
アウトドアブランドの雄「パタゴニア」。抜群の機能性を持ちながらも、街のスタイルにも自然に溶け込む存在だ。防寒だけじゃなく、洒落感を生み出す大人たちのパタゴニアコーデを今回はピックアップ!
【写真15点】「『パタゴニア』のアウターコーデ集」の詳細を写真でチェック① 赤のナイロンジャケットを巧みに調理

ジャケット=パタゴニア トップス=ステューシー パンツ=ギャップ
▶︎成島さんのスナップをすべて見る成島正樹さん(40歳)やや着丈の長い鮮やかなブリックレッドのアウターが印象的な成島さんのコーディネイト。ラグラン仕様のジャケットは見るからに動きやすそうだ。なかには「ステューシー」の深緑のTシャツを挿しこみ、程良い太さのカーゴパンツでトップスとのバランスを調整。キャップとスニーカーもカジュアルな雰囲気にベストマッチしている。

② パープル×ホワイトでつくる、上品な90’sアウトドア

ジャケット=パタゴニア ブーツ=ティンバーランド×ノンネイティブ アクセサリー=エルメス
▶︎土岐さんのスナップをすべて見る土岐典生さん(46歳)土岐さんが主役に据えたのは、シーカヤック用のプルオーバージャケット「スカノラック」。’90年代に発売して以来、古着ラバーに人気がある傑作だ。そこへベージュのニットと白パンツをコーディネイト。ビビッドなパープルを活かした色使いと素材感のコントラストが素晴らしい。
足元にキメた「ティンバーランド×ノンネイティブ」のスエードブーツもアウターのテイストと見事に馴染んでいる。


③ 名品「シンチラ」はカモ柄フリースをチョイス

フリース=パタゴニア パンツ=バーリントン 靴=パラブーツ
▶︎三浦さんのスナップをすべて見る三浦由貴さん (39歳)数々の名品を有すパタゴニアのなかでも、根強い人気を誇る「シンチラ・スナップT・プルオーバー」。三浦さんはグリーン×グレーの抽象カモフラ柄を選択。「バーリントン」のワイドな白パンで抜け感を作り、トレッキングシューズで主役とテイストを合わせた。トップスの裾を折り曲げて、スラッとしたシルエットに仕上げているテクも参考にしたい。


④ 機能とミニマルを両立する大人の黒アウター

ジャケット=パタゴニア スウェット=古着 バッグ=ギャップ
▶︎高松さんのスナップをすべて見る高松 直さん(44歳)
古着のグラフィックスウェットに黒のパタゴニアジャケット。カジュアルながらも、どこか引き締まった印象はモノトーンの為せる業。オーバーシルエットのパンツでリラックス感を、サングラスで小粋なムードを演出。両胸とサイドにポケットを有し、バッグ要らずな機能性。流石はアウトドアが本業のパタゴニアである。


⑤ 重たくなりがちな秋冬は、ポップなカラーを楽しむ!

ジャケット=パタゴニア Tシャツ、アイウェア=ソーリー ア ブートレグ プログラム パンツ=ディセンダント シューズ=ヴァンズ 帽子=ダブルタップス バングル=カレンシルバー
▶︎黒澤さんのスナップをすべて見る黒澤 龍さん (41歳)シンプルなルックスで内側にはボアフリースがあしらわれた「インファーノ ジャケット」は、パタゴニアン垂涎の一着。ビビッドな赤のアウターは、黒パンツとバケハでトーンダウン。程良いストリート感と、どこか懐かしいアウトドアのムードが心地良く融合。秋冬の街角に映える、洒脱な“パタゴニアの赤”を上手に活用した好例だ。


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街に自然と溶け込みながら、確かな存在感を放つ。そんな“パタゴニア巧者”たちの共通項は、機能を洒落に昇華するバランス感覚に優れているところ。防寒も、快適さも、スタイルも。全部欲しい大人には、やっぱり「パタゴニア」がいい!