▶︎すべての写真を見る 凛として寡黙。それでいて優しく、表情豊か。いい男の話? いや、日常に寄り添ういい服の話だ。
エッセンシャルな色、素材、シルエットで奏でるアノニマス。身に纏うほどに伝わる感動が、何でもない“とある日”を彩る。
ディオールは語りかける。控えめながら力強く。退屈な日々からの出口は、特別な非日常だけではないと。
日常を彩る「ディオール」のいい服
コート96万円、カーディガン57万円、ニットキャップ10万5000円、リング7万7000円/すべてディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)
ディオールのグレーは白と黒の単純な中庸でなく、多くの色彩をはらんだシグニチャー。その美しくも匿名的な色合いをグラデーションでより豊かに。
クラシカルなコートは最上級のカシミヤ製。ひとつだけメタリックに仕上げられた袖口のボタンが粋だ。
ニット45万円、デニム16万円[参考価格]、ブーツ21万円、ソックス4万 1000円/すべてディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)
メゾンの伝統的なモチーフ「カナージュ」を全面にあしらったカシミヤのケーブルニットは、リブ編みのスタンドカラーと袖口でモダンな洗練をも伝える。
そこに、ワイドストレートのリジッドデニム。柔と剛のコントラストで“日常色”のネイビーに深みを。
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