「大人っぽく着られるラグラン袖の絶妙フィッティング」
着丈:71cm 身幅:62cm 袖丈:75.8cm(※Lサイズの場合) 2万5300円/キャプテン サンシャイン 03-6277-2193
| キャプテン サンシャイン 児島晋輔さん |
元エディターだけあってヴィンテージウェアに対する造詣が深く、幾度となくインスパイアソースとして活用してきたデザイナーの児島さん。
今回のスウェットのシルエットは、フレンチミリタリーに範を取っており、「ラグランスリーブのゆったりとしたフィッティングで、完全オリジナルデザイン」とのこと。
ミリタリーもののソースといえば、アウターが多いが、こうしたインナーにも目を配るあたりに豊富な知識量がうかがえる。アイテムを見れば、肩口の切り替え幅が広く、ゆるやかなアームホールを形成。身幅が広い点はかなり特徴的だ。
「至宝の超長綿であるスヴィンコットンを使用しています」と言うとおり、ゆったりシルエットがもたらすドレープ感も楽しめそう。
「シンプルなアイテムなので、トラウザースでも5ポケットでも、いろいろなパンツで挑戦してほしい」と推奨いただいた。
「単なる“ビッグ”ではない横長&丸いシルエット」
着丈:72cm 身幅:67.5cm 袖丈:58cm(※Lサイズの場合) 2万8600円/デラックス 03-6805-1661
| デラックス HUEさん |
近年ボックス型に転換しているデラックスのオリジナルシルエットがこちら。
「トレンドのビッグシルエットとは異なります。身幅が広く、着丈は短く、脇から背中にかけて特徴的な切り替えを施しました」。これにより単純に“ビッグ”にしたのではない、横長で丸みのあるシルエットが楽しめる。
ダメージ加工が施されており、「洗濯や着用者の骨格などから見られる経年変化をした古着から着想を得た」とHUEさん。
着こなしの点では、「広い身幅に対し着丈が短いぶん、インナーのTシャツと長さを変えてレイヤードを楽しむのもあり」とのコメントどおり、重ね着の幅も広がりそう。
「一点一点を手作業で仕上げました」というダメージ加工や左袖下に配置されたロゴプリントなどがアクセントとなる個性的な一着といえるだろう。