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2026.08.21

ファッション

革靴デザイナーが愛用するリーバイス「501」と「702」。シューズと相性抜群、絶妙な“丈感”が導く黄金バランス


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連載「服好きたちの“Levi’snap”」とは……

穿き込むほどに自分の体にフィットし、色の落ち具合からライフスタイルが滲み出る。だからこそ、長く同じ時間を共にしてきたリーバイスのジーンズには強い愛着が生まれる。その魅力はジーンズだけに止まらないと語るのが、フットウェアブランド「ブラザーブリッジ」のデザイナー、鈴木英明さんだ。

革靴もまた同様に経年変化を楽しむアイテムであり、いずれも彼のワードローブから外れることはない。何をどのように合わせるかには、鈴木さん自身のこだわりや美学が反映されている。
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【写真15点】「革靴デザイナーが愛用するリーバイス」の詳細を写真でチェック
 
紹介してくれたのは……鈴木英明(すずき・ひであき)●紳士靴メーカーで生産に携わり、OEM営業も経験。自社ブランド「ブラザーブリッジ」の設立、販路開拓、ブランド運営に大きく貢献する。その後、ブランドとともに2024年に独立し、浅草に直営店を開店。昨年、東京・入谷に場所を移し、「ザ ジン フットウェア クラブ」としてリニューアルオープンを果たした。先月には群馬・前橋に2店舗目を出店。 

鈴木英明(すずき・ひであき)●紳士靴メーカーで生産に携わり、OEM営業も経験。自社ブランド「ブラザーブリッジ」の設立、販路開拓、ブランド運営に大きく貢献する。その後、ブランドとともに2024年に独立し、浅草に直営店を開店。昨年、東京・入谷に場所を移し、「ザ ジン フットウェア クラブ」としてリニューアルオープンを果たした。先月には群馬・前橋に2店舗目を出店。 


作り手としての素地を養えたリメイク遊び

リーバイスのジーンズが持つ魅力は、購入直後よりも、使い込んでいく過程でより深く実感できるものだ。経年変化はもちろん、自分好みにアレンジを加える楽しみもある。鈴木さん自身も、まさにそうした面白さに惹かれたひとりだった。



「初めて手にしたリーバイスは、確か中学生の頃に買った『505』だったと思います。当時から自分でダメージを入れたり、縦糸を切ってヤスリをかけたりしていました。裁縫学校に通っていた姉のミシンを借りて、買ってきたバンダナを縫い合わせるようなリメイクもしていましたね」。

さらに、育った環境も鈴木さんのものづくりに対する感覚に大きな影響を与えていた。当時は無意識だったものの振り返ると父親の嗜好が自身のベース形成に大きな役割を果たしていたという。



「ファッションとしての『アメリカンカルチャー』を意識して好きになったというより、身近にアメリカのものしかない環境だったんですよ。父親が元ボクサーで、大のクリント・イーストウッドファンでした。

幼少期からアメリカのボクシング中継や映画『夕陽のガンマン』なんかをよく見せられて育ったんです。当時は昔の映画だという認識もなかったので、『アメリカでは今でもみんな馬に乗っているんだ』と本気で思っていたほどです(笑)」。

アメリカンカルチャーに触れる機会は多かったものの、意外にも当時はジーンズそのものに深くハマることはなかったという。



「当時は幅広いスタイルに興味があって、ジーンズだけにのめり込んでいたわけではありませんでした。持っていた505も細身のシルエットで、あえて避けていた時期もありましたね。

ただ、ジーンズ自体には興味がありました。スニーカーを買いにアメ横や原宿へよく通っていたのですが、そこでは地元で見かけないような、バックポケットにカモメマークが入ったデニムを穿いている人をよく見かけました。『大人はこういうのを履くんだ』と思い、エビスジーンズを手に入れたりもしましたね。あとから偽物だと気づいたんですけど(笑)」。


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