街着としてもアウトドアでも活躍する人気ファッションアイテム、マウンテンパーカー。
防寒着として高い機能性を持つマウンテンパーカーだが、
「どんなアイテムを選べばいいかわからない」
「種類が多すぎて選ぶのに困っている」
など、アイテムを選び方に困難さを感じている人も多いだろう。
そこで、今回はメンズ向けのマウンテンパーカーを選ぶポイントとおすすめブランド24選を紹介していく。
マウンテンパーカーデビューをしたい人は、ぜひ最後までご覧いただきたい。
マウンテンパーカーってそもそも何?
マウンテンパーカーは、もともと登山やアウトドアを目的として作られたフード付きのアウタージャケットである。
山は頂上に近づくほど気温も低下するため、その厳しい寒さを凌ぐ登山家たち向けにつくられた背景がある。
そんなマウンテンパーカーは、いつからか街着としても浸透し、防寒用アウターとして人々に愛されている。
もともと無骨でゴツゴツしたイメージがあるが、現在は洗練されたデザインのものも多く、アウトドアファッションには欠かせない存在だ。
防水性の高い素材に加え、リブのマジックテープやドローコードと呼ばれるフードの紐は雨風を凌ぎ、気候変動に強いのが特徴となっている。
アウトドアにとどまらず、ライフスタイルやその人の志向に応じた幅広い着こなしができるのがマウンテンパーカー最大の魅力だ。
マウンテンパーカーを選ぶポイント
そんな機能性の高くおしゃれなマウンテンパーカーだが、フードがついていたり、ナイロン素材がカジュアルなコーデになりすぎることが懸念される。
そこで、ここからはマウンテンパーカーを選ぶポイントを2つ紹介する。
- 落ち着いたカラーを選ぶ
- ゆるっとしたものがおすすめ
これらを意識することで、大人っぽいコーデにグッと近づく。
落ち着いたカラーを選ぶ
マウンテンパーカーは、カラーバリエーションの多いブランドでは赤や黄色など主張の強いアイテムを選びがちだ。
そのため、黒やネイビーなどの落ち着いたカラーを選ぶと、きれいめな着こなしができる。
また、落ち着いたカラーを選ぶと、インナーのカラーとマウンテンパーカーが自然に溶け込み、多彩なレイヤードスタイルが実現できる。
ゆるっとしたものがおすすめ
ジャストサイズのマウンテンパーカーはインナーを着たときに窮屈に見えてしまうことも。
そこで、一回り大きめのゆるっとしたサイズを選ぶと、重ね着をしても着脱がしやすい。
なお、ボトムスは細身のテーパードパンツやスキニーを合わせることで、きれいなYシルエットが完成し、スタイルがよく見える。
メンズマウンテンパーカーおすすめブランド
選ぶポイントを押さえた上で、実際にどのようなブランドがあるのかパッと思いつかない人もいるだろう。
ここからは、メンズのマウンテンパーカーのおすすめブランドを紹介する。
「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「コロンビア(Columbia)」のような王道以外のアウトドアブランドからも多数展開されているので、自分の用途に合ったお気に入りの一品を見つけていただきたい。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
高い知名度と人気を誇る「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は、アウトドアブランドでのランキング上位に見かける人も多いだろう。
街着としても馴染みやすく、防寒防水防風もバッチリなので総合力の高いブランドだ。
マウンテンパーカー初心者から上級者まで幅広く愛されるアイテムである。
コロンビア(Columbia)
アウトドアブランドの中でもスポーティでアクティブさが特徴のアウトドアの王道ブランド、「コロンビア(Columbia)」。
軽量で持ち運びがしやすいコンパクトな作りになっているのがポイントだ。カラーバリエーションが多く、自分がしっくり来るカラーを選ぶ楽しさもある。
パタゴニア(patagonia)
「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「Columbia(コロンビア)」に次ぐ王道の人気アウトドアブランド。
他のアイテムと組み合わせることを想定したレイヤリングが人気の秘密。
一回買って終わりじゃない、飽きずに進化し続ける着こなしを楽しもう。
チャムス(CHUMS)
「チャムス(CHUMS)」は、アウトドアの中でもキャンプ用品のイメージが強いが、アパレルも定評がある。
こちらのマウンテンパーカーは、裏地にボアフリースがあるので保温性もバッチリだ。
キメ過ぎず、カジュアルテイストに仕上げたい人はぜひチェックしてほしい。
アークテリクス(ARC’TERYX)
上品なアウトドアブランドの中ではハイエンドな立ち位置で、高級感が感じられる。
落ち着いたデザインでどんなインナーやボトムスとも合わせやすい。
通勤用アウターで着ても違和感なく着こなせそうだ。
ビームス(BEAMS)
人気セレクトショップ、「ビームス(BEAMS)」が出しているマウンテンパーカー。
アーバンで洗練されたデザインは大人な雰囲気を出せるアイテムだ。
ロング丈でYシルエットに仕上げたい人にはイチ押し。
ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)
創業者が船長だったため、マリンテイストが強い人気マウンテンパーカーだ。
山だけでなく海でもナチュラルにシーンに溶け込める、シンプルさを追求する人にはたまらないデザイン。
シェラデザイン(SIERRA DESIGNS)
マウンテンパーカーのランキング上位を占める人気ヴィンテージブランドの「シェラデザイン(SIERRA DESIGNS)」。
綿とナイロンが6:4の割合でつくられた通称「ロクヨン・クロス」や複数のポケットが魅力的で、古着を楽しむような感覚でマウンテンパーカーを着こなせる。
マーモット(MARMOT)
アウトドアブランドの中でも、ゴアテックス(GORE-TEX)を初めて採用した、ハイレベルなアウターを取り扱っているマーモット(MARMOT)。
襟元が立体的でしっかりと形状をキープしているので、フードを被らなくても保温性が高く、脇下のベンチレーションが通気性の高さを実現している。
寒さの厳しい環境で本気のアウトドアをする人はマストバイアイテムだ。
エフティーシー(FTC)
もともとはアメリカで生まれた人気スケートブランドで。
ファッションのトレンドを押さえながら、ゆるめで変幻自在に動けるのがポイント。
従来の良さとは異なるワンランク上のマウンテンパーカーが楽しめる。
アビレックス(Avirex)
ミリタリー系に強く、男らしさを感じるアイテムが多い。
ライナーが取り外し可能なので、秋冬から春先まで万能に着まわせる。
モンベル(mont-bell)
「モンベル(mont-bell)」は日本を代表するアウトドアブランド。
ジップと生地のカラーの組み合わせが他ブランドには無いユニークさがあり、コストパフォーマンスに長けているのが特徴だ。
「まずは手頃な価格でマウンテンパーカーデビューをしたい」という方にはおすすめだ。
マムート(MAMMUT)
秋冬のアウトドアシーンでよく見かけるあのマンモスのロゴで有名なブランドである。
中に空気が多く入る仕組みになっているため軽量でも暖かく、多くの登山家やウィンタースポーツのアスリートからも愛用されている。
やや大きめに作られているので、ゆったりした着心地を求めている人はピッタリだ
カルバン・クライン(Calvin Klein)
アンダーウェアや香水などファッション小物を多く扱っているアメリカ発祥ブランド、カルバン・クライン(Calvin Klein)。
スタンドされたリブやメタルジッパー、左腕にあるブランドロゴなど高級で上質さを感じさせるディティールである。
春から初秋にかけて、クールなスポーツスタイルを決めたい人は必見のアイテム。
ディーゼル(DIESEL)
思い切りのよい大胆なデザインが人気のトータルカジュアルブランド「ディーゼル(DIESEL)」。
インパクトのあるロゴデザインで、個性が表現ができるアイテム。
エルエルビーン(L.L.Bean)
創業111年、アメリカが誇るアウトドアのトップブランド、「エルエルビーン(L.L.Bean)」。
使い勝手の良さや、シンプルなデザインから普段使いしやすく、頑丈なつくりにも定評がある。
適度なゆとりのあるサイズ感で、窮屈に感じることなくフワッと着脱できるのがおすすめポイントだ。
エーグル(AIGLE)
「エーグル(AIGLE)は」、ブーツやバッグ、レインコート、ダウンなど普段使いできるアイテムが豊富なアウトドアブランドである。
防水・透湿機能に優れた機能性抜群のマウンテンパーカーで、本格アウトドアのシーンでも活躍すること間違いなし。
スノーピーク(snow peak)
日本を代表するアウトドアブランドで、焚火でも燃えにくいなど厳しい自然環境でも快適な実現している。
インフード仕様になっており、マウンテンパーカーとジャケット2WAYで使えるので、幅広いシーンで着まわせる。
ホグロフス(HAGLOFS)
「ホグロフス(HAGLOFS)」は、高いサステナビリティ意識が感じられるブランド。
スラっとしたシルエットのマウンテンパーカーは、余計な装飾が無いため、ミニマルデザインが好きな人にはぜひ試してほしい。
ナンガ(NANGA)
長年登山家たちに愛されている「ナンガ(NANGA)」は、軽くて丈夫なアウターラインナップが特徴的である。
ナイロンではなく「TAKIBI」という燃えにくい素材で作られており、冬場の焚火にも最適。
都会的でタウンユースもでき、マットな触り心地もクセになること間違いなし
ミレー(Millet)
多くの登山家たちの信頼と実績を持つ、世界的な登山ブランド。
高いストレッチ性が特徴で、ウィンターアクティビティからタウンユースまで使えるオールラウンド型のマウンテンパーカー。
カリマー(karrimor)
カリマー(Karrimor)は、イギリスの人気アウトドアブランドである。
襟元の生地が二重になったダブルフラップを備えており、防寒性に非常に長けている。
一昔前に展開されていたジャケットのディティールを再現しており、レトロさやクラシックな落ち着いたデザインが好きな人にはたまらない。
ナイキ(NIKE)
王道スポーツブランドからもアウトドアテイストが高いアイテムを展開している。
タウンユースでもアクティブさに特化したディティールがポイントで、丈や袖口のリブは防風性に優れていて、長時間着用
ていられるアイテム。
アディダス(adidas)
ナイキ(NIKE)に次ぐ、定番スポーツブランドからもアウトドアファッションを出している。
ルーズフィットで重ね着がしやすく、暖かく軽いので、秋冬のランニングにも使える。
スキニーと合わせてスポーツMIXも楽しめるのは嬉しいポイント。
マウンテンパーカーでおしゃれを楽しもう
今回はマウンテンパーカーを紹介した。
今回紹介したアウトドアブランドの中から、マウンテンパーカーを選べば、普段使いからアウトドアシーンまでワンランク上の着こなしができる。
これらはネット通販でも店舗でも入手可能なので、気になるマウンテンパーカーがあればいち早くチェックしよう。
お気に入りのマウンテンパーカーを見つけて、おしゃれを楽しもう!