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2023.12.30

レクサスのオーバーランダーがセンス良し! アメリカで日系メーカーが提案する3車



砂漠もあれば岩場もあり、都市部を離れれば地平線が見えるのが当たり前というアメリカでは、未踏地まで走り回れる“オーバーランダー”仕様がカスタムのトレンド。

最近は自動車メーカー自らが、オーバーランダー仕様にカスタマイズできるパーツを販売しているほどだ。

当然、世界最大級のカスタムカーの祭典「SEMAショー2023」でも、トヨタや日産といった日系メーカーから、いわば“オーバーランダー”がたくさん紹介されていた。

【写真10点】「最新のアメリカンオーバーランダー」を写真でチェック

日本じゃ見れないオフロードなNISMO製パーツ

日産「プロジェクト ラギッド ローグ」。いわば北米版「エクストレイル」のオーバーランダー仕様だ。

日産「プロジェクト ラギッド ローグ」。いわば北米版「エクストレイル」のオーバーランダー仕様だ。


日産「ローグ」は、日本のエクストレイルの北米版。その2024年モデルをベースに日産がカスタムした「プロジェクト ラギッド ローグ」がSEMAショー2023で披露された。

派手なラッピングこそされているが、別にボディに手が加えられているのではない。せいぜい、NISMO社製の3インチリフトのアップキットによって、ちょい上げされている程度。

なんだけれど、日本のエクストレイルのオプションカタログを見ても、リフトアップのキットだけでなく、オフロードルーフラックや丸型ライトのついたフロントバンパーガード、ボンネットライト、ボディ側面を守るロックレールの類いもないのだ!

エクストレイルにもマウンテンバイクやカヌーを積むと似合いそう。

エクストレイルにもマウンテンバイクやカヌーを積むと似合いそう。


NISMOとは日産のモータースポーツ部門で、日本ではスーパーGTに参戦中。そのためエクストレイルのNISMO製パーツは、いわゆるスポーティなものばかりなのだが、北米でNISMOはオフロードトラックのレースなどにも参戦している。

だから今回ローグが纏ったオーバーランダー的なパーツの開発もお手のもの、というわけだ。所変われば品変わるとは、まさにこのこと!? 

4灯が備わるNISMO製オフロードルーフラック(プロトタイプ)がボディに密着。

4灯が備わるNISMO製オフロードルーフラック(プロトタイプ)がボディに密着。


しかしよく見ると、ローグのこのパーツのほとんどには「プロトタイプ」と記されている。つまりまだ販売されていない? このSEMAショー2023の反響を見て売るかどうか検討するということだろうか。

もし北米の販売にゴーサインが出るようなら、是非とも日本でもエクストレイル用として売って欲しい!


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