気温20度と聞くと、過ごしやすく快適な気温というイメージがある。
しかし実際には季節の変わり目にあたり、朝晩で気温の寒暖差がある時期だ。
「何を着たらいいんだろう」
「この時期のコーデって難しい」
と、服装選びに悩むメンズも多いのではないだろうか。
そこでこの記事では、気温20度での服装、おすすめコーデや意識するポイントについて紹介していく。
気温20度はいつ頃?
気温20度とはいつ頃をさすのだろうか。
おおまかに気温20度というと、春と秋の季節の変わり目や初夏にあたるだろう。
しかしそれが最高気温なのか、最低気温なのかによっても服装選びは大きく異なってくる。
最高気温が20度であれば、朝晩は15度以下に冷え込む日もあるだろう。
逆に最低気温が20度であれば、日中は25度以上になる可能性も。
その日の最高気温、最低気温をチェックして、服装選びの参考にしよう。
服装指数を意識しよう
服装指数という言葉を聞いたことはあるだろうか。
服装指数とは日本気象協会が毎日地域ごとに発表しているもので、その日の予想気温からどんな服装がよいか提案している数値だ。
10:極寒。何を着ても寒い。
20:ダウンジャケットでしっかり防寒を。
30:厚手のコートで寒さ対策を。
40:裏地付きのコートがおすすめ。
50:薄手のジャケットを羽織ろう。
60:長袖シャツやカットソーでちょうどよい。
70:半袖にカーディガンで温度調節を。
80:半袖シャツ一枚で快適に。
90:ノースリーブでも暑い。
100:非常に暑い。暑さ対策が必須。
引用:日本気象協会
気温20度では、服装指数の50~70にあたるだろう。
外出前に服装指数を意識して、コーデの参考にしてみよう。
最高気温20度の時のおすすめコーデ
最高気温が20度というと、朝晩はまだまだ冷え込みがある時期。
「朝晩はまだまだ寒いけど何を着よう」
「昼間は暖かいし、コーデが難しい」
と、寒暖差があり服装に悩むメンズも多いのではないだろうか。
この時期は服装指数でいうと50~60にあたり、ライトアウターを着て体温調節するのがおすすめ。
ここからは、最高気温20度の時のおすすめコーデを紹介していく。
「テーラードジャケット」着回し力が抜群
テーラードジャケットとテーパードパンツのセットアップに白のカットソーとスニーカーを合わせたコーデ。
カジュアルからビジネスまで、幅広く活躍するテーラードジャケット。
どんなインナーやパンツとも相性がよく、着回し力が高い。
このコーデのようにセットアップで着こなせば大人っぽいこなれた印象になり、白のカットソーとスニーカーで程よくカジュアルに着崩している。
「ステンカラーコート」落ち着いた上品さが魅力
ベージュのステンカラーコートに青のチェックシャツ、黒のテーパードパンツを合わせたコーデ。
ひざ丈まであるステンカラーコートは、落ち着いた上品な印象に。
カジュアルなチェックシャツを合わせて、遊び心をプラス。
コートで上にボリュームを持たせ、下のパンツは細身ですっきりとまとまっている。
「カーディガン」温度調節しやすい万能アイテム
マスタードのカーディガンにアイボリーのカットソー、ワイドパンツを合わせたコーデ。
カーディガンの柔らかさとワイドパンツのゆったりシルエットで、余裕感のある雰囲気に。
カーディガンは着脱しやすく、寒暖差があるこの時期には温度調節しやすい万能アイテムだ。
「マウンテンパーカー」冷たい風や雨でも安心
マウンテンパーカーにハンドカラーシャツとスラックスを合わせ、同系色で統一感を演出したコーデ。
スポーティーなマウンテンパーカーだが、シャツとスラックスといったきれいめアイテムとも相性がいい。
まだまだ風が冷たかったり、急な雨も心配な時期に安心なのがマウンテンパーカーだ。
防水・防風性を備えており、ぐっと気温が下がる日はインナーにニットを合わせれば保温性もばっちり。
「コーチジャケット」スポーツミックスコーデを実現
スポーティーな印象のコーチジャケットにシャツを合わせたコーデ。
シンプルなデザインで、デニムなどのカジュアルパンツとの相性はもちろんのこと、テーパードパンツやスラックスといったきれいめパンツとも合わせやすい。
スポーティーなコーチジャケットにきれいめなシャツを合わせることで、清潔感がプラスされたスポーツミックスコーデに仕上がっている。
「モックネックカットソー」首元を上品に
黒のカーディガンに白のモックネックカットソー、カーキのテーパードパンツを合わせたコーデ。
首元が詰まったモックネックデザインは、上品で落ちついた印象に。
モックネックカットソーは他のアウターとも相性がよく、着回し力が高い。
白のモックネックカットソーがコーデの抜け感をプラスしてくれている。
「ワッフルカットソー」ワッフル生地の風合いがおしゃれ
黒のニットカーディガンにアイボリーのワッフルカットソー、きれいめなスラックスを合わせたコーデ。
ワッフルカットソーの生地の風合いが、Tシャツとはまた違った表情を見せてくれる。
インナーとして使いやすく、暖かい日は一枚でもさまになる程よいリラックスシルエット。
重ね着をして、裾からちらりと見せるのもおしゃれ。
「スウェットパーカー」リラックス感を楽しむ
ライトグレーのスウェットパーカーにフリースベスト、ストレートパンツを合わせたモノトーンコーデ。
カジュアルで子どもっぽく見られる可能性もあるパーカーだが、落ち着いたカラーを選べば着回し力も高くリラックスカジュアルな印象に。
きれいめアイテムとの相性もよく、ステンカラーコートなどのライトアウターのインナーとしても活躍するだろう。
「デニムカバーオール」大人カジュアルに着こなす
ダークネイビーのデニムカバーオールにシャツ、黒のストレートパンツを合わせたコーデ。
カジュアルなカバーオールだが、キレイめシャツ、細身の黒パンツと合わせることでスタイリッシュな大人カジュアルコーデに。
大人っぽく着こなしたいなら、明るめカラーではなくダークネイビーを選ぼう。
「ミニタリージャケット」周りと差をつける
オリーブのミニタリージャケットにブルーのシャツ、チノワイドパンツを合わせたコーデ。
大きなポケットがついたミニタリージャケットは存在感抜群で、一味違ったコーデに仕上げてくれる。
カジュアルなミニタリージャケットにシャツやローファーといったきれいめアイテムを取り入れ、周りと差がつくきれいめカジュアルを実現。
最低気温20度の時のおすすめコーデ
最低気温が20度というと、昼間は25度以上になり汗ばむ日もあるだろう。
「昼間は暑くなりそうだけど何を着よう」
「夏服にはまだ早いかな」
と、服装に悩むメンズも多いのではないだろうか。
この時期は服装指数でいうと60~70にあてはまることが多く、場合によっては半袖がちょうどいい暑さの日もあるだろう。
長袖カットソー1枚で過ごしたり、インナーを半袖にしてシャツなどを羽織りとして使用するのがちょうどいいだろう。
ここからは、最低気温20度の時のおすすめコーデを紹介していく。
「オックスフォードシャツ」清潔感を演出
ストライプのオックスフォードシャツに白のカットソー、黒のテーパードパンツを合わせたコーデ。
清潔感のあるシャツは万人受けするアイテムだ。
この商品のように、ビックシルエットのものは一枚でも羽織りとしても活躍する。
程よくロールアップをしてこなれ感をだしてみよう。
暑い日にはインナーを半袖にすると調節しやすい。
「オープンカラーシャツ」抜け感のある着こなし
ブルーのオープンカラーシャツに白のインナー、テーパードワイドパンツを合わせたコーデ。
オープンカラーシャツは首元が開いているのが特徴で、抜け感を演出できる。
ややもたつきを残してタックインで着こなすのもおしゃれ。
ブルーとホワイトの組み合わせが爽やかであり、足元はローファーを合わせ大人の上品さをプラス。
「サマーニット」一枚でおしゃれなコーデに
グレーのサマーニットにベージュのワイドパンツを合わせたコーデ。
シンプルな組み合わせだが、サマーニットのリラックスシルエットと生地の風合いが余裕感のあるおしゃれな着こなしを実現。
足元は黒のレザーシューズでしめて、大人っぽいコーデにまとめている。
「チェックシャツ」遊び心をプラス
黒のチェックシャツに白のカットソー、オリーブのカーゴパンツを合わせたコーデ。
チェックシャツが遊び心をプラスし、ワイドなカーゴパンツで余裕感のある着こなしになっている。
カジュアルな着こなしの中に落ち着きを感じさせるためには、ダークトーンのチェックシャツを選ぶことがポイント。
明るいカラーのチェックシャツは少年のような印象をあたえてしまうことも。
大人っぽく着こなしたい場合は、ダークトーンのチェックシャツを選ぼう。
「ロングスリーブTシャツ」オーバーサイズでシンプルにきめる
黒のロングスリーブTシャツにグレーのショートパンツを合わせたコーデ。
ロングスリーブTシャツはインナーとしても活躍するが、一枚で着る時はオーバーサイズシルエットのものがおすすめ。
ゆったりシルエットがシンプルなおしゃれな着こなしに。
モノトーンカラーに揃えることで、ショートパンツでも大人っぽい着こなしになるだろう。
「七分袖カーディガン」体温調節に便利
グレーの七分袖カーディガンにⅤネックの白カットソー、黒のテーパードパンツを合わせたコーデ。
体温調節に活躍するカーディガンを七分袖で軽やかな印象に。
カーディガンは柔らかな印象を与えてくれて、普段使いしやすいアイテムだ。
「ボーダーカットソー」インナーに活躍
カーキのオープンカラーシャツにボーダーカットソー、ネイビーのパンツを合わせたコーデ。
全体的に落ち着いたカラーの中に、インナーのボーダーでぐっと爽やかな印象に。
ボーダーを全面に出すと元気すぎる印象を与える可能性もあるが、インナーとして取り入れればコーデのアクセントとなり使いやすい。
「ミニタリーシャツ」一味違ったコーデに
カーキのミニタリーシャツに白のワイドパンツを合わせたコーデ。
胸元ポケットの存在感が際立ち、リラックスシルエットでコーデの主役になるミニタリーシャツ。
いつものシャツとは一味違った着こなしになるだろう。
白のワイドパンツがきめすぎない抜け感に。
「ポロシャツ」上品さをプラス
ポロシャツにデニムパンツ、ローファーを合わせたコーデ。
シャツとはまた違った上品さがあるポロシャツは、落ち着いた大人コーデに仕上げてくれる。
オーバーサイズシルエットを選べば、一枚でもさまになりカジュアルアイテムとも合わせやすい。
デニムパンツはダークカラーを選び、黒のローファーでコーデをまとめ、ちょうどいいきれいめカジュアルを実現。
「ショートパンツ」きれいめアイテムと合わせて大人っぽく
ブルーのハンドカラーシャツに白のカットソー、ベージュのショートパンツを合わせたコーデ。
子どもっぽくみられてしまう可能性もあるショートパンツだが、清潔感のあるきれいめシャツと合わせることで大人の着こなしに。
最高温度が25度以上の暑い日には、きれいめアイテムとショートパンツのコーデをしてみよう。
気温に適したファッションでおしゃれを楽しもう!
季節の変わり目にあたる気温20度。
時間によって寒暖差があるため、コーデに悩む日も多い時期だ。
気温や服装指数などに注目して、この記事で紹介したアイテムやコーデを参考に気温に適したファッションでおしゃれを楽しもう。