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2025.03.03

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連日賑わう原宿のランドマーク的玩具店「キデイランド」の店長が語る今昔

渡辺真史●1971年、東京都生まれ。ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター。ローカルとインターナショナル、2つの視点で東京をクルージング。

渡辺真史●1971年、東京都生まれ。ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター。ローカルとインターナショナル、2つの視点で東京をクルージング。


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キャラクターや玩具を中心に全国に70店舗以上展開する「キデイランド」の1号店は、原宿のランドマークのひとつだ。

創業地にて60年続くも、社屋建て替えのため2012年に再オープン。地下1階〜地上4階の店舗で豊富な種類の商品を取り扱っている。

連日賑わう玩具店は、この地で何を見るか。店長の高橋二郎さんに今昔を聞いた。

「キデイランド 原宿店」

渡辺 通い慣れた原宿で、“ずっとここにある”印象。リニューアルの際、キャットストリートに一時移転したときは方向感覚が狂いました(笑)。今また子供を連れて来るようになって、時代の流れを感じます。
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高橋 秩父で書店事業を興した創業者が、1950年にワシントンハイツに住む子供たち向けにこの地に移転し、玩具店を始めたのが原点です。

渡辺 戦後まもなくからとは、この界隈でも古いほうでしょうね。

高橋 そうですね。創業時は隣にパン屋さんがありました。

渡辺 英国の玩具店「ハムリーズ」を思わせる舶来風の洒落た雰囲気で、外資系?と思ったこともありました。

高橋 商品の展開など、海外の方にはどうしたらウケるかというのを創業者がだいぶ研究したようです。

渡辺 今でもインバウンド客を含めて、国内外から賑わっていますね。

高橋 海外の方は、滞在スケジュールに当店を組み込んでいるようで、一度下見に来てから帰国前に再訪いただくことも珍しくありません。
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