
半ば強制的に目立つアウターやパンツなどのウェアに比べれば、はたから見た重要度はさほど高くない。でも、いやだからこそ、自分が納得したモノを選びたい。そんな気骨が垣間見える、スペシャルなコラボ小物で固めた好例をピックアップ。では早速。
【写真10点】「バッグやメガネの小物はコラボもので特別感を!」の詳細を写真でチェック① お馴染みのアイコンに負けないバッグの主張

Tシャツ=シュプリーム パンツ=タイトブース シューズ=ナイキ×オフホワイト 帽子=サカイ×ダブルタップス 眼鏡=ノーブランド バッグ=ラミダス×フラグメント ネックレス=アンブッシュ ブレスレット=トムウッド リング=ボルトルーム
▶︎嘉山さんのスナップをすべて見る嘉山圭樹さん(45歳)世界に名高い巨頭が、スマートなシンプルスタイルをブラッシュアップ。胸元にはシュプリームのロゴが、足元にはオフホワイトのロゴとともにナイキのスウッシュが踊る。
一方、バッグの主張も負けてはいない。原宿生まれのラミダスと藤原ヒロシ氏のコラボレートによる、グッドセンスなモノトーン。サイズは小さくとも存在感は大きく、コーディネイトをピリッと引き締める。


② 硬派なブランド同士の“目ウロコ”変化球

Tシャツ=シュプリーム パンツ=チャンピオン シューズ=ニューバランス 帽子=ディセンダント 眼鏡=白山眼鏡店×テンダーロイン バッグ=ダブルタップス 靴下=ユニクロ
▶︎粕谷さんのスナップをすべて見る粕谷英ニさん(55歳)積極的に多色を織り交ぜ、若々しさを主張したショーツスタイル。ソックスとバッグの白が抜けとして機能するなど、全体のバランスメイクも巧みだ。
で、こだわりの目元にも注目を。ベーシックなサーモントタイプと見せかけて、実はフレーム上部にだけパーツを重ねた変化球。硬派な両ブランドの“目ウロコ”デザインに敬服!


③ バッグを筆頭に、ディテールでしっかり洒落る

Tシャツ=ノーブランド パンツ=オーエーエムシー シューズ=クラークス 帽子=ガーベッジ眼鏡=不明 バッグ=コムデギャルソン×カウズ 腕時計=ハミルトン バングル=アンダーカバー×パティスミス
▶︎アラヤさんのスナップをすべて見るアラヤさん(44歳)トクベツなバッグがちゃんと見えてない! という指摘はごもっとも。詳細は、下の写真をご覧いただきたい。著名キャラ「コンパニオン」が、これでもかとびっしり描かれている。
その圧倒的なインパクトを、ミニマルな軽装のアクセントとしてフル活用した。バングルもコラボモノで、長めの白ソックスとワラビーの組み合わせも独創的。ディテールでしっかり洒落る上級者だ。


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ここで取り上げたツワモノたちは、決して見せびらかし系の豪華一点主義者にはあらず。あくまで土台となる服とバランスをとって、スペシャルな小物で自らのテンションと装いの完成度を高めている。だからこんなに、自然と輝いて見えるのだろう!