【写真6点】「20〜40代、今や秋冬は短丈ブルゾンが全盛」の詳細を写真でチェックようやく本格的に寒くはなってきたものの、いまだ重量アウターを羽織るまでもない気温が続く。なんとも中途半端な気温に、何を着ようかと大人心も揺さぶられ……と、街角を見てみれば、キチンと季節に合わせたファッションを取り入れる大人が多数。そう、短丈アウターである。
コーチジャケットやGジャン、ウィンドブレーカーなどなど、手軽にサッと羽織ってサマになるうえ、中に着込めばもうちょっと寒くなっても役立つ一着が今回の主役。さて、コーディネイトはどんな感じが今っぽいのか? 今すぐ役立つライトな一着の装い方を見ていこう。
① モーター&スケートカルチャー薫るコーチジャケットを主役に
ジャケット=チャレンジャー Tシャツ=ハイドアンドシーク パンツ=ユニクロ スニーカー=ヴァンズ 帽子=バウワウ
▶︎稲垣さんのスナップをすべて見る稲垣宏一さん(47歳)オールブラックでバケットハット、足元にはヴァンズを合わせた廃れ知らずのストリートスタイルだ。この男らしい格好に、コーチジャケットが合わないわけがない。中でもモーターカルチャーや横乗りのムード、ロックなバックグラウンドを持つチャレンジャーのものは、間違いない選択肢。
第一ボタンまで止めて、一番下は開けるのが稲垣さん流。第一と第二だけ止めて下は開けるチカーノ風の着こなしもハマるだろう。寒くなったらパーカを着込んでもいい。胸ロゴだけ入ったシンプルなコーチジャケットは羽織り方をアレンジするのも楽しいのだ。
② ジャストなGジャンで上下ブルーコーデ実践
Gジャン=リーバイス Tシャツ=ミレニアムパレード パンツ、眼鏡、バッグ=すべてノーブランド サンダル=不明
▶︎淺田さんのスナップをすべて見る淺田冬希さん(24歳)色落ちが豊かでありながら、体にピッタリとあったデニムジャケットはなかなか見つからないだけに、あったらマストバイ。淺田さんはマイ・ゴールデンサイズをシンプルに着こなした。
シンプルと言っても、随所にこだわりは感じられる。例えばストライプパンツの色落ちの雰囲気はタマラないうえに、それでいて清潔感が感じられるブルー&ホワイトでまとめている。これが大人の目指すべき脱力感の見本だ。
③ コアなファンが多いブランドのブルゾンで絶妙コーデ
ブルゾン=エンノイ デニム=グラフペーパー スニーカー=サロモン サングラス、バッグ=ともに不明
▶︎清水さんのスナップをすべて見る清水景介さん(35歳)ファッション業界人からの支持が厚いブランドの実力とは? ブルゾンは高めの襟や肩が落ちて身幅が広めの絶妙なシルエットに納得のひと言だ。オールブラックで胸にロゴが入ったシンプルデザインがいい。その分かる人には分かる感もまた、街男からの人気の理由だろう。
デニム少し太めのストレートシルエットで、裾への溜まりはワンクッション。清水さんはボトムスの選びもまた、絶妙だ。シンプル好き必見の短丈アウターコーディネイトである。
④ シンプルスイングトップを個性たっぷりに着こなすには?
ジャケット、パンツ=ともにユニクロ ニット=古着 シューズ=ホーキンス 帽子=シーピーエイチ 眼鏡=ジュリアスタートオプティカル 腕時計=セイコー
▶︎千田さんのスナップをすべて見る千田 輝さん(35歳)お財布に優しいブランドで上下をまとめた千田さんは、その丈感と太さのバランスで圧倒。スイングトップは少し短めのボックスシルエットで、スラックスはバルーンシルエット、そのギャップにセンスが表れている。
キャスケットに味のあるレザーシューズというラギッドな要素を加えて個性を加えている点も、コーディネイトの完成度を高めた理由だ。そしてアイウェアは薄色が入った一本で今っぽさもプラス。
⑤ ネイバーフッドのジャケットを色やボトムス選びで大人らしく
ジャケット=ネイバーフッド Tシャツ=ワコマリア パンツ=古着 シューズ=コンバース 眼鏡=レイバン バッグ=エルメス
▶︎宮里さんのスナップをすべて見る宮里 唯さん(45歳)90年代からストリートを牽引するネイバーフッドのジャケット、そのロゴやグラフィックがあれば、ほかに要素はいらない。古着のスラックスやコンバースといった飾らない選びに、そんなマインドを感じ取った。
また、ブランドの世界観を投影するようなブラックやグレーを軸にしたコーディネイトからはスタイルすら感じさせる。若い頃にハマッたファッションを等身大の自分に当てはめるのがとても上手だ。
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もっと寒くなってきたら、どう楽しもう? Gジャンならばコートのインナーにしてもいいし、スイングトップは厚手ニットとともにトラッドに着こなすのもアリだ。そんなちょっと先のことを考えながら、今は短丈ジャケットの良さを素直に取り入れよう!