今回は20万円前後で購入できる腕時計を紹介していく。
『今まで本格的な腕時計を持ったことがないから、 そろそろ1本ちゃんとした腕時計を買ってみるか・・・!』
『ビジネスにも普段使いとしても1本欲しいな。』
と考えたことはないだろうか。
そんな方向けに今回は20万円前後で入手できる本格的な腕時計を紹介する。
腕時計のブランドや選び方についても詳しく記載したので、参考にしてほしい。
20万円前後の腕時計の選び方
腕時計を選ぶ時は、次の4つを参考にしてほしい。
- 身につけるシーンから選ぶ
- 時計の機能性から選ぶ
- デザインから選ぶ
- ブランドから選ぶ
予算が20万円前後あれば選択肢が広がり、 本格的な腕時計を購入することが可能だ。
ただ、選択肢が広がることにより、 どの時計を選んだらいいか迷ってしまうかもしれない。
そんな時に上記の4つを参考にすると、 自分好みの腕時計を見つけられるはずだ。
腕時計を身につけるシーンから選ぶ
まず、腕時計を身につけるシーンから選ぶのがいいだろう。
- ビジネスシーンで使用する
- プライベートで使用する
- どちらのシーンでも使用したい
それぞれの解説をしていく。
ビジネスシーンで使用する
腕時計と言えばビジネスシーンで使用することが多いだろう。
ビジネスの場では腕時計が悪目立ちしないよう、 シックで上品なデザインのものを選ぶのが最適だ。
落ち着いた雰囲気を出すことができるだろう。
また、仕事中は腕時計を見る機会が増えるので、 すぐに時間を確認できるよう文字盤がシンプルなものを選ぶといい。
プライベートで使用する
腕時計はプライベートでファッションとして身につけるのもカッコよくキマる。
その際は自分の好きなデザインを身に着けるようにしよう。
上品なデザインを身に着けるも良し、 派手なデザインで外すのも良しだ。 機能も自分の好きなものを選ぶといいだろう。
どちらのシーンでも使用したい
『せっかく高級腕時計を買うのだから、ビジネス・プライベートどちらにも使用したい』
という方もいるだろう。
そんなあなたにはレザーベルトもしくはメタルベルトがおススメだ。
ビジネスのシーンではフォーマルな場面が多い。
そうなってくると革のベルトを使用するとカジュアルになり過ぎてしまう場合がある。
そのためレザーベルトやメタルベルトを選んでおくと外れることはないだろう。
時計の機能性から選ぶ
腕時計にはそれ自身の機能の違いや、使用する人のために考えられた機能がいくつか存在する。
機能性の違いを知っておくことで、腕時計を選びやすくなるだろう。
腕時計を選ぶうえで知っておく必要のある、基本的な部分を書いていこうと思う。
ムーブメントから選ぶ
まず、腕時計には3種類のムーブメントあることを知っておこう。
手巻きの機械式
自動巻きの機械式
クォーツ式
こちらの3つがそれぞれどんなものなのかどんな人におすすめなのかを解説していく。
・手巻きの機械式
薄くて軽いデザインのものが多いため、ビジネスのシーンで使用しやすい。
また、メンテナンス次第で一生モノになる。
ただ、一日一回自分でゼンマイを巻く必要があるので、 それを日課として楽しむ事が出来る人向けになるだろう。
・自動巻きの機械式
手巻きと同じ機械式なので、メンテナンス次第で一生モノになるのは変わらない。
違う点は、ゼンマイを自動で巻いてくれるというところだ。
ただし、手巻きの機械式と違って自動で巻くための機構が備えられているため、 厚みや大きさが増しているデザインが多い。
ビジネスシーンではやや不向きと言えるだろうが、 カジュアルな服装であれば、その高級感を惜しみなく発揮できる。
・クォーツ式
クォーツという鉱物に電圧をかけて振動をさせ、 その振動を利用して針が進むようコントロールをしているのがクォーツ式だ。
機械式と違って、寿命が約10年程度となっており、 また、その構造上大きな針を運針できないためデザインにも制限がかかる。
ただ、機械式よりも正確に時間を刻み続けてくれるという事と、 丈夫でメンテナンスコストがほぼかからないのが魅力だ。
海外に行くことが多いなら複数の時間を表示できるもの
海外にいく事が多い人、または海外の人を相手に仕事をすることが多い人は、 複数の時間を同時に表示できる腕時計がおススメだ。
時計の表示方法は複数あるが、 その中でも画像のように小さい時計が表示されているタイプのものが見やすいだろう。
パソコンをよく使うなら耐磁性のものを
機械式の腕時計は金属のパーツで構成されている。
パソコンやスマートフォンなどの強い磁気を浴びていると、 精度異常や最悪動かなくなってしまうといった症状が現れる。
この現象は磁気帯びと呼ばれており、対策がされている耐磁性のある腕時計であれば、 パソコン等をよく使用する人でも安心だ。
デザインから選ぶ
腕時計を選ぶにあたって最も重要視するのがデザインだ。
高級腕時計は失敗をしたくないからこそ、 どんなデザインにすればいいのか迷ってしまうことだろう。
実際、文字盤の形や種類、ベルトの素材や色などで印象は随分変わる。 そこでどんなデザインがあるのかを紹介しようと思う。
文字盤のデザイン
まず注目すべきなのは文字盤のデザインだ。 最も印象が変わる部分の『文字盤の形』から見ていくと、
- 一般的なラウンドタイプ
- クラシックな印象を与えるレクタンギュラータイプ(長方形)
- エレガントな印象のオーバルタイプ(楕円)
など、とても細かく分かれている。
自分に合うスタイルを演出したいのであれば、まずは文字盤の形を考えてみよう。
また、文字盤の色によっても与える印象ががらりと変わる。
一般的な白・黒・シルバーの文字盤だけでなく、 最近では鮮やかなカラーがブームになりつつあるのでファッション感覚でセレクトできるのが楽しい。
自分に合う1本を楽しく選ぼう。
ベルト
次に注目したいのがベルトのデザインだ。
腕時計のベルトの素材としては、 最も一般的で装着感の良いレザー、ビジネスでもカジュアルでも使用可能なメタルブレス、 汗や水に強いファブリック、衝撃に強い合成素材(ウレタン樹脂やシリコンカバー)が挙げられる。
各素材によって腕時計の雰囲気が大きく変わるので、 腕時計を使用するシーンに合わせて選ぼう。
ブランドから選択するのもあり
腕時計の歴史は長い。 腕時計選びに迷ったら、ブランドが持つ知名度や歴史を頼りに選択するのもありだろう。
沢山の人に愛されているブランドには愛される理由があるはず。 まず有名ブランドを選んでおけば間違い無いはずだ。
レンタルするという選択肢も
KARITOKEという高級腕時計を月額でレンタルできるサービスがある。 装着感などを試してみたい場合はこちらのサービスでレンタルをしてみる事で、 失敗のリスクを下げる事ができる。
また、レンタルしてみてその腕時計が気に入ったら購入することができる。 傷や故障・破損に備えた『安心キズ保証』というものもあるので、 安心してレンタルすることが可能だ。
ビジネスシーンでおすすめ!20万円前後で買える人気腕時計
予算20万円前後で『ビジネスシーンで選びたいおすすめの人気腕時計』を紹介しよう。
ビジネスシーンでは悪目立ちせず上品な印象を与えるような選択を心がけよう。 今回は商談相手に失礼のない、上品なイメージを与えられる腕時計を紹介していく。
セイコー プレザージュ
まさに上品という言葉が似合う腕時計だ。 有田焼ダイヤルの彩色が美しい一品である。 磁器特有の立体感がなめらかでうっとりするだろう。 あなたの所有欲を満たしてくれるはずだ。
ハミルトン ジャズマスター オートクロノ
クロノグラフ特有のごちゃつき感をインデックスのシンプルさがうまく消してくれているため、 機能的でありながら時計として見やすい。 存在感はありながら洗練されたデザインのため、シャープな印象を与えてくれる腕時計だ。
フレデリックコンスタント スリムライン ムーンフェイズ マニュファクチュール
『手の届くラグジュアリー』というコンセプト通り、 この価格帯とは思えないエレガントさを持った腕時計だ。
日々注目度が上がっているため、今後も見逃せない一品となっている。 この腕時計がスーツから見えたなら、『おっ?』と思わせることができるだろう。
タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル
スポーツウォッチでありながら、スーツと合わせても自然にキマる。
根強い人気を誇る、初めての高級時計として購入する人も多い腕時計だ。
知名度があるため安定した、定番の腕時計がほしい人にはピッタリだ。
ノモス タンジェント38
シンプルがゆえにチープさがあるのではないかと思われがちだが、決してそんな事はない。
薄いだけでなく高級感が漂うケース、腕にフィットするベルト。
それはすべてこの洗練されたデザインが生み出してくれているのだ。
高級腕時計独特の嫌らしさがないので、 『控え目だけど良いものを長く使いたい』という方にはピッタリだ。
プライベートでおすすめ!20万円前後で買える人気腕時計
プライベートで使用する腕時計を買う場合は、 ビジネスシーンのように型にはめる必要が無いため、 『自由すぎてどんなものを選んだらいいか分からない』という方が多いだろう。
人気の腕時計を紹介していくので、 自分の好みを絞るための参考にできればと思う。
モンブラン クロノグラフ オートマティック
もともとモンブランは万年筆などの筆記用具で有名なブランドであった。 そんなモンブランが手がける腕時計は近年注目を集めている。 ラウンド型のケースにシンプルな文字盤の組み合わせが特徴だが、 そのシンプルさがどんなファッションでも合わせやすい腕時計だ。
オリス ダイバーズ 65
ヴィンテージライクなデザインがカッコいいダイバーズウォッチだ。
存在感はあるが決して邪魔にならない小ぶりなケースが魅力的である。
また、オリスという会社が機械式にこだわりを持っているブランドであるため、 そんな信念に共感して購入する人も少なくない。
ハミルトン ベンチュラ
アシンメトリーなケースで特徴的な見た目を持つ腕時計だ。
その圧倒的な存在感は見る人の興味を駆り立てるだろう。
様々なムーブメントのモデルがあり、色んなニーズに応えられている。 他人と被らない腕時計が欲しい人にピッタリだ。
オリエントスター メカニカルムーンフェイズ
月の満ち欠けが表示されているため、『月齢時計』と表現されているロマンあふれる腕時計だ。
文字盤を美しく魅せるために両球面サファイアガラスを採用しており、 じっくり眺めると引き込まれそうになるだろう。
ハミルトン アメリカン クラシック
幅広いシーンで使用できる、アメリカンなデザインの腕時計だ。 アメリカン クラシックの歴史が長く、色も形も様々なバリエーションがあるため、 自分のお気に入りの組み合わせを見つけることができるだろう。
ビジネス・プライベートどちらもOK!20万円前後で買える人気腕時計
高級腕時計を買うのだから、ビジネス・プライベートどちらも使用したい』というあなたのために、 オン・オフどちらも使える腕時計をセレクトした。
定番のカラーにはなってしまうが、 どこか遊び心のある品を選んだのでぜひ参考にしていただきたい。
ユンハンス マックスビル
無駄のないデザインでビジネス・プライベート両用が可能。 ギラギラしていないシンプルな雰囲気がオシャレな腕時計だ。
また、夜になると発光するため時計としての機能性もいい。
ユンハンス マイスター カレンダー
シンプルで美しいデザインの中に月表示・曜日表示・月齢表示・日付表示があり、 機能性に富んでいるといえる腕時計だ。
シンプルが好きだけど、機能性も捨てがたいあなたにピッタリだ。
オリス ビッグ クラウン タイマー
レトロな雰囲気を持つ高級感もあり上品なデザインの腕時計だ。
装着感の良いレザーベルトが『良いものを着けている』という演出をしてくれる。
あたたかみのあるデザインがあなたを癒してくれることだろう。
ミドー オーシャンスター
高級感がありつつもスタイリッシュなダイバーズウォッチだ。
実用性で高品質な腕時計を探しているあなたにぜひおすすめしたい。
他人とあまり被りたくないという人にもミドーの腕時計はおススメだ。
セイコー アストロン エグゼクティブスポーツライン
見た目の華やかさ通り、機能性に優れている腕時計だ。 アストロンはその高い機能性からパイロットや航空エンジニアからのニーズもある。
ビジネスにもプライベートにも満足できる一品であろう。
腕時計を長く使うためのポイント
さて、お気に入りの腕時計を見つけたあなたは次にこう考えるはずだ。
『この腕時計を長く使っていくにはどう手入れをしたらいいのだろうか。』
そこで、腕時計の手入れの仕方や保管場所について書いていこう。
これらを参考にしていただき、腕時計をより長く使うための知識となれたらと思う。
使用後に汚れを拭き取る
腕時計を使用した後、汚れを拭きとろう。
メタルブレスでも、レザーでも、こまめに油脂を取り除かないと、錆やシミの原因になってしまう。
基本的にはメンテナンス用のクロス(セーム革)で汚れを拭き取るだけで大丈夫なので、 それをルーティンにしてこまめに手入れをするよう心がけよう。 また、水に濡れてしまったり、汗をかいて濡れてしまった場合は、 すぐに腕時計を外し、吸水性の高い布で拭き取ってほしい。
湿気の少ない場所で保管
腕時計は湿気が少なく、日が当たらない場所で保管するようにしよう。
湿気が多い場所は素材に関わらず酸化や変質をしてしまう可能性があるため、 脱衣所などに忘れてしまわないよう注意しよう。
だからといって湿気対策で乾燥剤と一緒に保管するのは、腕時計の内部にある潤滑油を吸収してしまい故障につながってしまうのでやめるようにしよう。
納得のいく腕時計を手に入れよう
せっかく長く使える高級腕時計を買うのだから、 自分に合う、使い勝手のいい腕時計を見つけたいはずだ。
自分をより良く表現するため、お気に入りのネクタイやシューズを選ぶように、 納得のいく腕時計を見つけよう。