OCEANS

SHARE

2024.05.05

ファッション

デニム好き業界人4名の“デニムの履歴書”。初のベストジーニスト・国内デザイナーも登場



▶︎すべての写真を見る

基本のカタチはほとんど変わらないのに、時代や気分が如実に反映されるデニム。はき方、色、ブランドなど要因はさまざまだが、その変遷を辿ると現在地の解像度はグッと上がるはず。

ということで、オーシャンズ4月号でお届けしたデニム好き業界人による「デニムの履歴書」をダイジェストでチラ見せ。

これを読めば、今の気分な一本&はきたい理由がよくわかる!

「“501”と“505”が原点かつ現在地」

ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター 渡辺真史さん

ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター 渡辺真史さん


「中学時代、当時古着店でアルバイトをしていた姉から買ったリーバイス『501』。それが初めてファッションを意識して手に入れたデニムです。

振り返れば、ヴィンテージ、極太ストレート、タイトなブラック、個性あるデザイナーズ……という具合に、時期によりまったく個性の違うデニムをはいてきました」。



初「501」から、渋カジ&アメカジの影響で嗜好が変化した1990年代、そして自身のブランド「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ」を作るきっかけなど。

今の理想像に至るまでの遍歴まるっとお届けしよう。

「デニムにも“エレガンス”を纏わせたい」

ファクトタム デザイナー 有働幸司さん

ファクトタム デザイナー 有働幸司さん


国内ブランドのデザイナーとして初めて、ベストジーニスト賞を受賞した有働さんの“デニムヒーロー”は松田優作だ。

1980年代にアメカジと出会い、即ハマり、“ジーパン刑事”がアイコンだったそう。



DCブームの影響を受けつつもアメカジに傾倒した高校時代。しかし今は「ゆったりと見せつつも大人の品格はしっかりキープすることがマイルールです」と語る。

アメカジからヨーロピアンデニムへ、その変遷を辿ってみた。

2/2

次の記事を読み込んでいます。