本記事では、メンズにおすすめのヘアバームを16個紹介しています。
ヘアバームは髪を保湿しながらスタイリングしてくれるので、女性だけでなく男性にも人気があるアイテムです。
しかし、ヘアバームを使ってみたいけど、たくさん種類があって自分にはどれがよいのか分からないと悩む人もいるでしょう。実際ヘアバームは、さまざまなブランドの商品があり、薬局などで気軽に購入できる市販品からサロン専用品まで、種類や価格も幅広くあります。
ヘアバームの特徴や選び方などを押さえれば、あなたが求めているヘアバームが分かるでしょう。
また、メンズにおすすめするヘアバームの質感や特徴なども解説しているので、あなたに合ったヘアバームで朝のスタイリングが楽しく簡単にしたい人は、参考にしてください。
ヘアバームとは?
ヘアバームとは、ミツロウなど自然由来のオイルを主成分として作られたスタイリング剤です。特徴は、ナチュラルな風合いと髪にツヤとまとまりを与えてくれるので、こなれ感のある落ち着いたスタイリングに仕上がります。
そもそもバームとは、日本語で「軟膏」のことを指しています。
ワックスほどのキープ力やセット力には劣りますが、髪を保湿・保護しながら、自然なスタイリングができることから、メンズヘアにおいても注目されているアイテムです。
天然由来のオイルを主成分としているので価格は安くはありませんが、髪以外の保湿剤としても使えるアイテムなので、経済面でもよい魅力があります。1度につける使用料も少量なので、全体的に見るとコスパもよいでしょう。
サロンでも最後のツヤ出しやスタイリングに使用されています。ヘアオイルのようなしっとりしたツヤ感と、ワックスのようなセット力を兼ね備えた魅力があり、サロンでも最後のツヤ出しやスタイリングによく使用されているプロ御用達のヘアケアアイテムです。
1つ目の違いは、ヘアバームはケア(保湿)を目的とし、ワックスはスタイリングを目的としています。ヘアバームでもスタイリングができますが、束感やまとまりなどウェット感が出ることが特徴です。ワックスでのスタイリングは、髪を立ち上げるなどのセットするのに適していると区別するとよいでしょう。
2つ目の違いは、ヘアバームは「ミツロウ」や「天然のオイル」を主成分として作られているのが特徴です。そのため、ヘアバームはそのまま手に余ったバームを肌につけられることも魅力のひとつとされています。ヘアワックスは主に、油性成分、水性成分、界面活性剤で作られています。オーガニックで作られているバームは肌に優しく保湿効果もありますが、ワックスが肌に長時間ついてしまうと肌荒れの原因にもなるので、気をつけなければなりません。地肌が弱い人や、体に優しい成分を考えている人にはヘアバームがよいでしょう。
ヘアバームの選び方
ヘアバームを選ぶときのポイントを3つ紹介します。
- テクスチャーで仕上がりを変える
- 配合成分でヘアケア効果を狙う
- 香りで癒し効果をアップ
たくさん種類のあるバームの中で、どれが自分の髪に合うか迷いますよね?主成分が似ていますが、それぞれの商品にこだわりや特徴を知って、魅力的なヘアバームを見つけましょう。
テクスチャーで仕上がりを変える
ヘアバームには、ナチュラルに仕上がるものや、ツヤや束感を出したり、ウェットヘアにしてこなれ感を出したりと、テクスチャーにより仕上がりが変えられます。ヘアバームは固形状のタイプが多いですが、柔らかめなものから硬いテクスチャーまでさまざまです。
柔らかいテクスチャーは馴染みがよいので、初めて購入する人は柔らかめなものを選ぶと扱いやすいでしょう。質感が重いバームはツヤや束感が出しやすく、軽い質感のバームはツヤや束感が出にくいとされています。
また、ショートやロング、パーマなど髪のタイプにも相性がよいバームも選ぶポイントです。髪のパサつきが気になる人は、オイル感が強いものがおすすめだったり、ボリュームをダウンをさせたくない人やバームの扱いに慣れていない人は柔らかいテクスチャーがおすすめなど、髪の悩みによって、ヘアバーム選びをするとよいでしょう。
質感の違いは実際に使ってみないと分からないことが多いですが、紹介するおすすめバームで口コミなどを基に解説しているので、参考にしてください。
配合成分でヘアケア効果を狙う
ヘアバームは、自然由来のオイルなど髪に優しい成分や、保湿効果がある成分で作られていることが魅力とされています。保湿成分により、髪の乾燥やパサつきを抑えてくれる効果や熱からのダメージを保護してくれる役割もあり、アウトバスのトリートメントとしても使用できるのもポイントです。
また、商品によって保湿成分のほかに、「ビタミンE」や「アルガンオイル」などの栄養成分が含まれているバームや、お湯で洗うだけで落とせる水性のバームもあり、髪に嬉しい効果があるものを選んでもよいでしょう。
また、ヘアケアだけでなく、スタイリング後にそのまま手に馴染ませてハンドクリームやリップ代わりなど全身のケアにも使えるバームがほとんどです。あなたに必要な効果のバームを選ぶことで、簡単に楽にヘアケアができるでしょう。
香りで癒し効果をアップ
ヘアバームには、さまざまな香りのバームがあるので、好みの香りのバームを付けることで癒し効果があり、選ぶ際の重要なポイントです。トレンドは、柑橘系の爽やかな香りが男女関係なく人気の傾向にあります。
男性の大人の魅力を出したい人は、ムーディな香りのものもおすすめです。リラックスしたい人や日常使いしたいと考えている人は、天然アロマの自然のもの、香水として使いたい人は練り香として使えるものなど、自分の好きな香りを選びましょう。
メンズ向けヘアバームのおすすめ16選
メンズ向けおすすめのヘアバームを、ブランドや特徴、仕上がり、使用成分などを解説しながら16個紹介しています。
実際にいろいろ試したいですが、自分に合わなかったらもったいないなど、ヘアバーム選びに失敗したくない人も多いでしょう。
口コミなどからの評価も紹介しているので、参考にしながら気になったバームをぜひ試してみてください。
リンクオリジナルメーカーズ(LINC ORIGINAL MAKERS) HAIR BALM 997
柔らかすぎず硬すぎないテクスチャーで少量でも伸びが良く、使いやすいヘアバームです。質感は重めなので、束感やウェットな仕上がり、まとまりが欲しい人に向いています。
爽やかな甘めの上品な匂いも選ばれている理由のひとつです。
ヘアオイルのように時間が経つと酸化するような匂いにもならないので、1日中よい香りが持続します。洗練されたデザインが大人の男性にぴったりな雰囲気です。
上質な天然由来の成分でできているので、ハンドクリームとしても使えて髪も肌もケアできます。
アリミノ メン(ARIMINO Men) ハードバーム
天然由来成分97%のアリミノのメンズ用ヘアバームです。ショートからミディアムを中心に自然なツヤと軽さを表現してくれます。ガチガチにならず、ナチュラル・カジュアルな仕上がりに適しています。くせ毛や硬毛の人にも満足されている人気のヘアバームです。
長時間スタイリングをキープするセット力も充分にあります。硬めのテクスチャーなので、体温でしっかりと溶かしてから使用しましょう。全身には使えないタイプなので、ヘアのみに使用できるアイテムです。
シトラスの爽やかな香りが、気持ちをリフレッシュしてくれるので、プライベートでもビジネスでも邪魔にならずつけやすいでしょう。
ブロッシュ(BROSH) HairBalm
国産のこだわりと、最新スキンケア医学の考えに基づいたLINK ORIGINAL MAKERSとコラボレーションしたヘアバームです。オリーブ油を主成分とし、ヘアスタイルのボリュームダウン・アップ、まとめ髪など、さまざまな用途で使用できます。もちろん、ハンドクリームや全身の保湿にも使える万能バームです。
柔らかめなテクスチャーなので、手の体温に溶けやすく髪にも早く馴染みやすいでしょう。
アロマティックなラベンダーの香りに、レモンをアクセントにした香りとパッケージもバーバー感が出ていて、特徴あるバームです。
ザ・プロダクト(product) ヘアワックス
人気上位であり定番とされているザ・プロダクトのヘアバームです。USDA認証取得のオーガニックシアバターが、髪を保湿して濡髪スタイルを簡単に表現できます。
自然由来原料100%で、安心・安全な成分にこだわりがある人におすすめです。
ヘアスタイリングはもちろん、リップ、ハンドにも使えるマルチバームで、男女兼用として使用できます。美容室でも愛用される優しい使い心地は、ヘアバームが初めての人にも安心です。
爽やかな柑橘系のタンジェリンの香りが、飽きが来ず気分も明るくしてくれるので男女ともに人気があります。
ルベル(LebeL) モイバーム
質感の軽さが魅力のルベルのモイ バームです。軽いテクスチャーなので、セット力は強くありませんが、自然な仕上がりを好み、ベタつき感が苦手な男性におすすめです。自然由来成分100%マルチバーム、パラベンフリー、合成着色料フリーなので、ヘアスタイリングしたあと、そのまま手に馴染ませてハンドケアもできます。
敏感肌パッチテストを実施しているので、肌が敏感な人にも安心して使えるでしょう。
落ち着いたアロマティックウッディの香りで、森の中にいるような癒しと爽快感がある香りです。
オルナ(ALLNA) オーガニックヘアバーム
ALLNA ORGANICのオーガニックバームです。7種のオーガニック認証成分で髪に潤いを与えてくれる髪にも肌にも優しい特徴があります。ストレートでもパーマでもべたつかず適度な束感で自然な仕上がりになります。セット力は低いですが、使い心地がよくこなれ感あるウェットスタイルが作れます。
自然由来の成分で配合されているバームですが、比較的手頃な価格なので、初めて購入する人やオーガニック製品を探している男性におすすめです。さらっと伸びがよく、ベタつくこともありません。
ラベンダー、オレンジの香りで、軽いアルミ缶なので持ち運びやすく、旅先にも持って行きやすいでしょう。
レタッチ(RETOUCH) ニューバーム
メンズ美容専門家の宮永えいと監修のヘア・コスメブランドのRETOUCHのバームです。
軽い質感で、ほどよいツヤと毛流れを表現してくれます。少量でスタイルが整う伸びのよいテクスチャーなので、バーム初心者にも使いやすいと評判です。ワックス形状でミントの香りは、香水をつけていても邪魔にならなく、清潔感をアップさせてくれます。
ブラックのシンプルなデザインも、大人の男性らしい上品さが感じられ人気のアイテムです。
アースハート(EARTHHEART) オーガニック ナチュラルバーム
EARTHHEARTのオーガニック ナチュラルバームは、天然由来成分で作られ、髪に潤いと軽やかな動きを与えてくれます。重くなりすぎず、ベタつかなく使いやすい使用感で、セット力キープ力も評判がよいです。心地よいフレッシュシトラスの香りは男女ともに支持されています。
サロン専売品となっていますが、比較的リーズナブルな価格なので、一度試してみてはいかがでしょうか。
ボタニスト(BOTANIST) ボタニカルヘアバーム
BOTANISTのボタニカルヘアバームは、自然オイルをベースにして作られているので、髪だけでなく、手や肌の保湿にも使えます。人肌で瞬時に溶けるバームが、髪にツヤを与え、しっかりとまとめてくれて扱いやすいバームです。
レモングラスとゼラニウムの香りで、爽やかさと上品な甘さでリフレッシュ感のある香りが特徴です。容器に入っている状態は硬めですが、軽いテクスチャーで馴染みが良く、少量で髪全体のスタイリングができます。
キープ力はもの足りないという口コミも見かけますが、毛先の広がり、パサつきが気になる人や自然なツヤと動きあるスタイリングがしたい人におすすめなバームです。
バブロ(BABLO) POMADE男性用ヘアバーム
BABLO POMADEの男性用ヘアバームは、男性用として作られているので、髭・髪・顔・ボディの全身に使えるオールインワンが特徴です。天然由来の5つの成分が配合されていて、ノンシリコン、パラベンフリー素材なので毎日安心して使えます。
甘さと優雅さを兼ね備えたウッディームスク調のモダンな香りは、大人の男性に向いているので使いやすい香りです。香りの量は、一般的なバームと比べて多く配合されているので、購入前に試してみるとよいでしょう。
これひとつでヘアケア、スタイリング、全身の肌ケア、髭剃り後、香水など万能なアイテムです。
ナプラ エヌドット(napla N.) ナチュラルバーム
ナプラのN.シリーズで人気のナチュラルバームは、美容室で使われていたり、SNAで話題になっていてトレンド感があるヘアバームです。
天然由来成分とシアバターで作られたナチュラルバームは、バームの代表とも言えるような質感が特徴です。束感スタイルやこなれ感のあるスタイリングに仕上がり、ショートでもロングでも、使いやすいと人気があります。
爽やかなマンダリンオレンジ&ベルガモットの香りで、男女ともに使いやすい好印象な香りが好評です。スタイリッシュなパッケージデザインも、ライフスタイルに自然に馴染むでしょう。
ギャツビーザデザイナー(gatsbyTHEDESIGNER) ヘアバーム
メンズコスメで有名なギャツビーのヘアバームです。ナチュラルなまとまりで、しっかりキープしてくれます。センターパートがしたい人や、こなれ感あるヘアスタイルに挑戦したい人におすすめです。硬すぎず柔らかすぎないテクスチャーなので、バーム初心者でも扱いやすいとされています。
シャボンフゼアの香りで、清潔感のある自然な香りなので、香水など苦手な人におすすめです。お湯だけで洗い落としやすいので、普段のバスタイムのシャワーで洗い流せます。
ギャツビーの親しみやすさと、ドラックストアなど手軽に購入できるのも、魅力のひとつです。
デニス(DENIS) H BALM
DENIS TOKYOのHバームは、植物油の中で最もバランスのよいと言われるオーガニックHEMPオイルを配合したバームです。ひとつあるだけで全身をしっかり保湿し整えてくれて、子どもから使えるので、家族みんなで使えるのが特徴になります。とても柔らかいテクスチャーなので、浸透力が高く、ベタつきがなく滑らかになり、ツヤと潤いが持続すると評判です。
優しい天然ハーブの香りで、リラックス効果もあります。アフタートリートメントにもなり、そのままつけて寝ても大丈夫です。家族で共有できるケア用品を探している人におすすめです。
オダウズ(O’Douds) スタイリングトリートメント
O’Doudsのスタイリングトリートメントは、アロエベラやペパーミントオイルなどを種子成分にしているクリーム状のヘアバームです。ワックスのようなクリームタイプの伸びが良いテクスチャーと、セット力が魅力で、少量でもしっかりコントロールできます。
セット力とツヤ感のバランスの取れた使用感で、ベタつかず、さらっとした髪質に仕上がります。ドライヤーと一緒に使うと髪を熱から守ってくれます。また、水溶性ベースなので、洗い流すのも簡単なことが魅力です。
合成香料を含まないラベンダー&ペパーミントの香りで、心地よい香りも人気の理由です。
ジョンマスターオーガニック(John Masters Organics) ナチュラルバームヘアワックス
John Masters Organicsのナチュラルバームヘアワックスは、少量でもまとまりがよく、ほどよいツヤとキープ力もあるのが特徴です。べったりと重くならず、枝毛や切れ毛の補修をしながらツヤを出してくれるので、アウトバスのヘアトリートメントにも使用できます。
硬めなテクスチャーなので、手でしっかりと温めて溶かしてから使うとよいでしょう。グレープ、マンゴーのフルーティな香りも爽やかで人気があります。オーガニック製品にこだわっている人におすすめです。
無印良品(Muji) ヘアバーム
無印良品のヘアバームは、ほかの商品と比べて安価なので、コスパ重視の人におすすめです。
リーズナブルな価格ですが、合成香料フリー、無着色、アルコールフリー、パラベンフリーなので、安心して使用できます。
硬めのテクスチャーなので、しっかりと手で温めて馴染ませてから使用すると、スタイリングしやすいでしょう。パサつきや広がりを抑えてくれて、毛先のポイント付けに向いています。香りがきつくないので、香水などの匂いが苦手な人は一度試してみてはいかがでしょうか。また、20グラムの軽さなので、旅行など持ち運びやすい面でも便利なアイテムです。
まとめ
ヘアバームは、髪の保湿をしながら、髪にツヤやまとまりを与えてくれるアイテムです。
ヘアバームを選ぶポイントは、3つあります
- テクスチャーで仕上がりを変える
- 配合成分でヘアケア効果を狙う
- 香りで癒し効果をアップ
この3つを意識すると、あなたに合ったヘアバームが見つかり、ヘアケアしながらまとまりあるスタイリングができます。
全身に使えるもの、男女ともに使えるバームやメンズ専用、練り香水としてなど、種類もさまざまです。髪の悩みや理想のスタイリングに合ったヘアバームを選び、簡単に楽しくヘアケア&スタイリングができるよう、購入の参考にしてください。