。

メリット、デメリットは次の通り。

 メリット

  • 1ヤード程の誤差と精度が高い。
  • 照準を合わせてボタンを押すだけなので、とても操作が簡単。
  • ピンに限らず色々な所までの距離が測れる。

 デメリット

  • 距離を測りたい対象物が見えないと距離が測れない。
  • 霧が出ると測れない。
  • 大手メーカー品で多機能なものとなると、3〜4万円と高価である。

GPS型距離計測器

人工衛星によって立ち位置とグリーンセンターやフロントエッジの2点の緯度と経度を測定することで距離を算出する機器です。

メリット、デメリットは次のとおりです。

 メリット

  • ホール全体のコースレイアウトが見れ、バンカーやハザードまでの距離が分かる。
  • 飛距離を計測してくれる機能を持つ機種もある。

 

デメリット

  • 日々変わるピンの距離がでない。
  • 精度が3ヤードとレーザー型距離計測器に劣る。

GPS型距離測定器には、さらにコース表示型、腕時計型、アプリ型の3つがあります。コース表示型、腕時計型は距離測定器以外の機能のみのものであれば、20,000円程度。

アプリ型に関しては無料のものも多く、有料のものでも月々数百円程度です。
この3種類はGPS距離計測器としては同様のメリット・デメリットを持ちますが、特に形状等は大きく異なっています。

そこで、この3つを比較してのメリットとデメリットを説明したいと思います。

スクロールできます
メリットデメリット
コース表示型コースの全体が一目でわかりやすく、1打目や2打目の戦略が立てやすい。受信状況に左右される。
定期的なデータ更新が必要。
腕時計型腕時計と同様なため、持ち運びが便利で、プレーの妨げにもならない。画面が小さい。
大きいもので画面サイズが約3.5㎝(1.4インチ)程と小さいため見にくい。
アプリ型ほとんどの方が持っているスマホがあれば使用でき、無料アプリもある。電波が悪いと使えない。
スマホのバッテリー消費が激しくなる。
プレー中にスマホを持ち歩かなければならない。

ピント性能で選ぶ

レーザー型距離測定器は照準を合わせて距離を測るものですから、ピントが合わせやすいということは早く測定できるということになります。

現在ではピンフラッグと他の障害物を見分ける機能や、手振れ補正機能によりピントが合わせやすくなっています。
こういったピントが合わせやすい機能がついている機種を選ぶことで、同伴者・後続のプレイヤーを待たせる心配がありません。

傾斜角が考慮された計測で選ぶ

特に山岳コースなどでは、ホール毎に打ち上げや打ち下ろしの高低差が激しく、直線的な距離だけではクラブ選びに苦慮することは多々あります。

そういったときに傾斜角が考慮された計測器では、実際に打つべき距離を表示してくれます。しかし、競技においてこの機能の使用は違反となるため、競技としてプレーする場合には直線距離しか出ない競技モード等もあるためこちらを利用しましょう。

防水性で選ぶ

ゴルフ中、急に雨が降ることはよくあることです。

そのため事前に雨が降るとわかっていればある程度回避できますが、急な雨により濡れてしまうことは必至です。距離計の防水の程度は一般的に”IPX”という指標で表示されています。

時計型のように身に着けるタイプは落とす心配はあまりありませんが、その他のタイプは取り出すときに引っかかって落としてしまうことがあります。雨の日に落としてしまい濡れてしまうと、高価な距離測定器が一瞬にして使えなくなることがあります。

高価なものですし、濡れても大丈夫なようにできるだけ防水性が高いものを選びましょう。

重量や大きさ

現在は技術の進歩により、小さく軽量になってきています。

小さいほどにポケット等へのおさまりがよく、合わせて軽いほど気ならずにスイングができます。
しかし、特にレーザー型距離測定器では小さすぎると手の中でおさまりが悪く、返って持ちにくく測りにくくなることがあるので、一度手に取ってから判断することをおすすめします。

メーカーの特徴で選ぶ

光学機器メーカーやGPS機器メーカー等、大きく異なる分野からの参入があるため、メーカーによる違いも顕著にみられたりします。

そこで今回、下の7社の特徴を簡単に説明したいと思います。

ニコン

言わずと知れたカメラメーカー。その特徴と言えば、今や欠かせない機能の一つである手ブレ補正機能でしょう。

技術の進歩により徐々に遠くの距離の測定が可能になってきたが、遠くなればなるほど手ブレは照準が合わせにくくなってしまいます。その手元のブレを世界で先駆けて補正する技術を開発したのがニコンです。

ガーミン

ガーミンと言えばGPS技術。

創業者のゲイリー・バレルとミン・H・カオは「GPSを普及させて世界を変える」ことを理想とし、その技術の革新は航空業界からさまざまな業界に広がり、ゴルフ業界へと拡大しています。
時計や測定器などのハードウェアだけでなく、それらと連動するアプリ等ソフト面も充実しています。

ブッシュネル

アメリカを代表する光学機器メーカー。

長い歴史で培われた経験やこだわりが、日々の技術革新・進歩へと繋がっています。
その高い技術はPGAツアー選手のほとんどが愛用しているレーザー距離測定器でありながら、日々の革新はとどまることを知らない。とにかく測れる距離の長さが、ブッシュネルの測定器の特徴です。

キャディトーク

他社のレーザー型距離測定器は縦型のレーザーを照射しますが、キャディトークは世界で初めて横にレーザーを導入しました。
それにより垂直に立てられたピンに対し、縦ではなく横にレーザーを発射することで、ブレに対しても、ピンをとらえやすく正確な測定を可能にしました。

テクタイト

世界の複数拠点にて電子部品・製品の開発、製造及びソフトウェア開発まで行うメーカー。

日本全国100%のゴルフ場をカバーする豊富なデータ量と、GPSの技術力を持ったメーカーです。

TecTecTec!

USAのAmazonゴルフ用レーザー距離計部門で過去5年連続連続1位を記録し、ユーザーから高い評価を得ているメーカー。

中間業者を入れずに自社で生産し販売する等の徹底的なコスト削減により、高機能を持ちながらもリーズナブルな価格で提供しています。

イーグルビジョン

従来のGPS衛星に加えグロナス衛星を使用したハイブリッドGPSを業界で初導入。

それにより高精度で、計測せずに高低差を確認することができます。
また、機器にダウンロードすることで、日々変わるピン位置情報を取得することができます。

レーザー型ゴルフ用距離計測器のおすすめ18選

レーザー距離計に関しては、高価なものが多くとりあえず買って使ってみたいという方にはなかなか買えないものです。距離が安定しない初心者においては、距離が分かっていても打てなかったりするため効果を実感できるまでは時間がかかるかと思います。

ここからはほぼ中級者向け以上の方におすすめの機種をご紹介したいと思います。

ニコン COOLSHOT PRO2 STABILIZED

 「STABILIZED」機能により手ブレによるファインダー内の視界の揺れを低減させ、照射するレーザーのブレを同時に補正することにより、素早くターゲットをとらえることができます。
ピンフラッグまでの距離を測定すると、ファインダー内でのサインと電子音といった、目と音で測定の完了が分かるようになりました。

ID TECHNOLOGY搭載により、打ち上げや打ち下ろしなどの勾配を読み取り、打つべき距離の目安を表示します。
高価なため、ある程度クラブごとに距離目安が固定化されている中級者以上におすすめです。
また約130gと軽量でコンパクトなため、女性におすすめな機種です。

メーカーニコン
製品名COOLSHOT PRO2 STABILIZED
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX4相当)
重量180g(電池別)
計測可能距離8ヤード~1,200ヤード
手ブレ補正あり
倍率6倍

ガーミン Approach Z82

レーザー型距離計測器、トップクラスの精度±0.27yd。

その精度の高い計測機能と、ガーミンが得意とするGPS技術による位置情報の両方を利用したコープマップやグリーンのフロント・センター・バックエッジまでの距離をファインダー内に表示することが可能になりました。
この機能により次に打つショット以降の組み立てもしやすくなりました。

また距離測定時に測り終えたことをファインダー内の表示の変化と、振動により知らせてくれます。自動的にショットから次のショットまでの移動距離を参考に、飛距離を自動計測するのに加え、勾配傾斜角も計算してくれ、推奨距離を表示してくれます。

高価ではありますが、コースレイアウトも表示されるため、初心者から上級者まで幅広く使えます。GPS型とレーザー型を併用している方や、両方使いたい方におすすめです。

メーカーガーミン
製品名Approach Z82
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX7)
重量232g
計測可能距離~450ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

ブッシュネル ピンシーカープロX3ジョルト

ピンシーカー機能が作動した際と、計測終了の際と視覚的・体感的に把握できる「ダブルジョルト機能」搭載。
勾配を考慮した「スロープ機能」、さらには「気温・高度」に応じた推奨距離を算出する「エレメント機能」も搭載しています。

競技出場者向けに「スロープ機能」が外せるのは当然ですが、逆に競技中に「スロープ機能」になりにくい機能もあります。それが「スロープロック機能」です。
「スロープロック機能」により「スロープ機能」になるリスクを大幅に低下させることができます。
防水指標はIPX7と高水準で、さらにBluetoothⓇ搭載によりスマホ連携ができます。雨でもいつも通りラウンド中に使いたい方におすすめです。

300g越えと重量があるため女性には不向きかもしれません。またとても高価なモデルなため、距離にばらつきのある初心者には恩恵が少ない割に高価な計測機に感じるかもしれません。

メーカーブッシュネル
製品名ピンシーカープロX3ジョルト
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX7)
重量340g
計測可能距離5ヤード~1,300ヤード
手ブレ補正なし
倍率7倍

ニコン COOLSHOT LITE STABILIZED

「STABILIZED」機能により手ブレを80%を低減する手ブレ補正機能搭載。さらに照射するレーザーの光のブレも補正し、小さなターゲットでも素早くとらえて計測しやすくなりました。計測は約0.3秒で完了し、ファインダー内の表示により測定完了をお知らせします。

「LOCKED ON」機能により、測定後、奥の林を測定したのかピンだったのか分からない際にサークルサインでお知らせしてくれるので、非常に便利です。
ID TECHNOLOGY搭載により、勾配による打つべき推奨距離も表示してくれるため、クラブ選択も容易になります。

現在は次のモデルであるCOOLSHOT PRO2 STABILIZEDが発売されていますが、表示や重量等に違いがあるものの搭載された機能は最新機種と比べても大きな差はありません。型落ちで安く購入するのも良いかもしれません。
重量170gと最新機種より重いですが、充分に軽量な機種と言えます。

メーカーニコン
製品名COOLSHOT LITE STABILIZED
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX4)
重量170g
計測可能距離5ヤード~1,200ヤード
手ブレ補正あり
倍率6倍

ブッシュネル ピンシーカーツアーV6シフトジョルト

完全防水構造で、防水性能を表す等級はIPX6。急な雨でも心配ありません。ディスプレイの表示サイズもアップして見やすくなりました。
ピンフラッグなどの細い目標物の測定が完了した際に、視覚だけでなく振動で知らせてくれます。本体側面に強力なマグネットを内蔵。カートのフレームに使われている鉄素材に装着可能です。
勾配を読み込んで打ち上げや打ち下ろしの推奨距離を表示する「スロープモード」、直線距離のみを表示する「直線距離モード」の二つのモードをスイッチにより瞬時に切り替えることができます。

X3に比べると「エレメント機能」等が外れたりしていますが、重量は約340gから約236gと大幅に軽量化されました。ブッシュネルで多機能モデルを使いたいけど、重くて悩まれている方にはおすすめです。

メーカーブッシュネル
製品名ピンシーカーツアーV6シフトジョルト
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX6)
重量236g
計測可能距離5ヤード~1,300ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

CaddyTalk(キャディトーク) CUBE

カートの位置にいながら勾配も反映した打つべき推奨距離を表示することができます。
89㎜×54㎜×28㎜で約140gととにかくコンパクトで軽いのも特徴です。そのため女性に特におすすめです。

また、ボールのそばまで行かなくてもカートから計測できるので、紛失やスイングへの影響面から持ち歩きたくないという方にもおすすめです。
カートに乗りながらでも距離が測れるキャディモードがあるので、移動で慌ててしまいやすい初心者においても使いやすい機種です。

メーカーCaddyTalk
製品名CUBE
計測タイプレーザー型
防水性能あり(防水性能 IP55)
重量140g
計測可能距離6ヤード~1,090ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

ボイスキャディ TL1.

測定時間はたったの0.1秒。それでいて正確な距離測定ができます。

カラーバリエーションの豊富なシリコンカバーで、好きな色にカスタマイズできます。
防水性能指標IPX7と高水準なため、雨でも安心です。勾配を考慮し推奨距離を算出するスロープモードのオンとオフの切り替えも、スイッチのスライドによりにできます。

重量も約202gと軽量で、カラーカスタムがしやすいため、女性は特におすすめです。

メーカーボイスキャディ
製品名TL1
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX7)
重量202g
計測可能距離5ヤード~1,000ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

テクタイト Shot Navi VOICE LASER RED LEO

覗きながらボタンを押すという動作による手ブレを無くすため、手ブレ補正を搭載するのではなく、ボタンを押さないでも音声操作できる、業界唯一の機能を搭載。もちろん従来通りのボタンによる測定も可能です。

ピンフラッグに照準を合わせにくい状況下で、捜索を手助けしてくれるのが「ピンシーク計測モード」です。具体的には最初に計測された対象物よりも手前の目標物の測定が完了すると振動と共に知らせてくれます。

高低差がある場合でも勾配を考慮した打つべき推奨距離を計算し表示してくれます。高機能を搭載しながらも、デザイン性もよくグッドデザイン賞を2021年に受賞、安心の日本製です。音声操作やシンプル操作なため、初心者やシニア層に使いやすい機種です。

メーカーテクタイト
製品名Shot Navi VOICE LASER RED LEO
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX4)
重量136g
計測可能距離5ヤード~1,000ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

TecTecTec!(テックテックテック) Mini

傾斜でも自動計算により打つべき推奨距離を表示。競技者のためのオフ機能も付いています。奥に林等がありピンと奥の木が重なっている際に、その中からピンを探し出す機能が「ピンモード」です。「ピンモード」を使用すると、ピンを見つけ出し振動で教えてくれます。

約118gと非常に軽くコンパクトで女性にも使いやすく、かつ定価1万円台とコスパにもすぐれているため、初心者も導入しやすい機種です。

メーカーTecTecTec!
製品名Mini
計測タイプレーザー型
防水性能生活防水
重量118g
計測可能距離~800ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

ビクセン VRF800VZ

165g(電池別)の軽量設計で、測定時間は僅か約0.3秒。

ピンフラッグを正確にとらえる「ピンシーク機能」、計測が終わると振動で知らせてくれる「ジョルト機能」、高低差も自動算出し推奨距離を表示するスロープ対応の測定機能を搭載しています。
ラウンド中に機器を保護しながらも、取りだしやすい専用のハードケースが標準付属しています。軽量なため、女性にもおすすめな機種です。

メーカービクセン
製品名VRF800VZ
計測タイプレーザー型
防水性能なし
重量165g(電池別)
計測可能距離5.5ヤード~875ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

ニコン COOLSHOT 50i

測定完了を知らせてくれる「Dual LOCKED ON QUAKE」搭載。測定した距離がピンフラッグか奥の林かわかりにくい状況でも、この機能により手前のピンフラッグの距離を測定すると、サインが点灯と共に振動して知らせてくれます。

ボディ側面にマグネットを内蔵しているため、カートの金属部に一時的に取り付けて携帯することができます。
ID Technologyを搭載し勾配を考慮し推奨距離を表示する「Gモード」と水平距離のみの表示で競技でも使える「Dモード」があり、モードボタンを押すだけで簡単に切り替え可能です。

ラウンド中の機器の保護に加えて、使用時の取りやすい専用ハードケースが付属しています。「STABILIZED」機能による手ブレ補正はついていない機種です。安価なためレーザー型を初めて使おうと思っている方は、導入しやすい機種です。

メーカーニコン
製品名COOLSHOT 50i
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX4)
重量175g(電池別)
計測可能距離6ヤード~1,200ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

グリーンオン レーザー距離計 LASER CADDIE レーザーキャディー GL01

GPSキャディーに世界で初めてみちびきL1S信号を採用することで、高精度化を進めています。
しかし、コース変更にデータが対応できていない等で、距離情報が不十分な場合があります。また、この機器ではピン位置も登録可能ですが、設定するのを忘れてしまうこともあります。

そういった際にはレーザー型距離計測器が有効です。こういった経緯で開発されたのがGL01です。高性能のレーザーを搭載することにより、小さなピンの測定を容易にしています。

また、ピンやピンフラッグを目標にした際の手ブレを利用して、木々等の区別をして測定しているため、敢えて手ブレ機能は搭載していません。

勾配を考慮して打つべき距離を教えてくれる「ノーマルモード」、直線距離のみ表示する「ルール適合トーナメントモード」があります。約150g(バッテリーを除く)と軽量のため女性におすすめです。

メーカーグリーンオン
製品名LASER CADDIE レーザーキャディー GL01
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX4)
重量150g(バッテリー別)
計測可能距離~1,650ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

ショットナビ(テクタイト)レーザー距離計 Laser Sniper X1 Fit2 1000

軽量かつコンパクト、それでいて手にフィットする携帯性・操作性を備えています。シンプル操作により高低差計測と推奨距離を表示を案内することが可能です。

ピンなどの目標物の奥に木等があり、ピンの距離を測りにくい状況の際にピンまでの距離を測るお助け機能が「スキャン計測」です。「スキャン計測」により、ピンに焦点が合うと振動でお知らせします。約138gと軽量・コンパクトなため女性でも片手で測りやすい機種です。

メーカーショットナビ(テクタイト)
製品名Laser Sniper X1 Fit2 1000
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX4)
重量138g
計測可能距離10ヤード~1093ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

テクタイト Shot Navi VOICE LASER LEO

シンプルなボタン操作、あるいは音声により距離を計測します。ピンに照準が合わせにくい際に手助けする「シーク測定」機能がついています。

高低差がある際にも自動計算により推奨距離を表示してくれます。モード切替により高低差計測を切ることも可能です。約155gと軽量かつ現在は1万円台で入手できるので、女性や今から使おうと思っている初心者等にはおすすめです。

メーカーテクタイト Shot Navi 
製品名VOICE LASER LEO
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX4)
重量155g(電池別)
計測可能距離5ヤード~999ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

TecTecTec!(テックテックテック) ULTS PRO

TecTecTec!初のOIS Technologyによる手ブレ補正機能搭載モデル。
勾配を自動計算し推奨距離を表示する「傾斜モード」も搭載されています。次世代ピンモード「スゴ速」により、ピンに照準が合うとすぐに測定完了という早さです。

「手ブレ補正機能」、「勾配考慮機能」、「スゴ速」と高度で多くの機能を備えながら、標準的な価格とコストパフォーマンスに優れています。コスパはいいといっても、3万円台と初心者が導入するのには躊躇する価格帯と言えます。

中級者以上の方が初めてレーザー型を購入するという際にはおすすめです。

メーカーTecTecTec!
製品名ULTS PRO
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX4)
重量204g
計測可能距離~1,200ヤード
手ブレ補正あり
倍率6倍

CaddyTalk(キャディトーク) minimi

測定時の手ブレを軽減させるために、ワイヤレスリモコン機能を追加導入。高低差を考慮した推奨距離を算出する「マジックスロープ機能」に加えて、温度・高度・湿度等周囲の環境要因を反映させた環境スロープ機能が搭載されました。世界優位位置の縦横のレーザーシステムにより、測定がこれまでより簡単になりました。
92㎜×58㎜×31㎜とコンパクトで、135gと軽量であるため、女性におすすめです。

メーカーCaddyTalk
製品名minimi
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IP55)
重量135g
計測可能距離11ヤード~1,300ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

ビクセン Vixen 単眼鏡 レーザー距離計 VRF1000VZ

107㎜×69.5㎜×39㎜、167gとコンパクトかつ軽量なモデル。
最短0.3秒で測定でき、測定後はマークを点滅させることで視覚的にわかりやすくなっています。

ピンまでの正確な距離を測る「ピンシーク機能」では自動的にピンを探す「ピンダイレクト測距」と、手ブレによりピンをとらえるのが難しい場合にはピン周辺をスライドすることで測距する「ピンスライド測距」の2つの方法を搭載しています。勾配を考慮し実際に打つべき推奨距離を算出するスロープ機能も搭載しています。競技対応のための切り替えも可能です。コンパクトで軽量なため女性でも使いやすい機種です。

メーカービクセン
製品名VRF1000VZ
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IP54)
重量167g(電池別)
計測可能距離5.5ヤード~1,094ヤード
手ブレ補正なし
倍率6倍

キャロウェイ レーザー距離計 EZ LASER RANGEFINDER イージー 

多くのレーザー型は縦型設計ですが、この機種は水平設計。シンプルで使いやすく正確な距離を測定します。

EZモードにより照準が合わせにくくても測定でき、マグホールドによりゴルフカートの金属部などに一時的に取り付けられるため、迅速なプレーに一役買ってくれます。2019年のモデルであるため、安価で入手できます。初心者などとりあえず使ってみたいという方におすすめです。

メーカーキャロウェイ
製品名EZ LASER RANGEFINDER
計測タイプレーザー型
防水性能あり(IPX3)
重量215g
計測可能距離5ヤード~800ヤード
手ブレ補正なし
倍率5倍

GPS型ゴルフ用距離計測器のおすすめ12選

ここからはGPS型、ピンまでの距離が出ないタイプが多く、コースレイアウト確認しながらしやすいため、全体的には初心者の方向きとなってきます。

それではこれから12選をご紹介いたします。

ボイスキャディ VOICE CADDIE 腕時計型 GPSゴルフナビ T9

ショットとパットを自動で認識する「ショット&パットトラッキング機能」。
ラウンド中はコースプレビューが自動再生され、コース情報を案内してくれます。加えてグリーン情報ではアンジュレーション情報も案内してくれます。

「テンポ練習モード」により目標テンポを設定して、一貫したスイングテンポの練習が可能です。スマホ連携アプリにより、ラウンド情報等を分析することができます。

手動でピン位置を設定することにより正確なピンまでの距離が測定可能です。ピンまでの距離の制度に関しては、少し落ちるところがありますが初級者から戦略的に攻める上級者向きの機種です。

メーカーボイスキャディ VOICE CADDIE
製品名T9
計測タイプGPS型
防水性あり(IPX4)
重量59.5g
稼働時間10時間(ゴルフモード)

Garmin ガーミン fenix 7X フェニックス 7X

高精度なGPSと全世界のゴルフコースデータを内蔵。
フルカラーのレイアウトの他、グリーンやハザード、高低差情報、ドッグレッグなどの正確な距離を表示します。ピン位置を手動で調整することで、ピンまでの正確な距離が測定可能です。

「ピンポインター機能」によりブラインドショットにおいてもピン方向を表示してくれます。スマートウォッチと一体になっているため高価ですが、スマートウォッチとGPS型が同時に欲しい方にはおすすめです。
ピンまでの距離の制度に関しては、少し落ちるところがありますが初級者から戦略的に攻める上級者向きの機種です。

メーカーGarmin ガーミン 
製品名fenix 7X フェニックス 7X
計測タイプGPS型
防水性あり(IPX7)
重量89g
稼働時間マルチGNSS+音楽再生モード:約16時間

イーグルビジョン watch6 ウォッチ6 腕時計型 GPSゴルフナビ EV-236 BK

電源を入れるだけで自動的にコースを検索するので、簡単に使用できます。
「オートディスタンス機能」によりショットを自動で感知し記録するため、各ショットの飛距離を確認可能。スマホ連携やダウンロードによりピン位置情報を取得し、その日のピンまでの距離を正確に測ることが可能になります。

正確なピン位置がダウンロードできるため、初級者から上級者向けです。ゴルフ以外の昨日が無いのもあり、安価で初めて使ってみようという方にはおすすめです。

メーカーイーグルビジョン
製品名watch6 ウォッチ6
計測タイプGPS型
防水性あり(IPX7)
重量40g
稼働時間ナビモード約12時間

ボイスキャディ VOICE CADDIE 腕時計型 GPSゴルフナビ A2

タッチパネルで楽々操作が可能。カラーでのコースレイアウトが表示があり、グリーン傾斜情報も表示されます。
ハイエンドモデルのT9モデルとは違って、ハザードやバンカーまでの距離は通常表示されません。高低差補正もあり、打つべき距離がしっかりと把握することが可能です。

ピン位置を手動で調整することで正確なピンまでの距離が分かります。ショット位置を自動登録し飛距離も計測します。同メーカーのT9よりコース情報表示が少ないため、初級者から中級者向けの機種です。

メーカーボイスキャディ VOICE CADDIE
製品名A2
計測タイプGPS型
防水性あり(IPX7)
重量50.5g
稼働時間ゴルフモード約10時間

ショットナビ Shot Navi AIR ショットナビ エア 腕時計型GPSゴルフナビ

腕時計型で世界最小・最軽量モデル。
「オートビューチェンジ機能」により、残り距離に応じて最適なコース表示に変化します。

水平距離に加えて、高低差を加味した打つべき推奨距離が表示されますが、競技に対応している「競技モ―ド」を選択すると、高低差や目安距離の機能が制限されます。ショットをした地点の登録により、ショットごとの飛距離が把握可能です。

これらの計測の精度はみちびきL1S対応により誤差1m以下の計測が可能と言われています。ピン位置を手動により調整でき、それによりピンまで正確な距離を測れます。精度等も含めると、初級者から上級者向けと言えるでしょう。

メーカーショットナビ 
製品名Shot Navi AIR
計測タイプGPS型
防水性あり(IPX7)
重量20g(ベルト別)
稼働時間GPS使用時約8時間

ショットナビ Shot Navi INFINITY インフィニティ 腕時計型 GPSゴルフナビ

新機能となる「Green Eye」により、グリーンの起伏が分かるため、グリーンへのアプローチをより戦略的にできるようになります。

「フェアウェイナビ・リアルディスタンス」機能搭載。ショットナビのオリジナル機能で、向いている方向のフェアウェイまでの距離と打つべき距離をナビゲーションしてくれます。また自動的にショット地点を登録し、スコアも自動でカウントします。

「オートビューチェンジ機能」により、その地点で最適なコースビューを表示してくれます。
残り距離等は大きな文字で老眼の方にも見やすいどでか表示。これら計測の精度もみちびきL1S対応により誤差1㎡以内の計測が可能と言われています。スマートフォンとも連携可能で着信やメール等も知らせてくれるため、急用の連絡にもすぐ対応することができます。精度等も含めると、初級者から上級者向けと言えるでしょう。

メーカーショットナビ 
製品名Shot Navi INFINITY インフィニティ
計測タイプGPS型
防水性あり(IPX7)
重量48g
稼働時間GPS使用時約8時間

ショットナビ Shot Navi ハンディ型GPSゴルフナビ Shot Navi Granz

クレジットカードよりも小さい67.5㎜×43.8㎜のコース表示型。タッチパネルで、ビューの切り替えもスワイプ操作により簡単に変えることができます。レイアウト上の任意値をタップすると、そこまでの距離が表示され、より戦略的なレイアップができます。

また、拡大機能を搭載しておりコースレイアウトも拡大可能です。測定精度はみちびきL1S対応により誤差1m以内の測定が可能と言われています。初級者から上級者まで幅広い範囲におすすめです。

メーカーShot Navi ショットナビ  
製品名Shot Navi Granz
計測タイプGPS型
防水性あり(IPX7)
重量54g
稼働時間GPS使用時約20時間

ショットナビ ネオ2 Shot Navi neo2 HP GPSゴルフナビ

新機能「グリーンビュー」搭載。これにより現在地から見たグリーンの形状、手前、奥までのそれぞれの距離、グリーンの縦横幅のガイド機能を表示します。これにより戦略的な攻略をサポートします。

他にも単純にグリーンまでの距離を表示する「シンプルビュー」、各種ハザードまでの距離が分かる「ハザードビュー」、スコア管理・カウンタ機能など多彩なナビと機能が搭載されています。音声ガイドもついているため、見るわずらわしさを省くことが可能です。

メーカーShot Navi ショットナビ 
製品名neo2  ネオ2
計測タイプGPS型
防水性あり(IPX4)
重量  62g
稼働時間15時間

まとめ

ご紹介してきたように、距離計測器といってもその種類はたくさんあります。
初心者の方は、「自分には必要ない」「私には必要ない」と思われるかもしれません。しかし、コースレイアウトをみて、ここはOBになりやすいからあえて刻んで、2打目あるいは3打目勝負など戦略的にゴルフをすると、また違った楽しみが生まれます。

距離計測器を使うことで、「短く狭いホールはドライバー以外で刻んで2打目勝負」、「OBが出にくいホールでは攻める」といったメリハリのゴルフをすることで、またより一層ゴルフの楽しさを感じたり、スコアアップの要因になったりします。

まずは手頃な価格の物から試すのも良いと思いますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

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