
暑さが残る都市部に比べ、東北にはひと足早く秋がやってくる。その分、街行く人々の装いには、秋支度のヒントが詰まっていた。今回「仙台」の地でキャッチした3人には、これからの時季のファッションを楽しむ知恵が隠れていた!
【写真8点】「秋コーデの予習は“ひと足寒い”東北地方から学べ!」の詳細を写真でチェック ① ゆったりシャツで余裕ある秋口スタイル

シャツ=ラルフ ローレン パンツ=不明 シューズ=ヴァンズ 帽子=ニューエラ 眼鏡=オウン バッグ=CPCM
▶︎吉濱さんのスナップをすべて見る吉濱正行さん(53歳)淡いイエローのオーバーサイズシャツを主役に据え、ブルーデニムでリラックス感を演出。バッグとキャップ、シューズはナチュラルカラーを選択し、装いに上手く溶け込ませた。シャツ一枚で過ごせる今だからこそ映える、軽やかな大人の装いだ。

② レイヤードでつくる都会的な抜け

カットソー=ニードルズ Tシャツ=ユナイテッドアスレ デニム=リーバイス シューズ=サロモン 帽子、ブレスレット、リング=すべて不明 バッグ=モンベル 腕時計=アップル ネックレス=ジェネラルバイレモンティー
▶︎山口さんのスナップをすべて見る山口幸平さん(28歳)
ユナイテッドアスレの白Tに、ニードルズのメッシュカットソーをON、そしてリーバイスのブルーデニムをコーディネイト。アクセントにベレーキャップを合わせ、肩の力が抜けた雰囲気をプラスした。気温の上下が激しいこの時季は、レイヤリングを駆使した着こなしが正解だ。

③ 機能的アウターとショーツの掛け合わせ

ジャケット=アークテリクス Tシャツ=フレッシュサービス パンツ=ディッキーズ シューズ=クラークス 眼鏡=ユニクロ 腕時計=カシオ リング=ティファニー
▶︎葛巻さんのスナップをすべて見る葛巻航大さん(22歳)秋雨にも対応できるアークテリクスのナイロンパーカにショーツを合わせてスポーティなコーデを構築。挿し色となるネオンカラーのソックスは、彩る楽しさを感じさせてくれる。機能性と遊び心を両立させた秋スタイルの好例だ。


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まだ夏を感じていたい気持ちと、秋を迎えたい気持ち。その狭間にあるスタイルを、東北の洒落者たちは見事体現していた。来たる本格的な秋に向けて、ぜひ彼らの着こなしからヒントを得てほしい。