OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. 遊べる軽トラ「スーパーキャリイ」を最近、街やアウトドアフィールドで見かけるワケ

2024.04.12

遊べる軽トラ「スーパーキャリイ」を最近、街やアウトドアフィールドで見かけるワケ

スズキ「スーパーキャリイXリミテッド」。最小回転半径は同社の「ワゴンR」の4.4mよりもさらに短い3.6m。

スズキ「スーパーキャリイXリミテッド」。最小回転半径は同社の「ワゴンR」の4.4mよりもさらに短い3.6m。


アメリカで最近大人気となっている「軽トラ」。

人気の理由は、同国のメインストリームであるピックアップトラックと比べて、圧倒的に価格が安く、低燃費で、小回りがきくかららしい。

アメリカで最も売れるピックアップトラックのフォード「F-150」に見慣れているアメリカ人からすれば、全長が4mにも満たない軽トラは、きっとキュートに映ったに違いない。
advertisement

▶︎すべての写真を見る
2/3

「遊びの車に軽自動車」はあり!

そんな軽トラは、もちろん日本でも一定の需要があるが、こと“遊びの車”としての魅力には、未だ気づいていないのではないか!? 

例えば最近登場したスズキ「スーパーキャリイ」の特別仕様車「Xリミテッド」も、“遊びの車”としては最適解のひとつだろう。

シート後ろにこれだけのスペースがある。販売店オプションのフックやバーを使えばいろんなモノを吊ったり掛けたりして利便性を高められる。

シート後ろにこれだけのスペースがある。販売店オプションのフックやバーを使えばいろんなモノを吊ったり掛けたりして利便性を高められる。


スーパーキャリイとは、スズキの軽トラ「キャリイ」のキャビンを後ろに伸ばして、シートにリクライニング機能を備え、シートスライド量も増やしたモデルのこと。

一方でキャビンが伸びたことで、荷台長はキャリイより少し短い。つまり、通常のキャリイは荷台にできるだけたくさん荷物を載せて、とにかく物を運ぶことを最優先している軽トラだが、荷台よりも車内の快適性を重視したのがスーパーキャリイということだ。
advertisement

シートの後ろに空間ができたことで、背もたれの後ろにちょっとした荷物を載せられるようになった。例えばバッグやテント、折り畳み自転車やツールボックスをポンと置いておける。

助手席を倒すとこのようなテーブルになる。

助手席を倒すとこのようなテーブルになる。


また、助手席は背もたれを前に倒すとテーブルになる。ここにはタブレットを差し込めるスリットがあるので、遊びに疲れたら動画を見たりメールのチェックをしながら、コーヒーを飲んだり、ちょっとした食事も取れる。

シート地は撥水加工済み。だから濡れたウェットスーツでドカッと座ることもできるし、汚れも簡単に拭き取れる。

小物をあれこれ収納できるオーバーヘッドシェルフが備わる。

小物をあれこれ収納できるオーバーヘッドシェルフが備わる。

3/3

次の記事を読み込んでいます。