ゆで卵に、ちょい足しアレンジ……おすすめの食べ方は?
Unsplash
――ダイエットにはゆで卵がいいと聞きます。ちなみに固茹で、半熟……など、茹で方によって何か栄養面での差はあるのでしょうか? ビタミンBは加熱すると失われる性質があるので、よりビタミンを効率的に摂取したいのであれば、生食や温泉卵に近い状態が良いでしょう。
一方で、最も消化にいいのは半熟とされています。少し疲れを感じているときや、就寝時間が近いときなど、できるだけ内臓に負担をかけたくない時は半熟卵にしておくのがいいですね。
反対に、固茹では消化されにくい=腹持ちが良いということ。脂質がそこまで高くないのでダイエット向きでもありますし、血糖値の乱高下を防ぐので、小腹が空いたときの間食にもおすすめです。
状況に応じて茹で方を使い分けるのは、賢い食べ方だと思いますね。
――ゆで卵以外の卵料理で、何か健康的な食べ方はありますか? 私自身、手軽で頻繁に取り入れているのが、お味噌汁やスープに入れる、という方法です。どんなジャンルの汁物とも相性がいいですし、卵をポトンと落とすだけの手軽さなのに、栄養価はグンと上がるので続けやすいです。
シンプルな卵かけご飯も良いですね。納豆と組み合わせてタンパク質をさらに増やしたり、にぼし粉やふりかけをかけてミネラルが摂れるようにアレンジするのもいいでしょう。
あとは牛丼やパスタに温玉をトッピングするのもおすすめです。外食でも実践しやすいので、忙しいビジネスパーソンでも取り入れやすいのではないでしょうか。
4/4