近年テレビ番組やYouTubeなど多くのメディアで取り扱われることが増え、サウナブームになっています。
「ととのう」といったサウナ用語も流行し、年配や中年の方だけでなく若い層や女性にも人気がでています。
今回は、サウナのことを見聞きして興味はあるけど、まだいったことがない。
どうやって入ったらいいかわからず不安で一歩が踏み出せない
という方に、サウナの入り方やマナー、どのような効果があるのか。
そして、「ととのう」とはどういうことなのか解説していきます。
そもそも「ととのう」とは?

「ととのう」とは、サウナ→水風呂→休憩を1セットとし、これを3回ほど繰り返した際に、休憩のとき頭がスッキリして体が軽くなる状態のことをいいます。
サウナでの熱さや息苦しさ、水風呂の冷たさ、休憩を繰り返すことで体に温冷刺激を与えます。
この刺激によってストレス緩和効果や、思考がクリアになり集中力の向上が期待できます。
この時脳内では、「β-エンドルフィン」「オキシトシン」「セロトニン」の3つの物質が分泌されているそうです。
β-エンドルフィンは体内で分泌されるモルヒネといわれ、鎮痛効果や気分の高揚、幸福感を得られる作用があります。
オキシトシンはストレスの軽減、リラックス効果に作用します。セロトニンは精神を安定させる作用があります。
こういった物質の分泌で「ととのう」状態をつくっているようです。
サウナの正しい入り方

サウナで「ととのう」状態になるためには正しく入らなければ効果を実感することはできません。
「ととのう」状態以外でも、老廃物の排出による美容効果や血行促進によるリラックス効果があります。
そこでサウナの正しい入り方やどんなことに注意するべきかを解説していきます。
初めて入る方、これまでなんとなく入っていた方も、「ととのう」状態になるため、よりサウナの効果を実感するために参考にしてみてください。
①水分補給をしっかりとる
サウナでは普段かくことのないたくさんの汗をかきます。
脱水症状にならないために、のどが渇いていなくてもサウナ前に十分な水分補給をおこなってください。
水分補給をしっかりとることが良い汗をかくことへもつながります。
②髪と体を洗う
他のお客さんへのマナーとして髪と体を洗い清潔な状態にしましょう。
サウナにかぎらず銭湯、温泉の湯舟に浸かる前はしっかりと洗うのがエチケットです。
また、皮膚の汚れを落とすことで汗腺をふさいでいるものがとれ、汗をかきやすい状態になり、サウナの効果を高めることができます。
③サウナに入る
サウナの温度や湿度にもよりますが、初めての方は5分くらいから始めるのがおすすめです。
無理をせず自分の体調に合わせて入ることが重要です。自分の体力やその日の体調を意識しましょう。
サウナ室では上段にいくにつれて体感温度が高くなるため、初心者の方は下段に座るほうがいいでしょう。
また、頭にタオルを巻いたりサウナハットをかぶることで髪や頭皮のケア、のぼせ防止になります。
④シャワーまたは掛け湯をしてから水風呂に入る
サウナで十分温まったら、水風呂に入ります。時間は2分程度がおすすめです。
入る前にマナーとしてシャワーや掛け湯で必ず汗を流してください。
急に水風呂に入ると、体や心臓への負担が大きくなるので、心臓から遠い足首などから水をかけ徐々に慣らしながら入りましょう。
⑤外気浴で休憩する
水風呂からでて最後に、体の水気を拭いて10分程度外気欲で休憩します。
休憩スペースをつかって、目を閉じて深呼吸しながらリラックスします。
すると「ととのう」が感じられます。
このとき水分補給もおこなっていきましょう。
サウナの効果を高めるには

サウナの効果を最大限高めるためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。
適切な時間や体の状態などでサウナの効果を高めることができます。
そのポイントを解説していきます。
時間を意識する
サウナ→水風呂→外気欲のセットでそれぞれの時間を意識してください。
サウナは5~10分、水風呂は1~2分、外気欲は10分この時間を意識することで、しっかりと体の循環を促進します。
すると温冷効果が期待でき疲労回復など「ととのう」状態をより体感することができます。
ですが、自分の体調にあわせて無理はせず、目安の時間を短めにしてください。
初めてのときも体が慣れていないため、サウナは5分、水風呂は1分、外気欲10分から始めて自分に合った時間を意識してください。
体を拭いてからサウナに入る
シャワーを浴びたりした後、体に水分がついた状態でサウナに入ると発汗しにくくなってしまいます。
体についた水分がサウナで高温になり、体が芯から温まる前に苦しくなってしまいます。
効率的な発汗をさせるためにもサウナに入る前は体を拭きましょう。
また、体が濡れている状態でサウナに入るとサウナ室が不潔になることや、周りのお客さんに不快な思いをさせてしまう可能性もあります。
マナーのためにも体を拭いてからサウナに入りましょう。
サウナのマナー3選

サウナの正しい入り方、効果を高める方法を解説しましたが、つぎはサウナのマナーを解説します。
サウナは公衆浴場であり、銭湯との併設が多いです。
様々な人が利用するところなので、しっかりとマナーを守って気持ちよくサウナの時間を楽しみましょう。
サウナに入る前は髪と体を洗う
髪や体を洗い清潔にして、周りの他のお客さんやサウナ室を綺麗に保つことを心がけましょう。
そして、髪や体を洗った際の桶などを元に戻すことや、床に落ちた泡をシャワーで流すなども気をつけるとさらに良いでしょう。
洗った後は体の水分を拭きとりサウナ室に入ることもマナーの一つです。
また、体の汚れや皮脂を落とすことで汗をかきやすくできます。発汗効率が良いとサウナの効果をより実感することができます。
水風呂に入る前にシャワーや掛け湯で汗を流す
サウナをでて水風呂に浸かる前は必ず汗を流し、浴槽を汚さないこと、他のお客さんを不快な思いにさせないよう注意しましょう。
大声で話さない
利用者には様々なお客さんがいます。
また、黙浴が推奨されている銭湯も多いです。
周りのお客さんへ配慮を忘れず、できるだけ静かにサウナを楽しみましょう。
そして、咳やくしゃみがでる時はできるだけタオルを口にあて、不快にさせないよう心がけましょう。
サウナでの注意点

健康的にサウナに入り、楽しいサウナの時間を過ごすためには、自分の体と相談しながら入らなければいけません。
体にどのようなことをすればいいのかなど、ここではサウナの注意点を解説します。
水分補給をしてからサウナに入る
サウナでは日常かくことのない多量の汗をかきます。
脱水症状にならないように、入る前は必ず水分補給をしましょう。
水分補給をおこなうとよりよい発汗につながります。
また、サウナ後も水分補給を忘れないように心がけましょう。
体調不良の時はサウナに入らない
体調が優れないときや疲れがたまっているときは、サウナの利用を控えましょう。
温冷刺激は体に負担がかかるため、子供や妊娠中の方も利用しないようにしましょう。
そして、長時間の利用は脱水症状になるリスクをあげ非常に危険です。適度な時間で入るようにしましょう。
無理をして長時間入浴しない
サウナに入るときは自分の体調や体力に合わせて、適切な時間で入るようにしましょう。
急激な体温変化は体への負担がかかります。
慣れていない始めのうちは、自分の体調の様子をみながら無理をせず、十分な休憩をとりながらサウナを楽しみましょう。
飲酒後にサウナに入らない
飲酒後は、アルコールに利尿作用があり体内の水分が失われる状態にあります。
その状態でサウナに入ると脱水症状になるリスクが非常に高く危険です。
さらに、血圧が低下し体温調整機能が乱れている状態であるため、体温が上昇することでさらに血圧が下がり過ぎてしまいます。
心臓や血管への負担がかかるため飲酒後にはサウナに入らないようにしましょう。
正しい方法でサウナを楽しもう!

正しい方法でサウナに入ることは、「ととのう」を実感しリラックス効果を得るために重要です。
正しい方法を守り、注意点を意識しながらサウナを楽しみましょう。
サウナに入ることによる効果は「ととのう」以外にもたくさんあります。
発汗によって体内の老廃物や毒素が排出され、肌の美容効果や解毒効果が期待できます。
また、血行促進によりリラックス効果やストレス解消にも効果があります。
さらに、サウナ後の水風呂で体を冷やすことによって、免疫力が高まり体力や抵抗力の向上にもつながります。
しかし、これまで解説したように注意点もあります。
過度な時間の入浴は体に負担がかかることがあり、自分の体調や体力に合わせた入浴時間設定を心がけましょう。
また、入浴前後には十分な水分補給をおこない、脱水症状を予防しましょう。
さらに、アルコールや体調不良とのサウナの組み合わせは健康へのリスクを高める恐れがあるため、飲酒後や体調が優れないときは、サウナ入浴を控えるようにしましょう。
正しい方法でサウナに入ることで、健康促進やリラックス効果を得ることができます。
入浴方法やマナーを守り、自分の体調に合わせた注意点を意識しながら、サウナの効果を最大限に得てサウナを楽しみましょう。

