③ 保温性と調湿性に優れたウール素材のフリース
ゴールドウイン
「ウールボアフリースフルジップジャケット」/4万4000円 ゴールドウイン(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター 0120-307-560)
フリースジャケットはもともと中間着(ミッドレイヤー)として開発されたアウトドア服。しかしながら昨今の冬の気温、そして街着としての認知度の高さを鑑みれば、アウターとしての活用は必然といえるだろう。
ゴールドウインのジャケットは、ウールをメインにポリエステルなどを加えた、ボリュームのあるボアフリースを使用。ウール素材ならではの保温性の高さに加え、調湿性による蒸れにくさも特筆すべき点だ。
例えば寒い外から暖房の効いた車内、屋内に入ったとき。冬でも服の中が蒸れ、結構な汗をかいてしまうこともある。そんなシチュエーションで、このジャケットの調湿性がもたらす快適さを実感できるだろう。
「擦れやすい肘部分には、丈夫なナイロンの別布を当てています。また着脱や重ね着がストレスなくできるように、摩擦の少ないメッシュの裏地を付けているのもポイントです」(ゴールドウイン マーケティング/佐藤浩貴さん)。
サイズ感はややゆったりめ。インナーにニットや厚手のスウェットを着ても、シルエットに響かないのがありがたい。アウターとして進化し続けるフリースジャケットにご注目を。
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ちょっと暖かい、急に寒い。気温が読みにくいからこそ、簡単に温度調整ができるアウターが役立つというワケ。そんな状況に打ってつけのライナー付きジャケットやウールフリース。この冬にわかに注目度が高まっているという次第だ。