
気がつけば、もう11月。朝晩の空気も冷え込んできて、街を歩けば、軽やかに“秋支度”を始めた洒落者たちの姿が目に入る。今季の気分をさりげなく取り入れた5人の着こなしをスナップでチェック!
【写真20点】「シャツにジャケットetc.洒落者たちの秋支度。コーデの実例を5スナップでご紹介!」の詳細を写真でチェック① 白シャツ×ブラックカーゴで作る都会スタイル

シャツ=マービンポンティアックシャツメーカーズ Tシャツ=ノーブランド パンツ=エイトン シューズ=アディダス オリジナルス×ソングフォーザミュート
▶︎中島さんのスナップをすべて見る中島 良さん(44歳)
コットン100%に特化したシャツ作りに定評のある「マービンポンティアックシャツメーカーズ」。そんな同ブランドのストライプシャツを羽織り、白Tをレイヤード。中島さんはそこに「エイトン」の黒カーゴで、武骨さと抜け感を両立したスタイルを構築した。
足元にはグレートーンのスニーカーを合わせ、全体のトーンを柔らかく中和。ラフなのに品がある、まさに“大人のシティカジュアル”の好例だ。

「アディダス オリジナルス×ソングフォーザミュート」の個性的なスニーカーは、ハズしとして効能を発揮する。
② ナイロンブルゾン×チノパンで魅せる“知的アウトドア”

ジャケット=トゥモローランド シャツ=サンスペル パンツ=エイトジー シューズ=アディダス 帽子=サンスペル×キジマタカユキ 眼鏡=ディグナクラシック バッグ=マックパック
▶︎千崎さんのスナップをすべて見る千崎淳平さん(38歳)艶感のあるネイビーのナイロンブルゾンを主役に、インナーは「サンスペル」のブルーシャツを選択。ベージュのワイドチノを合わせることで、大人っぽさとともにリラックス感を演出している。
シャツと同じくバケットハットは「サンスペル」と「キジマタカユキ」共作。「マックパック」のバックパックが装いのアクセントになり、秋の街歩きにぴったりな知的アウトドアスタイルに仕上がった。


③ 黒のツナギでつくる、ワンカラーの抜け感コーデ

オールインワン=ギャルリー ヴィー Tシャツ=サンスペル シューズ=コンバース 帽子=ニューバランス×ミュウミュウ 眼鏡=テン アイヴァン バッグ=ロエベ リング=カルティエ リング2=アーム
▶︎マルさんのスナップをすべて見るマルさん(41歳)
ワークテイストのオールインワンを主軸に、オールブラックで統一したマルさん。インナーに用いた「サンスペル」のボーダーTと「ニューバランス×ミュウミュウ」の赤キャップが、遊び心ある挿し色として利いている。
仕上げには黒のレザーバッグを合わせ、カジュアルながらも品のある印象に。大人の一枚仕立てコーデのお手本である。



④ 王道のデニムオンデニムに、小物で色を添えて

Gジャン=フルカウント Tシャツ=ユニクロ デニム=リーバイス シューズ=レッドウィング バッグ=コストコ
▶︎カンノさんのスナップをすべて見るカンノさん(40歳)彼は「フルカウント」と「リーバイス」のデニム・オン・デニムに、白Tのシンプルな王道コーデを組んだ。ベージュ「レッドウィング」はアメカジコーデにベストマッチする。
手にした赤×白のトートバッグは赤の色味が彩りを加える名脇役。ベーシックの中に個性を忍ばせる、デニム愛好家の成熟したバランス感に脱帽です。



⑤ ボリュームパンツで作る“余裕ある黒”スタイル

ジャケット、シューズ=ともにルメール ニット=古着 パンツ=ヘドメイナー ベルト=ジルサンダー
▶︎溝内さんのスナップをすべて見る溝内浩二さん(38歳)ラグジュアリーなアイテム選びに古着を混ぜる、アイテムチョイスが素晴らしい溝内さん。
「ルメール」の黒いウールジャケットに、グレーのワイドパンツを合わせた大人のモノトーン。インナーの赤ニットとロゴ入りスウェットが、遊び心と季節感を兼ね備えている。
上半身に重さを出しつつも、パンツのドレープが軽快さをプラス。肩の力が抜けた“余裕のある黒コーデ”が秋の街に映える。

バドワイザーは古着で人気のあるグラフィックだ。


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シャツやジャケットといった定番アイテムも、素材・シルエット・小物使い次第でこんなに表情豊かに。季節の変わり目だからこそ、装いに遊びを持たせるのが洒落者の流儀だ。