OCEANS

SHARE

「深夜ラジオ」という潜在市場は大きい?

「MUSIC10」は、【あなたの夜に、音楽を。】をテーマに、リスナーからの音楽リクエストに“フルコーラス”でこたえる2時間の音楽番組。フォーク、ポップス、ハードロック、クラシック、ジャズ、歌謡曲から小唄まで、かける音楽はノンジャンル。番組タイトル通り、毎日10曲はフルコーラスでかけるというのがこだわりなのだそう。

構成作家の神部氏は以下のように話す。

「長く音楽番組を担当していると、この曲はかけ尽くされてるしなあ…などと、ついバイアスをかけてしまいがち。でも、その曲を知らないリスナーが1人でもいればその人にとっては新曲ということ。だから、先入観なし、ニュートラルにリクエストにこたえるようにしています。若いリスナーさんから、学校ではこんな音楽が流行ってますと教えられることもありますよ」

番組開始当初は、50~60代のリスナーが中心だったそうだが、昭和ブーム、コロナ禍でのおうち時間の増加に伴い、10~30代のリスナーも増え、幅広い層からリクエストが寄せられるようになったという。深夜帯の番組にも関わらず、生放送中に400通近いメールが寄せられることもあるらしい。驚くべき数の多さだ。

「オールナイトニッポン」統括プロデューサーの冨山氏によれば、ネット配信の普及、SNSとの相性の良さも相まって深夜ラジオの聴取率は右肩上がり。番組イベントへの集客も好調で、人気パーソナリティのオードリーによる番組イベントは、回を重ねるごとに会場が大きくなり、放送15周年となる今年はなんと東京ドームで行うという。

「15年前に比べると、番組スポンサーも10倍に増えています。実は、今が一番ラジオが聴かれているんじゃないでしょうか」

どうやら深夜ラジオには、大きな潜在市場がありそうだ。

都内・ニッポン放送で

都内・ニッポン放送で



3/5

次の記事を読み込んでいます。