
無難、安心、定番。簡単にキマりやすい“白トップス・黒パンツ“スタイルは、やっぱり頼れる。一方で、シンプルな組み合わせゆえ、ごまかしが利かないのも事実。
ということでご紹介したいのが、以下の洒落者たち。ちょっとした工夫で、装いの印象は大きく変わる。きっと参考になるはずだ。
【写真10点】「絶対定番“白黒ワンツー“コーデが洒落れた街角の3人」の詳細を写真でチェック ① タックイン&ロールアップで、キッチリと

Tシャツ、パンツ =ともにグラフペーパー シューズ=クレマン バッグ=エンダースキーマ ブレスレット=グラム リング=ヴィンテージ
▶︎高田さんのスナップをすべて見る高田涼平さん(25歳)Tシャツのタックインに、袖のロールアップ。そして、足元は革靴を選んだキレイめスタイルの好例だ。極めてミニマルだが、こなれ感は抜群。さらに、レザー製の巾着バッグ、シルバーブレス&リングと、手元の装飾も抜かりなし。


② 優しい品格を添えて、ヤングな印象を回避

Tシャツ=不明 パンツ=パタゴニア シューズ=ビルケンシュトック 帽子=ゴールドウイン バッグ=イグノーブル リング=ヴィンテージ
▶︎西村さんのスナップをすべて見る西村文徳さん(43歳)
バケットハットにリンガーT、ショーツと一見してヤングな印象を覚えるが、ビルケンの柔らかなスエードが、さりげなくも落ち着きを添えている。このギャップ感のあるチョイスがいい。
例えば、もしこれがファットなスニーカーだったら、印象はまた違ったものになっていただろう。


③ “白黒“に溶け込んだ、遊びの効いたデザイン

Tシャツ=アフィックスワークス パンツ=リーバイス×キココスタディノフ シューズ=アシックス×キココスタディノフ 帽子=ニューエラ×キココスタディノフ 眼鏡=金子眼鏡 バッグ=サカイ×ポーター ピアス=キャリアリング ブレスレット=エルメス リング=クロムハーツ リング2=ヴィヴィアンウエストウッド
▶︎YASKINさんのスナップをすべて見るYASKINさん(38歳)
パンツとスニーカーともに、キココスタディノフが関わるコラボアイテム。見てのとおり、構築的でモダンなデザインがブランドの色である。
こうしたデザイン性のあるアイテムを黒で統一することもテクニックのひとつ。自然体で“遊び“を効かせるコツだ。

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控えめな白×黒のワンツースタイルだからこそ、工夫しがいがある。いつも同じではモノ足りない。そんな思いを払うように、自分らしく、気のままに格上げを実践したい。