人目につかない部分でオシャレを楽しみたい
「今日はいているソックスや鍵もそうですが、あまり人目につかないような部分でオシャレを楽しみたいという思いがあります」。
続けて「あ、そういう意味では……」と、久保田さんならではのディープなこだわりを開陳してくれた。
「ここ最近、Tバックをはいています。黒の『ヴェルサーチ』とか、4枚くらい持っていますね。とにかく繊維素材というか、衣類が好きなんです。女性に対してもそうで、顔とか体よりも、下着に興奮するくらい。
ジェンダーレスな時代ですし、自分もはいてみたいと思って。そうしたら、意外と気持ち良かったんです。見えない部分でオシャレを楽しみたいと言いましたが、Tバックはまさにそれですね」。
女性に求めるファッションも独特だ。
「自由でいいですが、強いていうならパンツより、スカートのほうが好きです。全身黒のスカートスタイルで、足元はエアジョーダン1の赤×黒を履いているような。
ストリートの中にもセクシーさがある、そんなスタイルですかね。それでTバックをはいていたらもう最高ですわ(笑)」。
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久保田さんが追求するオシャレは、アウターだけに止まらない。外に見えないインナーまでこだわるのが、真のファッショニスタなのだ。