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“遊びに使える”たくさんの細かな工夫

各種情報を表示するディスプレイは標準装備。

各種情報を表示するディスプレイは標準装備。


例えば後席はただ座れるだけでなく、左右それぞれの席を下へ格納できる。だから乗員数や荷物に応じてラゲッジにアレンジすることが可能だ。

運転席&助手席の天井にはオーバーヘッドコンソールが備わるので、小物をしまっておくのも便利

写真は軽バン(ハイゼットカーゴ)だが、ハイゼットデッキバンの後席もこんな風に収納できる。

写真は軽バン(ハイゼットカーゴ)だが、ハイゼットデッキバンの後席もこんな風に収納できる。


また荷台(オープンデッキ)の部分は、積んだ荷物をヒモ等で固定しやすいように形状が工夫されているし、フックをはじめとしたさまざまなものを取り付けられるユースフルナットもたくさんある。

軽バン(ハイゼットカーゴ)には設定のない撥水シートが、ハイゼットデッキバンには標準装備(Lグレードは前席のみ)。濡れたウェアでも気にせず座れる。

軽バン(ハイゼットカーゴ)には設定のない撥水シートが、ハイゼットデッキバンには標準装備(Lグレードは前席のみ)。濡れたウェアでも気にせず座れる。


もちろん、同社の先進運転支援機能「スマートアシスト」が標準で備わるので、安全性が高いだけでなく、高速道路の運転も楽になる。スイッチひとつで4WDに切り替えられる4WD車も選べる。

唯一無二ゆえに、あまり知られていないハイゼットデッキバン。けれど遊びの達人ならば「軽トラ、でもないし軽バン、とも違う」のではなく、「軽トラであり、軽バンでもある」と気づくかもしれない。

まるで「さあ、アナタはこれでどう遊ぶ?」と、遊び人としての度量を試される試金石のような車だ。

籠島康弘=文

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