初めてゴルフのラウンドに行くことが決まった時、「何を持っていけば良いのかな?」と悩みますよね。
打ちっぱなしにはクラブとグローブだけ持っていけばよかったものの、ラウンドはまた別。
ましてや初めてとなると、初心者の方は迷って当然です。
そこで今回は、
- ラウンドに持っていくべきもの
- 季節別の持ち物
- 女性が持っておくと良いもの
などを詳しく解説していきます。
「え?こんなものまで?」と、意外なものもあるかもしれません。
【必需品】ラウンドでの持ち物
まずは、ラウンドでの必需品とも言える持ち物を紹介していきます。
この他にも、持っていると便利な物がいろいろありますので、それらは後ほど紹介します。
まずは、初心者の方向けに「これだけは揃えておこう!」というアイテムに絞ってお伝えしますね。
ゴルフクラブ
ゴルフのプレーにおいて外すことができないのが「ゴルフクラブ」でしょう。
クラブには種類があり、ドライバー・アイアン・パターと、1打ごとに使い分けられるよう、最大で14本までバッグに入れておくことができるのも忘れてはならないポイントです。
ラウンドに持っていく本数は、前日にしっかりと確認しておきましょう。
グローブ
安定したスイングをするために必要なのが「グローブ」です。
グローブがないと余計な力が入ってしまうばかりか、思わぬケガにつながることもありますので忘れず用意しておきましょう。
もし忘れてしまっても、ゴルフ場で購入できる場合が多いですが、なるべく普段から使い慣れているものを使う方が安心です。
グローブのサイズは、自分の手の大きさにフィットしていますか?
サイズが合っていないグローブを使うと、グリップが滑ってしまう原因になりますので、できれば試着してから購入することをおすすめします。
グローブは、利き手と反対の手(右利きの場合は左手)にだけ着けるのが一般的ですが、手の保護や日焼け防止を目的として両手用のグローブを着用する人もいますので検討しても良いでしょう。
シューズ
意外と忘れがちなのが「ゴルフシューズ」です。
ゴルフシューズは、スイング時に足で踏ん張ることができるほか、起伏のあるゴルフコースを歩く場合や雨の日でも滑りにくいよう、スニーカーなどの普通の靴と比べてグリップ力が高くなっています。
スニーカーだと、芝の上では滑りやすく危険ですので、ラウンドでの使用はNGとされています。
ですので、ケガを防止するためにも、ラウンドに使用するシューズは専用のゴルフシューズを用意しましょう。
もし忘れてしまっても、ゴルフ場で購入できる場合が多いですが、なるべく普段から履き慣れているものを使う方が安心です。
キャップ・バイザー
強い日差しや紫外線を避けるだけでなく、安全面でも必要なのが「キャップやサンバイザー」です。
ラウンド中は、どうしても直射日光にさらされてしまいます。
そんな時、帽子をかぶることで、熱中症になるのを防いでくれるのはもちろんのこと、頭部へ打球があたってしまう事故からも守ってくれます。
また、最近はお洒落なゴルフウェアも増えているので、キャップやサンバイザーを、コーディネートのアクセントとして楽しむこともできますよ!
ボール
打ちっぱなしと違って、ラウンドでは自分が使う「ゴルフボール」は自分で用意する必要があります。
初心者のうちは、池や林に入れてしまうなど特にロストボールが多くなるので、ボールは多めに持っておきましょう。使えるボールがなくなるとプレーが続けられなくなるので、できれば20個程度は持っておくと安心です。
ボールの購入費用を抑える方法として、中古のボールを安価に購入することも検討してみてはいかがでしょうか。
ティー
ホールの最初に打つティーショットで使う必須アイテムが「ティー」です。
ティーにボールを乗せて地面から浮かせることで、地面に置いたボールより打ちやすくなります。
ティーの長さには種類があるので、主にドライバーで打つ際に使うロングティーと、ティーショットをアイアンで打つ場合に使用するショートティーの2種類を用意しておきましょう。
マーカー
グリーン上でのパターの際、自分のボールの位置をマークしておくために必要なものとして「マーカー」があります。
グリーン上では、自分のボールが他の人のボールに当たってしまわないよう、ボールは拾い上げておきます。
その時に、自分のボール位置の目印として使うものとして欠かせないのがマーカーです。
コイン型のものが多いマーカーは、小さくなくしやすいので、予備を含めて2つ準備しておくと安心できます。
ボールケース
ラウンド中、OBや池でボールをなくしてしまうことの多い初心者ゴルファーは、ボールをたくさん持っておきたいものです。そんな時に便利なのが「ボールケース」。
ゴルフパンツやスカートに取り付けることのできるタイプも多いので、ボールをなくしてしまってもすぐに取り出すことができます。
ボールケースがないとカートまでボールを取りにいくことになり、その分の時間と労力を要します。
他の人の迷惑にもなりますので、円滑にプレーするためにもボールケースはもっておくとよいでしょう。
飲み物
ゴルフ、特にラウンドでは屋外で長時間プレーします。
また、多くの汗をかくため、水分補給のためにも「飲み物」は必ず持っておきましょう。
夏場はもちろん、涼しい季節でも汗をかくことはあります。こまめに飲むことができるよう、カートに飲み物を用意しておくことが大切です。
冷たいもの、温かいものを飲みたいという方は、水筒を持参するのもおすすめです。
あると便利な持ち物
ここで紹介するのは、「なくてもいいけど、これがあると便利!」というような持ち物です。
これらを準備しておくと、ゴルフをより楽しめるようになるので、ひとつずつ見ていきましょう。
距離計
スコアアップにも大活躍してくれるのが「距離計」です。
距離計は、ボールの位置(計測点)からピン(目標点)までの距離を測るためのアイテムです。
距離計を使うことで、目視よりも正確に距離を測ることができるので、スコアアップにつながります。
距離が簡単にわかるようになると、考える時間を節約できるので、スムーズにプレーできるというメリットもありますよ。
初心者のうちから使いこなせると、心強い味方になってくれるでしょう。
カートバッグ
持ち物が多いラウンドにおいて、ないと意外と困るのが「カートバッグ」です。
ボールや飲み物、マーカーなどの細かな持ち物を入れておくためのバッグが一つあるだけで、非常に助かります。
コンパクトなものでいいので、用意しておくと良いでしょう。
ウェットティッシュ
あると重宝するのが「ウエットティッシュ」です。
ラウンドでは、汚れたボールを触った時などに手が汚れることが多いもの。
そんな時に、ウエットティッシュを持っていれば、手の汚れをサッと落とすことができるので、快適にプレーすることができますよ。
夏のゴルフでおすすめの持ち物
暑い夏に自然の中で行うゴルフでは、熱中症や虫刺されなどには特に注意が必要です。
せっかくのラウンドなのに、暑さに体力を奪われてプレーを楽しむ余裕がなくなってしまわないよう、しっかり対策しておきましょう。
タオル
夏のゴルフは特に多くの汗をかくので、「タオル」は必須と言えます。
大きめのタオルを持っておくと安心です。
また、熱中症になるのを防ぐためにも、スポーツドリンクなどでの水分補給も忘れずに行いましょう。
着替え
夏は多量の汗をかくので、「着替え」は絶対に持っておきましょう。
着替えを選ぶ際は、ゴルフ場にはそれぞれドレスコードがありますので、事前に確認したうえで選ぶようにしましょう。
日焼け止め
ラウンドでは、直射日光を浴びることになります。特に日差しの強い夏は、体力を奪われてプレーにも影響が出ることはもちろん、日焼けは避けられません。
それを少しでも防ぐために「日焼け止め」を塗って対策しておきましょう。
夏場はすぐに汗で流れてしまうので、できればカートバッグに入れておいて、途中で塗り直すことをおすすめします。
虫除けスプレー
自然の中でプレーできるのが気持ちの良いゴルフですが、虫には注意が必要です。
虫に刺されて、思わぬ病気になってしまわないように、「虫除けスプレー」を常に持っておきましょう。
汗拭きシート
汗をかいた時に使いたいのが「汗拭きシート」です。
ひんやりとする冷感タイプのものを選べば、暑い夏でも最後まで快適にプレーできるでしょう。
晴雨兼用傘
夏の紫外線対策にもなるのが「晴雨兼用傘」です。
雨を避けるのに使えるだけでなく、晴れている日にも日傘として使えるので、日焼けも防止できます。
杖代わりに使うこともできて便利ですよ。
冬のゴルフでおすすめの持ち物
寒い冬のゴルフでは、何より防寒対策が大事になってきます。
冷えると体が動きにくくなり、スコアを落としてしまうだけでなく、ケガをしてしまう恐れもあるので注意が必要です。
ここでは、防寒のためにおすすめな持ち物を紹介していきます。
アウター
一番の防寒対策は「アウター」を用意しておくことです。
薄手だけど風を通さないものを選んでおくと、スイングの邪魔にならずに防寒もできます。
プレーしていて体が温まってきたら脱いでおいて、冷えてきたらまたサッと羽織れる、そんなアウターがあると使い勝手が良さそうですね。
カイロ
手軽にできる防寒対策として、「カイロ」を上手に使いましょう。
貼るタイプのカイロを、腰や首の後ろあたりに貼っておくと、上半身と下半身を温めてくれて体が動きやすくなるので、ぜひ試してみてください。
また、手先も冷たくなりやすいので、貼らないカイロで温めながらプレーできると、より良いですね。
ネックウォーマー
防寒対策として、最も力を発揮してくれるのが「ネックウォーマー」です。
ネックウォーマーで首周りを温めてあげるだけで、アウター1枚を羽織る以上に体感温度が上がると言われているくらい、冬のラウンドには欠かせないものなんですよ。
お洒落なものもたくさんあるので、ウェアと合わせて選ぶのも楽しいですね。
雨の日に持っておくと便利な持ち物
突然の雨に対応できるようレインウェアを用意しておくと安心です。
ラウンドの日がいつも晴れているとは限りません。ラウンド中に雨が降ってくることもあるでしょう。
そんな場合でも、しっかり対策しておけば、支障なくプレーを続けることができます。
防水機能はもちろんのこと、オシャレなレイングッズも増えているので、好みに合うものを見つけてみてください。
レインウェア
雨の中、普通のゴルフウェアのままプレーすると、ウェアが雨に濡れて重くなるだけでなく、体が冷えてスイングに影響が出ることも。体調を崩してしまう原因にもなりかねません。
気温が下がった場合には防寒着としても活躍してくれるので、雨の日のラウンドでは必ず「レインウェア」を着用しましょう。
レインウェアを選ぶ際は、次のようなポイントに着目してみてください。
- ゴルフにも対応できる防水機能があることを確認する
- 夏の時期にも着用することを想定しておく(蒸れにくいものを選ぶ)
- 袖が着脱可能なものが便利(季節や気温に応じて使いわけができるため)
レインキャップ
レインウェアと同様、雨の日の必須アイテムが「レインキャップ」です。
雨で、頭や顔まわりが濡れてしまうのを防ぐためにも、防水機能があるものを選びましょう。
耳や首の後ろまでカバーするなら、ぐるりとツバがあるハットタイプのものもおすすめです。
タオル
雨の日に「タオル」を持っておくとなにかと便利なんです。
濡れた体を拭くのはもちろん、スイングの時に滑ってしまわないよう、手やグリップを拭くことにも使うため、準備を怠らないようにしましょう。
雨天対応グローブ
忘れてはならないのが、「グローブ」が雨天に対応できているかどうか。
グローブにも種類があり、天然皮革は手に馴染みやすい反面、雨で滑りやすい傾向にありますが、人工皮革や雨でも滑りにくいよう開発された雨天対応のグローブを選ぶことで、滑ってしまうことなくスイングに集中できるはずです。
女性必見!ゴルフでの必需品
ここでは、そんな女性ゴルファーが持っておくべき必需品も紹介しておきましょう。
日焼け止め
夏のラウンドでは欠かせないアイテムとして紹介しましたが、ゴルフ場では夏以外でも日焼けしやすいのは変わりません。
「日焼け止め」はしっかり用意しておきましょう。
リップクリーム
日焼けするのは肌だけではなく、唇も同じ。
唇が日焼けすると、乾燥したりヒリヒリ痛みが出てしまうこともあります。
UVカット効果がある「リップクリーム」で保護しておきましょう。
メイク落とし・化粧水など
ラウンドではたくさん汗をかくので、ラウンド後はシャワーで汗を流したいですよね。
そんな時、女性の場合は「メイク落とし」と「化粧水」が必要になるでしょう。
ゴルフ場によってアメニティの充実度は違うので、普段使っているものを持っていっておくと安心です。
メイク用品
シャワー後にメイク直しをするために、「メイク用品」は一通り持っていきましょう。
ラウンド途中のお昼休みにも、メイク直しができますよ。
ハンドクリーム
できれば「ハンドクリーム」も持っておくと◎。
ラウンドやシャワーの後に、手がカサカサになってしまわないように気を付けたいですね。
ハンドタオル
ラウンド中、お手洗いの時に使う「ハンドタオル」も忘れないでください。
必ず使うものなので、持ち物を用意するときに気にかけておきましょう。
準備を整えてゴルフを最大限楽しもう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
「打ちっぱなしとは違って、意外と用意するものが多いんだな。」
そう思ったのではないでしょうか?
夏は熱中症や日焼け対策、冬は防寒対策をしっかりと行うことでプレーに集中でき、それがスコアにも繋がっていくでしょう。
また、雨天対策は、季節を問わずしっかりと行っておくことが大切です。
女性ゴルファーは、普段から使用しているメイク用品などを持っておくと良いことを紹介しました。
初めてのラウンドは、ただでさえ緊張するもの。
気持ちがそわそわして、必要なものを忘れてしまわないように、前の日には準備を済ませておきたいですね!
準備が整ったら、あとはゴルフを最大限楽しみましょう!!